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感想失礼いたします。
「聖女が敗北した後」という切り口から始まり、地下牢という閉鎖空間で一気に世界観と力関係を提示する導入がとても印象的でした。いきなり救済や逆転に振らず、聖女の憎悪と諦観が混じった視線から始まるのが新鮮です。

特に良かったのは、転移者の朱里と転生者エリーシャの会話です。現代日本の固有名詞を畳みかけるやり取りで、同じ「異世界」でも立場と視点が決定的に違うことが自然に伝わってきました。エリーシャの余裕と知性が、説明臭くなくキャラクターとして立ち上がっているのが巧みだと思います。

「聖女=善」「貴族=敵」という単純な構図にせず、噂と実像のズレを示して一話を締める流れも好みでした。この先、二人の関係と世界がどう転がっていくのか、とても気になります。
読んでくださってありがとうございます。
勧善懲悪じゃない物語にしたいと思っているのでそう言っていただけて嬉しいです。
まだ1000文字ちょいと始まったばかりですが、お話と引き続きお付き合いいただければ幸いです。
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