感想一覧

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純粋無垢な存在には綺麗な世界で生きて欲しいってのは、親家族含めた周囲の切実な願いであり、どうしょうもなく勝手な優しい虐待の様なものだと感じました
庇護者が存命な内は、その綺麗な世界は守られるかもしれないですが、庇護者がいなくなった瞬間にその世界は悪意ある者や悪意が無くとも些細な事で汚される末路しか見えない
結局は崩壊は遅いか早いかでしか無く、庇護者たるヴァルトはただ己の溺愛対象を愛でたい欲望と責任転嫁しか行ってませんね
息子の為、綺麗な世界で生きて欲しい。息子を己の悪業の理由にするなって話だし、この手の汚れ仕事が一代で終わらせてくれる程王家は無能では無いでしょう。ヴァルト亡き後に大人になったアステル君に真実と共に汚れ仕事をさせようとする王族が出てもおかしくは無いですし

復讐の末路に関しては、復讐者には復讐する理由の過去と復讐を実行する現在しか無いので、未来が灰色なのはあるだけマシって思うのと
何より苦々しく未来や復讐の先に死ぬと分かっていても復讐は止められない、それ以外の選択は無いからこそ、復讐者の復讐はより黒く鈍い輝きを発するのかな、と思いました。
感想をいただきありがとうございました。親子のこうしてあげたい、こうであって欲しい、という気持ちのすれ違い、ボタンの掛け違いがテーマの一つでした。「優しい虐待」という言葉、ヴァルトのあり方を表現するのにこれほどしっくりくる言葉はないですね。
深くキャラクターの心情に寄り添っていただけて、感無量です。
彼らの物語を見届けてくださり、本当にありがとうございました。
  • 九条 綾乃
  • 2026年 01月24日 20時35分
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