エピソード26の感想一覧
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本当に素敵なお話しでした。
クロードが勇者と結婚して、ヴィオレーヌはアベルと結婚することでクロードの守りたかったヴィオレーヌの笑顔を結果として守れたのだと思うと幸せな終わりで始まりだと思います。
あえてクロードの視点がないことで作中に神様のような人と描写さらるクロードの完璧さが表現できているように思えました、神様の思考を読者が知り得るはずがないですね。
でも、確かにクロードはヴィオレーヌを慈しんでいたし、そして勇者によって世界に色がついたのも事実であったのだなあと思います。勇者が迫る決断をアベルやヴィオレーヌが非難する場面もありましたが、全てを客観的に見れる読者と違って経緯を知らない2人がそういった感情を浮き上がらせてしまうのも当然のように感じましたし、あえて確な選択を突きつけてしまう勇者の迷いから出る行動にも血の通った人間味を感じてお話がより立体的になっていたと思います。
王道ストーリーの脇役に視点を当てるというなかなかないコンセプトでまた風景や色の描写が細かくて綺麗でした。
このお話が投稿されてからかなりの時間が経っているのは存じておりますが、いつかまたこのアカウントで投稿された新しいお話が読みたいです。いつまでたってもこの作品以上に素敵な作品とはなろうで巡り合わせられていないので初めて読んだ時から時間が経っているのですが、感想を書かせていただきました。
クロードが勇者と結婚して、ヴィオレーヌはアベルと結婚することでクロードの守りたかったヴィオレーヌの笑顔を結果として守れたのだと思うと幸せな終わりで始まりだと思います。
あえてクロードの視点がないことで作中に神様のような人と描写さらるクロードの完璧さが表現できているように思えました、神様の思考を読者が知り得るはずがないですね。
でも、確かにクロードはヴィオレーヌを慈しんでいたし、そして勇者によって世界に色がついたのも事実であったのだなあと思います。勇者が迫る決断をアベルやヴィオレーヌが非難する場面もありましたが、全てを客観的に見れる読者と違って経緯を知らない2人がそういった感情を浮き上がらせてしまうのも当然のように感じましたし、あえて確な選択を突きつけてしまう勇者の迷いから出る行動にも血の通った人間味を感じてお話がより立体的になっていたと思います。
王道ストーリーの脇役に視点を当てるというなかなかないコンセプトでまた風景や色の描写が細かくて綺麗でした。
このお話が投稿されてからかなりの時間が経っているのは存じておりますが、いつかまたこのアカウントで投稿された新しいお話が読みたいです。いつまでたってもこの作品以上に素敵な作品とはなろうで巡り合わせられていないので初めて読んだ時から時間が経っているのですが、感想を書かせていただきました。
エピソード26
[良い点]
勇者ちゃんが普通にいい子だと思うわ
結局、何でもできるけど、その何でもを自分だけの視点で振るうことはしないってのは大事だと思う。
[一言]
>貴女の自己満足の贖罪に、何故こちらが代償を払わねばならない?
>異世界からやってきて世界を救い、私やアベル、クロード様を含む幾多の人々の運命を変えた少女。
>どうか歩んできた足跡を、なかったことになんてなさらないでください。この世界を――私たちの未来を救ってくださって、ありがとうございました
辺境伯夫妻の人間性がとてもいやだな
恐ろしく他人事で自分や身内の受けた多大なメリットを棚に上げて、自分が受けたデメリットだけをことさら大きく取り上げてる
完全に傍観者で勇者が勝手にやったことならともかく、勇者に全部捧げさせている側(この世界の人間すべてに適用される)だって前提がついてるのに出てくる言葉がこれなわけだし
この世界の人間は自分の現世利益の享受だけで贖罪をする気もないんだなって
勇者ちゃんが普通にいい子だと思うわ
結局、何でもできるけど、その何でもを自分だけの視点で振るうことはしないってのは大事だと思う。
[一言]
>貴女の自己満足の贖罪に、何故こちらが代償を払わねばならない?
>異世界からやってきて世界を救い、私やアベル、クロード様を含む幾多の人々の運命を変えた少女。
>どうか歩んできた足跡を、なかったことになんてなさらないでください。この世界を――私たちの未来を救ってくださって、ありがとうございました
辺境伯夫妻の人間性がとてもいやだな
恐ろしく他人事で自分や身内の受けた多大なメリットを棚に上げて、自分が受けたデメリットだけをことさら大きく取り上げてる
完全に傍観者で勇者が勝手にやったことならともかく、勇者に全部捧げさせている側(この世界の人間すべてに適用される)だって前提がついてるのに出てくる言葉がこれなわけだし
この世界の人間は自分の現世利益の享受だけで贖罪をする気もないんだなって
エピソード26
[一言]
以前読んだお話だと思うのですが、覚えていないのです(笑)。新鮮な気持ちで読ませていただきました。
よくある勇者召喚のお話の裏話で、召喚によって人生を歪められた人々のお話ですが、本来なら結婚する人を奪われた主人公の切なさと、主人公を愛した夫、本来の世界から拉致されて帰るに帰れなくなった勇者の切なさと、勇者と行動を共にして彼女を支える決意をする主人公の婚約者。それぞれの心情描写が丁寧に描かれていて、とても素敵な作品でした。
ありがとうございました。
以前読んだお話だと思うのですが、覚えていないのです(笑)。新鮮な気持ちで読ませていただきました。
よくある勇者召喚のお話の裏話で、召喚によって人生を歪められた人々のお話ですが、本来なら結婚する人を奪われた主人公の切なさと、主人公を愛した夫、本来の世界から拉致されて帰るに帰れなくなった勇者の切なさと、勇者と行動を共にして彼女を支える決意をする主人公の婚約者。それぞれの心情描写が丁寧に描かれていて、とても素敵な作品でした。
ありがとうございました。
エピソード26
[良い点]
久しぶりにみたら、完結していて嬉しかったです。ありがとうございました。
久しぶりにみたら、完結していて嬉しかったです。ありがとうございました。
エピソード26
[良い点]
ヴィオさん尊い
[気になる点]
男二人はヘタレ
勇者ちゃん、色々ブレてるのは仕方ないのかもしれませんが。
最後の対話は結婚式より前に済ませなアカンのではないでしょうか。
この結婚式ってヘタレクロード憎し→ヴィオ憎しで、世界を代表させて二人への復讐になってますよね、これだと。
そもそもここでの選択肢。自分ではどっち選んでも後悔するから選べないって言い分は解るのですが。
だったら迫るべき相手はクロードだと思うのです。
ヴィオ巻き込むなや(ミスリードってのも悪質だし)
ヴィオさん尊い
[気になる点]
男二人はヘタレ
勇者ちゃん、色々ブレてるのは仕方ないのかもしれませんが。
最後の対話は結婚式より前に済ませなアカンのではないでしょうか。
この結婚式ってヘタレクロード憎し→ヴィオ憎しで、世界を代表させて二人への復讐になってますよね、これだと。
そもそもここでの選択肢。自分ではどっち選んでも後悔するから選べないって言い分は解るのですが。
だったら迫るべき相手はクロードだと思うのです。
ヴィオ巻き込むなや(ミスリードってのも悪質だし)
エピソード26
[良い点]
タイトル通りに勇者の伝説に埋もれた令嬢の行く末を綺麗に描かれていたとおもいます!
登場人物を絞っていたので、話全体がこじんまりとではありますが、まとまっていて読みやすかったです。
[一言]
クロードは向けられる好意を察した上で、勇者という超越者を制御せねばという責任感と同情心でもって婚姻し世に留めたのだと思いますが、同時にその察しの良さは待ち続けていたお姫様がどんなに苦しむかもわかっていたはずです。
そこを当然のように破談に巻き込むあたりがお姫様への信頼?というより甘え?があったのかなと思いました。誰よりもお姫様の努力と愛情を知っているよう気がするので。
辺境伯夫妻は普通に幸せになれそうでよかったです。
反面、公爵夫妻は表面上は幸せにみえても妻は特にですが、心底相手の愛情を信じることはできずに幸せになれなさそうだなと思いました。
大事な選択を詳細知らせずにお姫様に託す辺りが、とても性悪ですね。お姫様がクロードを選んだら召喚失敗→世界破滅の世界となり、その時初めてお姫様唯一人に世界の破滅が己の選択の結果であることを突きつける訳です。恋敵相手とは言えひどい。そもそもよくある旅立ちの時点で褒美にクロードとの結婚を約束された訳でもなく、旅の途中でクロードと相思相愛になった訳でもなくひたすら勇者の横恋慕。異世界庶民の勇者に影響された部分はあっても基本クロードは責任感のある貴族であった訳で、それを逆手にクロードを奪取したくせに、いざ愛されていないことや宮廷で密かに囁かれるお姫様への同情など(憶測ですが)を目の当たりにして、自らが呼び込んだ逆境についてお姫様に責任なすりつけてなかったことにしようとするあたり、ひとりの女性としてとても往生際悪いなと感じました。
時間逆行という反則チートで成し遂げてしまおうとする辺りが勇者ですけど。
公爵閣下は、辺境伯にお姫様の話を一切しないあたりまだ吹っ切れていないのではと推察したうえで、お姫様との信頼し支えあい愛情のある夫婦生活を失い、立場の危うい妻をコントロールしながら、それでも国の為に邁進する献身的な貴族として一生を送るのかもしれないなと。リボンはずっと机のなかにありそうです。
公爵夫妻が物語で語られるように幸せになるには相当の努力が必要だと感じると同時に、それでも死ぬ前あたりまでには幸せになっててほしいなとも思います。
上記のように、勇者の胸糞以外は妄想が膨らんで楽しかったです。長文失礼するとともに、今後の作品も楽しみにしています。
タイトル通りに勇者の伝説に埋もれた令嬢の行く末を綺麗に描かれていたとおもいます!
登場人物を絞っていたので、話全体がこじんまりとではありますが、まとまっていて読みやすかったです。
[一言]
クロードは向けられる好意を察した上で、勇者という超越者を制御せねばという責任感と同情心でもって婚姻し世に留めたのだと思いますが、同時にその察しの良さは待ち続けていたお姫様がどんなに苦しむかもわかっていたはずです。
そこを当然のように破談に巻き込むあたりがお姫様への信頼?というより甘え?があったのかなと思いました。誰よりもお姫様の努力と愛情を知っているよう気がするので。
辺境伯夫妻は普通に幸せになれそうでよかったです。
反面、公爵夫妻は表面上は幸せにみえても妻は特にですが、心底相手の愛情を信じることはできずに幸せになれなさそうだなと思いました。
大事な選択を詳細知らせずにお姫様に託す辺りが、とても性悪ですね。お姫様がクロードを選んだら召喚失敗→世界破滅の世界となり、その時初めてお姫様唯一人に世界の破滅が己の選択の結果であることを突きつける訳です。恋敵相手とは言えひどい。そもそもよくある旅立ちの時点で褒美にクロードとの結婚を約束された訳でもなく、旅の途中でクロードと相思相愛になった訳でもなくひたすら勇者の横恋慕。異世界庶民の勇者に影響された部分はあっても基本クロードは責任感のある貴族であった訳で、それを逆手にクロードを奪取したくせに、いざ愛されていないことや宮廷で密かに囁かれるお姫様への同情など(憶測ですが)を目の当たりにして、自らが呼び込んだ逆境についてお姫様に責任なすりつけてなかったことにしようとするあたり、ひとりの女性としてとても往生際悪いなと感じました。
時間逆行という反則チートで成し遂げてしまおうとする辺りが勇者ですけど。
公爵閣下は、辺境伯にお姫様の話を一切しないあたりまだ吹っ切れていないのではと推察したうえで、お姫様との信頼し支えあい愛情のある夫婦生活を失い、立場の危うい妻をコントロールしながら、それでも国の為に邁進する献身的な貴族として一生を送るのかもしれないなと。リボンはずっと机のなかにありそうです。
公爵夫妻が物語で語られるように幸せになるには相当の努力が必要だと感じると同時に、それでも死ぬ前あたりまでには幸せになっててほしいなとも思います。
上記のように、勇者の胸糞以外は妄想が膨らんで楽しかったです。長文失礼するとともに、今後の作品も楽しみにしています。
エピソード26
[一言]
戻りたければ戻ればいいのに。
だけど、それをわざわざヴィオレーヌに言う必要
があるのでしょうか?
結局は自分を正当化する為に、自分でしなくちゃ
いけない選択を他人に押し付けただけですよね。
しかも、誰だって主人公が選ばないとわかりきった
選択だし。主人公じゃなくても、今更感がいっぱ
いで、選びませんよ。
どこまで勇者は身勝手な人間なんだろうと思いました。
せっかく落ち着いて幸せになった家庭に、自分が
もやっとするからという我が儘で、自分の結婚式
でわざわざ選択とか。ちょっと自己陶酔入ってる
んじゃないかと勇者の台詞で思いました。
みんなそれぞれ理由があり、犠牲にしてきたのだから
誰も悪くないと書きたかったのだけど、悪い人は確実
に二人ほどいますしね。
これで主人公をダシ(当て馬)にして、勇者と元婚約者
が気持ちを確認して前向き結婚生活となれば、イラッ
ときます。そうなれば、発言力が増した勇者に国王
側が危機を覚えて処分するような別ストーリーが始
まって欲しいです。薬を使えばイチコロ。
戻りたければ戻ればいいのに。
だけど、それをわざわざヴィオレーヌに言う必要
があるのでしょうか?
結局は自分を正当化する為に、自分でしなくちゃ
いけない選択を他人に押し付けただけですよね。
しかも、誰だって主人公が選ばないとわかりきった
選択だし。主人公じゃなくても、今更感がいっぱ
いで、選びませんよ。
どこまで勇者は身勝手な人間なんだろうと思いました。
せっかく落ち着いて幸せになった家庭に、自分が
もやっとするからという我が儘で、自分の結婚式
でわざわざ選択とか。ちょっと自己陶酔入ってる
んじゃないかと勇者の台詞で思いました。
みんなそれぞれ理由があり、犠牲にしてきたのだから
誰も悪くないと書きたかったのだけど、悪い人は確実
に二人ほどいますしね。
これで主人公をダシ(当て馬)にして、勇者と元婚約者
が気持ちを確認して前向き結婚生活となれば、イラッ
ときます。そうなれば、発言力が増した勇者に国王
側が危機を覚えて処分するような別ストーリーが始
まって欲しいです。薬を使えばイチコロ。
エピソード26
[良い点]
それぞれの登場人物の思いの流れが自然でこまやか。素晴らしい描写力です。久しぶりによんでいて目から汗がにじみ出ました。
[気になる点]
勇者の活躍の描写が、すこし平面的かな?それとも前後のバランスでこれでいいのか。好みかも。
[一言]
ええ話や!!他の話も期待です。
それぞれの登場人物の思いの流れが自然でこまやか。素晴らしい描写力です。久しぶりによんでいて目から汗がにじみ出ました。
[気になる点]
勇者の活躍の描写が、すこし平面的かな?それとも前後のバランスでこれでいいのか。好みかも。
[一言]
ええ話や!!他の話も期待です。
エピソード26
[良い点]
面白かったです!出来ればクロード視点も欲しかったです。あと、勇者とクロードがその後どうなったのか知りたいです。
面白かったです!出来ればクロード視点も欲しかったです。あと、勇者とクロードがその後どうなったのか知りたいです。
エピソード26
[良い点]
この終わりが、はじまりなんですね。書きすぎてしまう作家さんが多いなか、余韻が残る最後は、甘酸っぱくも心が温かくなりました。
草木花の描写が鮮やかで、またそれを登場人物の心情にからめて、お話の一部としているのも自然で、全体のシームになっていたと思います。
読みやすいながらも吟味された言葉や表現も味わい深かった。
[気になる点]
甘やかされ慣れた読者なので、やはりクロード視点が気になりますが、もう蛇足にしかならないんでしょうね。アベルとヴィオレーヌの甘々もダメでしょうか。
[一言]
引き込まれるお話、世界観でした。次作も是非読んでみたいです。
この終わりが、はじまりなんですね。書きすぎてしまう作家さんが多いなか、余韻が残る最後は、甘酸っぱくも心が温かくなりました。
草木花の描写が鮮やかで、またそれを登場人物の心情にからめて、お話の一部としているのも自然で、全体のシームになっていたと思います。
読みやすいながらも吟味された言葉や表現も味わい深かった。
[気になる点]
甘やかされ慣れた読者なので、やはりクロード視点が気になりますが、もう蛇足にしかならないんでしょうね。アベルとヴィオレーヌの甘々もダメでしょうか。
[一言]
引き込まれるお話、世界観でした。次作も是非読んでみたいです。
エピソード26
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