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冷徹な皇帝のジュゼッペの胸中に秘められた初恋の残滓とスズランの栞にまつわる執着が非常に印象的でして、かつて憧れたフリーデリケへの純粋な想いがいつしか歪み彼女の愛した師を処刑するほど冷酷な統治へと彼を突き動かす様子も痛ましかったです。皇后が差し出した花を拒絶する場面からは自分自身を許せない孤独な男の絶望がひしひしと伝わってきましたし、一方で敗戦の苦境に立たされながらも民を連れて新たな防衛線を築くフリーデリケの凛々しさはかつての輝きを失っておらず対照的な二人の生き様が鮮烈ですね
  • 投稿者: 退会済み
  • 2026年 01月10日 05時42分
管理
初めての感想をいただき、胸がいっぱいです。ありがとうございます。

ジュゼッペの内面にある孤独や、フリーデリケとの対照的な生き様について、これほど深く読み取っていただけて本当に嬉しいです。

皇后を拒絶する場面の絶望感まで感じ取っていただけたことは、作者として大きな励みになります。

明日の最終話も是非お読みになってください。

「スズランの栞、紅の跡」は完結しますが、同じ世界の話は「戦場ロマンス」シリーズとしてしばらく書き続ける予定です。

皇帝ジュゼッペとフリーデリケ公女はちょくちょく出てきますし、公女の視点からの話も書く予定です。引き続きお付き合いくだされば幸いです。
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