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[一言]
私の実家にも同じ型番のピアノがあります。
そして、同じように兄弟が弾き、飽きられた後も同じように大きな顔をして、主がいなくなっても鎮座しています。
ついさっき冗談で「このピアノ中古でも高く売れるんだって」なんて話をしていたのですが、この話を読むとやはりピアノと出会った日、初めて触れた瞬間、家に迎えた日などの思い出が浮かんで来て、何にも代えられない大事なものであると改めて思いました。
私はこの小説にはいない人物、兄弟のさらに上の姉であり、ピアノの本来の主です。
いつかピアノを迎えに戻り、また主のいるピアノとして大きな顔をして私の部屋に鎮座してくれる日が来てくれることを願っています。
  • 投稿者: 紺野
  • 2017年 02月20日 15時31分
 紺野さん。
 読んでいただいた上に感想まで書いてくださり、感謝申し上げます。
 同じ型番とはまた奇遇ですね。それだけでも何やらお仲間のような気分になり、親身に感想を読ませていただきました。

 これを書いた頃とはまた状況が変わり、主は戻ってきたのですが仕事をしている身になりましたので、ピアノの前に座ることはほとんどなくなってしまいました。更に状況が悪くなっている感じです。

 それでも先日、長男は思い出したように、かつての十八番曲などを弾いて、久し振りに我が家にピアノの音が響き渡りました。やっぱり良いですねぇ、ピアノの響きは。
 ただし、もうかれこれ四年も調律をしていないので、ちょっと物悲しさを感じましたが。

 素敵な思い出のあるピアノ。
 紺野さんの感想を読んで改めて感じました。
 できる限り、大切にしたいなぁと思いました。

 お読みいただきまして、誠にありがとうございました。
  • 檀敬
  • 2017年 02月24日 13時33分
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