感想一覧
▽感想を書く新興貴族のセリーヌと旧貴族のレオノール。
革新と伝統。
新興勢力は社会に変革を齎し、経済にダイナミズムを与えますが、同時に既得権益を圧迫して、そこに軋轢が発生します。
貴族を纏める立場である王家は、必然的に貴族間における利害関係の調整を強いられたでしょう。
急速な変化に戸惑う時、往々にして人は慣れ親しんだ物事へのノスタルジアを求めて、伝統への回帰を目指します。
諸問題への対応に追われ、消耗した王太子は、婚約を破棄して、旧貴族のレオノールの手を取ることで、安定と平穏を求めたのでしょうか。
しかし、安定は停滞と同義です。流れない水が腐るように、自浄作用を無くした社会は、ゆっくりと活力を失って行きます。
セリーヌと再会した王太子は、そんな現実を目の当たりにしたのかも知れません。
革新と伝統。
新興勢力は社会に変革を齎し、経済にダイナミズムを与えますが、同時に既得権益を圧迫して、そこに軋轢が発生します。
貴族を纏める立場である王家は、必然的に貴族間における利害関係の調整を強いられたでしょう。
急速な変化に戸惑う時、往々にして人は慣れ親しんだ物事へのノスタルジアを求めて、伝統への回帰を目指します。
諸問題への対応に追われ、消耗した王太子は、婚約を破棄して、旧貴族のレオノールの手を取ることで、安定と平穏を求めたのでしょうか。
しかし、安定は停滞と同義です。流れない水が腐るように、自浄作用を無くした社会は、ゆっくりと活力を失って行きます。
セリーヌと再会した王太子は、そんな現実を目の当たりにしたのかも知れません。
そもそも新興貴族が婚約者だったのは何故? そこに王の意思があって、王太子はそれを無視して勝手に破棄したようにも見える。
私情を挟まず論理で、とか言ってるけど旧貴族派に完全に操られてるような・・・
私情を挟まず論理で、とか言ってるけど旧貴族派に完全に操られてるような・・・
王も静観した所を見ると、王太子の判断はそこまで間違っていない。短いお話なので、この国の国内事情や他国の情勢など詳細は分からないのですけども、王太子は時流を読み間違えたのかなと。それか心の底では新興貴族の血を混ぜるのを厭っていただけなのか。
どちらにしろ他派閥を軽く見過ぎで、もう少し慎重に派閥のバランスを取るべきでしたよねぇ。あんな優秀な人材を他国にあげちゃうなんて。
あんぽんたんな王太子の婚約破棄が多い中、現実にあり得そうなお話で面白かったです。
どちらにしろ他派閥を軽く見過ぎで、もう少し慎重に派閥のバランスを取るべきでしたよねぇ。あんな優秀な人材を他国にあげちゃうなんて。
あんぽんたんな王太子の婚約破棄が多い中、現実にあり得そうなお話で面白かったです。
- 投稿者: pekoe&lapis
- 2026年 02月09日 12時02分
ご感想ありがとうございます!
おっしゃる通り、この物語では国内事情や派閥関係の細部までは描いていませんが、だからこそ「政治としては筋が通っているのに、結果として何かが噛み合わなくなる」という感覚を書きたいと思っていました。
王太子の判断が「完全な誤りではない」という絶妙なラインを意識していたので、そう言っていただけてとても嬉しいです。
おっしゃる通り、この物語では国内事情や派閥関係の細部までは描いていませんが、だからこそ「政治としては筋が通っているのに、結果として何かが噛み合わなくなる」という感覚を書きたいと思っていました。
王太子の判断が「完全な誤りではない」という絶妙なラインを意識していたので、そう言っていただけてとても嬉しいです。
- 福嶋莉佳(福島リカ)
- 2026年 02月09日 13時53分
私情は挟まず、政治や血統を引き合いに出して相手の高い素養も評価する……そのうえで破棄したのはいいですが、結果的に他国に敏腕な人材送り、難敵にしてしまった気がするのはなんででしょう。
セリーヌさんやその身内に暴言をぶつけた訳でもない、レオノールさんを冷遇した訳でもない、なのに何故か冷や汗をこちらまでかいてしまいそうな静かな恐怖らしきものを抱かせる、興味深いお話でした。
セリーヌさんやその身内に暴言をぶつけた訳でもない、レオノールさんを冷遇した訳でもない、なのに何故か冷や汗をこちらまでかいてしまいそうな静かな恐怖らしきものを抱かせる、興味深いお話でした。
ご感想ありがとうございます。
王太子としては理にかなった判断のはずなのに、どこか噛み合わない――自身の「正しい選択」がどのような結果につながるのかを書いてみました。
興味深いと言っていただけて嬉しいです。
王太子としては理にかなった判断のはずなのに、どこか噛み合わない――自身の「正しい選択」がどのような結果につながるのかを書いてみました。
興味深いと言っていただけて嬉しいです。
- 福嶋莉佳(福島リカ)
- 2026年 02月08日 12時41分
『ですが……そこまでの配慮が必要でしょうか』←オイオイ。
保守派なら保守派が悪いとは言わないけど、トップなら違う派閥に余計配慮は必要。それが出来ないで鞍替えするのは王は向いてない。実は自覚してないだけで、新派閥の嫁が面倒で自分が好きなタイプを選んだだけでは?うっすら親には見捨てられかけ新しい婚約者の傀儡にされてる様な。
保守派なら保守派が悪いとは言わないけど、トップなら違う派閥に余計配慮は必要。それが出来ないで鞍替えするのは王は向いてない。実は自覚してないだけで、新派閥の嫁が面倒で自分が好きなタイプを選んだだけでは?うっすら親には見捨てられかけ新しい婚約者の傀儡にされてる様な。
感想ありがとうございます!
鋭いご指摘で、思わず考えさせられました。
王太子の判断についても、いろいろな見方があるのだと思います。
鋭いご指摘で、思わず考えさせられました。
王太子の判断についても、いろいろな見方があるのだと思います。
- 福嶋莉佳(福島リカ)
- 2026年 02月08日 12時36分
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