感想一覧
▽感想を書く読後感が素晴らしい作品でした。涙が……
『アボットには、できません』
この言葉に、思わず私も微笑んでしまいました。
ミキだけでなくハルトもお腹に入れてくれた時や、ミキと犬との大きさを考える時も。
とてもシンプルな世界の、複雑で深い物語。
すごく好きです。
読ませていただきありがとうございました。
『アボットには、できません』
この言葉に、思わず私も微笑んでしまいました。
ミキだけでなくハルトもお腹に入れてくれた時や、ミキと犬との大きさを考える時も。
とてもシンプルな世界の、複雑で深い物語。
すごく好きです。
読ませていただきありがとうございました。
誠実で、美しく、現代的な作品を読ませていただきました。ありがとうございます。
読みながら、前にテレビの再放送で見たアンドリューNDR114という映画を思い出しました。アンドリューNDR114は、ロボットのアンドリューが長い時間をかけ、感情と創造性を獲得し「人間になりたい」と願い続ける物語です。愛すること、老いること、そして死ぬことで、アンドリューはついに人間へと到達します。
「アボット」は、その逆です。
アボットは最後まで人間になろうとはしませんし、そもそも、その欲求を持ちません。トムジィとトム博士の違いも、トーチャンも、カミルの感情もおそらく理解しておらず、ただその都度何かを選択しているだけに見えます。にもかかわらず、子を育て、守り、手放すという連続した行動が、深い愛情を持った親に見えます。
特にすごいのが、判断に悩み続ける部分です。数値で測れない成長と、この環境でしか成立しえない関係。アボットは、命令に従うはずなのに、プログラムの動きが悪くなってきているという言い訳?で解釈を少し歪め、ハルトもミキも守りきり、死を待つトムジィの元へふたりを送り出しました。アボットは、不完全な理解のまま、最善と思われる選択をしたのだと思います。
不完全でありながら倫理的に振る舞う、「アボットの人間性」が、このお話の誠実で美しい部分だと思いました。
そして、ラストの再起動は、感動的ですね。起動されたアボットは、変わっていないはずなのに周りが変化したことで、その意味が変わってくる。「おかえり」は、ただプログラムによって出力された言葉でありながら、それまでの時間の流れと記憶を包み込むように心に響きます。
AIと人との絡みが、瑞月風花さまの作品だなぁと感じられる素敵なお話だと感じました。
読みながら、前にテレビの再放送で見たアンドリューNDR114という映画を思い出しました。アンドリューNDR114は、ロボットのアンドリューが長い時間をかけ、感情と創造性を獲得し「人間になりたい」と願い続ける物語です。愛すること、老いること、そして死ぬことで、アンドリューはついに人間へと到達します。
「アボット」は、その逆です。
アボットは最後まで人間になろうとはしませんし、そもそも、その欲求を持ちません。トムジィとトム博士の違いも、トーチャンも、カミルの感情もおそらく理解しておらず、ただその都度何かを選択しているだけに見えます。にもかかわらず、子を育て、守り、手放すという連続した行動が、深い愛情を持った親に見えます。
特にすごいのが、判断に悩み続ける部分です。数値で測れない成長と、この環境でしか成立しえない関係。アボットは、命令に従うはずなのに、プログラムの動きが悪くなってきているという言い訳?で解釈を少し歪め、ハルトもミキも守りきり、死を待つトムジィの元へふたりを送り出しました。アボットは、不完全な理解のまま、最善と思われる選択をしたのだと思います。
不完全でありながら倫理的に振る舞う、「アボットの人間性」が、このお話の誠実で美しい部分だと思いました。
そして、ラストの再起動は、感動的ですね。起動されたアボットは、変わっていないはずなのに周りが変化したことで、その意味が変わってくる。「おかえり」は、ただプログラムによって出力された言葉でありながら、それまでの時間の流れと記憶を包み込むように心に響きます。
AIと人との絡みが、瑞月風花さまの作品だなぁと感じられる素敵なお話だと感じました。
好きです、これ。
世代を超えて果たされた『またね』の約束。
そして、たぶんこの後ミキやハルトとの約束が果たされるシーンもあるんだよね? と想像させる余韻がいいですね。
世代を超えて果たされた『またね』の約束。
そして、たぶんこの後ミキやハルトとの約束が果たされるシーンもあるんだよね? と想像させる余韻がいいですね。
ロボット視点の不器用で健気な感情の揺れがとても印象的でした。
ただミキを守っていたアボットが、少しずつ人間や緑や勇者を理解していくこと。
反して自分は動けなくなっていくところに切ない空気が流れていて、心を持っていかれるように一気に読み進めました。
「またね」の後の再会があたたかく、それは単なる挨拶ではなくて彼らにとって大切な約束だったのだなあと思いました。
映画をひとつ見終わったような満足感を覚えております。
とても良い時間を持てました。ありがとうございました。
ただミキを守っていたアボットが、少しずつ人間や緑や勇者を理解していくこと。
反して自分は動けなくなっていくところに切ない空気が流れていて、心を持っていかれるように一気に読み進めました。
「またね」の後の再会があたたかく、それは単なる挨拶ではなくて彼らにとって大切な約束だったのだなあと思いました。
映画をひとつ見終わったような満足感を覚えております。
とても良い時間を持てました。ありがとうございました。
marronさま
ご感想をありがとうございます!
とても長いお話だったので、大丈夫かなぁと言う心配があったのですが『映画をひとつ見終わったような満足感』と仰っていただけて、書いてよかったと思いました。本当にありがとうございます。人間は成長していくけれど、ロボットは成長という意味では成長しない、というところを伝えられていたのなら僥倖です。
タイプする指が震えるほどの過分なお言葉に震えております。
貴重なお時間の中、この長いお話をお読みくださりありがとうございました!
ご感想をありがとうございます!
とても長いお話だったので、大丈夫かなぁと言う心配があったのですが『映画をひとつ見終わったような満足感』と仰っていただけて、書いてよかったと思いました。本当にありがとうございます。人間は成長していくけれど、ロボットは成長という意味では成長しない、というところを伝えられていたのなら僥倖です。
タイプする指が震えるほどの過分なお言葉に震えております。
貴重なお時間の中、この長いお話をお読みくださりありがとうございました!
- 瑞月風花
- 2026年 03月20日 21時57分
カミルがミキたちを自分のコミュニティへと連れて行く話をアボットにしたときのアボットの反応が印象的でした。
一度は「できません」というけれど、伝えることを選んだのは、アボットにとっては学習した一環なのでしょうか、それとも……。
ミハルが迎えに来てくれて、すごく嬉しかったです。
とても読みごたえがあり、心に残る物語をありがとうございました!
一度は「できません」というけれど、伝えることを選んだのは、アボットにとっては学習した一環なのでしょうか、それとも……。
ミハルが迎えに来てくれて、すごく嬉しかったです。
とても読みごたえがあり、心に残る物語をありがとうございました!
織花かおりさま
ご感想をありがとうございます!
長いお話だったので『読みごたえがある』と言うお言葉と心に残るというお言葉に救われました。
アボットの『できません』からの伝えるは、大きくみれば学習の一環だったと思います。ミキとアボットとの関係でのミキの成長とミキとハルトやカミルとの関係でのミキの成長を比較したのでしょう……と思ってはいますが、その奥に他の何かがあったとすれば嬉しいですよね。ミハルの登場にも触れていただけて嬉しいです。
こちらこそ、貴重なお時間の中、長いお話を読んでくださりありがとうございました。
ご感想をありがとうございます!
長いお話だったので『読みごたえがある』と言うお言葉と心に残るというお言葉に救われました。
アボットの『できません』からの伝えるは、大きくみれば学習の一環だったと思います。ミキとアボットとの関係でのミキの成長とミキとハルトやカミルとの関係でのミキの成長を比較したのでしょう……と思ってはいますが、その奥に他の何かがあったとすれば嬉しいですよね。ミハルの登場にも触れていただけて嬉しいです。
こちらこそ、貴重なお時間の中、長いお話を読んでくださりありがとうございました。
- 瑞月風花
- 2026年 03月20日 21時53分
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