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感想と評価が欲しいということで、小説読ませて頂きました! 物語を書き始めるというのはとてもエネルギーのいる事だと思います。ここからどのように物語が動くかとても楽しみであります。

なので、ここで書いた評価といいますか、私が「こうするといいと思う」といったところは鵜呑みにせず、ご自身で考えて活かして頂ければと思います。

まずは感想ですが、

0話からミステリー感もある始まり方、続く1話で他人から見た主人公の視点で、他者から見た時の主人公の異質さというか、あまりにも自然で異質さに気づけなかった時の不気味さが伝わってきました。2話でようやく話が動くかなという期待がありました。

評価
評価の方もお願いしますといったところだったので、感想とは別に。

まず「描写が無さ過ぎる」感じがしました。よく小説において、主人公の名前は一文でも早く出した方がいいと言われがちではありますが(例外はあります)、これは何故かと言いますと名前が無いとずっと「オレ」として話が進んでしまうモヤモヤがあると思います。

奪うか奪われるかの世界で生きてきたと言っているこの男の名前はなんなのか? 物語の0話だと、色々な話を読んだことのある人だと、主人公以外の可能性も考えてしまうんです。

0話と言うと、主人公が登場する前日啖みたいな印象が強いので、下手をすると0話と1話の少年が繋がらない人もいるかもしれません。

なので、誰が主人公であるかをはっきりさせる為にも、最初に主人公の名前は出してしまうのがいいと思います。また、一人称の短所として、主人公の名前が覚えて貰い辛いというものがあります。

基本的に地の文では「オレ」だったりの一人称で話が進む為、主人公だけで話が進み、尚且つ誰も主人公の名前を呼ばない場合「そういえば主人公の名前ってなんだっけ……?」となりがちです。

なので、「主人公の名前を呼んでくれる」誰か、多くはヒロインとかですが、いると凄く話に入っていきやすいと思います。話の都合上、難しいようであれば、また別の策を講じると良いかと思いますが、物語に入ってもらう上で「誰が誰かわかりやすい」というのは重要です。

それで言うと、1話2話で驚いた事が一つありまして、0話の時点で主人公を「大人」だと私は思ってました。それで1話で少年が出てきて「ん?」となり、2話で「子ども」と呼ばれていて、ようやく主人公の容姿が子どもであると分かりました。ただ、喋り方や考え方がどうも大人っぽいので、今でも違和感はあります。

容姿の描写というのはどこまで詳しくやるか、詳しすぎるとそれはそれでくどいと感じてしまいますが、全く無いとキャラクターの言動だけで推しはかるしかなかったりします。すると、後から「え、このくらいの年代だったの……?」となってしまうので、それは勿体ないかなと思うので、名前と共に、主人公の容姿だったり大体どの年齢なのかが分かる描写が欲しいなと思いました。

例えばなんですが、0話事典でどこか達観した死生観だけ見ると大人ですが、子どもっぽい仕草を描写として入れることで「あれ? なんか達観してるけど、実年齢はもっと幼いのでは?」と思わせたりすることもできます。その辺の描写も凝ってみると面白いので、是非試してみて頂ければと。


〇文章の違和感
繰り返しが多いのが少し気になりました。例えば、
2話
住人たちは落ち着きを失っていたが、ようやく落ち着きを取り戻してきた。

一度の文章で「落ち着き」が二度も出ています。なので、書くとすれば……

住人達は当初困惑し、騒ぎにもなっていたが、今は落ち着きつつある。

とか

住人達は当初は落ち着きを失っていたのだが、今では沈静化している。

などでしょうか。文法的な話でもありますが、物語としても同じ一文で二度繰り返されると、くどいとなってしまいますので、他の文も一度見直して見るといいかもしれません。

〇世界観について
これは非常に個人的に気になっているので、スルーしてもらってもいいのですが、

軍と同等に「冒険者」が扱われている事が違和感を覚えました。なろうでは「冒険者」=便利屋さんのように扱われているので、まぁそういう物として見ればいいのだとは思うのですが、冒険者とは各地を旅して廻る歴史的にいえばマルコポーロ、RPG的に言えば旅人みたいなものだと思うんです。

各地を旅している人達が街や村の事件を警察みたいに事情聴取していって解決する……というのが今一つ腑に落ちない感じがありました(憲兵か傭兵か、或いは自警団みたいな組織がそういう事をするのは分かるのですが)

なので、設定を変える必要は全く無いのですが、本来旅をしているであろう冒険者が何故、軍隊と同じだけ恐れられているのか……街で警察みたいな仕事を請け負っているのか、設定を出すと世界観にぐっと深みが出ると思います(旅の路銀を稼ぐ為とか? そういった背景が見えると面白いですね)

中々細かいところなんですが、ここに考えが至っているかどうかが、読者が世界観に入り込めるかどうかの関門となったりします。

〇文章の読みやすさ
これはWEB小説特有の読みやすさになるんですが、文章があまりに固まっていると読みづらいというのがあります。

 例えば地の文と文章を少し離す、文章が長く続く場合は、段落と段落の間を空けて書くと言った「ページをパッと見た時に読みやすい」工夫があるといいと思います。

 他にも視点が変わる時は二文離して書く等あると、視点が変更されるのがわかりやすいかもしれませんね(一人称なのでまずないとは思いますが、時間経過や場所が変わる時等に分かりやすいかと)



 まだまだ序盤で色々と大変だと思いますが、登場人物の背景、そして世界観の背景があると、夢中になって読める作品になれると思います。今回はここまでに致します。

 素敵な作品の紹介ありがとうございました。

  • 投稿者: 瞬々
  • 2026年 03月15日 23時57分
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