感想一覧
▽感想を書く[一言]
はじめまして。
京都は時々、散歩に出かけて行きます。とは言え、阪急やJR駅付近をウロウロするだけなのですが。河原町の雰囲気も大好きです。
夜の灯りが途絶えた鴨川沿いを想像し、ゾクゾクしながら一気に読みました。
音や匂いが漂う、いい文章だなあと思いました。それに加えて、ひたひた迫る恐怖感に圧倒されました。
陳腐な言葉ばかり並べてしまいました、お許しください。
良い刺激になりました。ありがとうございました。
はじめまして。
京都は時々、散歩に出かけて行きます。とは言え、阪急やJR駅付近をウロウロするだけなのですが。河原町の雰囲気も大好きです。
夜の灯りが途絶えた鴨川沿いを想像し、ゾクゾクしながら一気に読みました。
音や匂いが漂う、いい文章だなあと思いました。それに加えて、ひたひた迫る恐怖感に圧倒されました。
陳腐な言葉ばかり並べてしまいました、お許しください。
良い刺激になりました。ありがとうございました。
ゆみか様>
半年遅れのお返事たいへん申し訳ありません。
京都へお散歩に行かれるのですね。
私は転勤で京都を離れてはや幾年、
年に1回ぐらいしか上洛できない私にはうらやましい限りです。
作品お楽しみいただけたようで何よりであります。
ぜひこんど、実際に深夜の鴨川沿いを歩いてみてください。
きっと何かの怪異に出会えるはず...笑
なおこのたびの新作「大つごもりの夜に」は、
鴨川からほど近い先斗町を舞台にした作品です。
こちらもご覧いただければと存じます(宣伝)。
半年遅れのお返事たいへん申し訳ありません。
京都へお散歩に行かれるのですね。
私は転勤で京都を離れてはや幾年、
年に1回ぐらいしか上洛できない私にはうらやましい限りです。
作品お楽しみいただけたようで何よりであります。
ぜひこんど、実際に深夜の鴨川沿いを歩いてみてください。
きっと何かの怪異に出会えるはず...笑
なおこのたびの新作「大つごもりの夜に」は、
鴨川からほど近い先斗町を舞台にした作品です。
こちらもご覧いただければと存じます(宣伝)。
- 高野 真
- 2014年 12月08日 21時24分
[一言]
拝読しました。
思わず居住まいを正してしまうような端正な文章と、それによって醸される雰囲気をひどく美しく思います。作中に描写される暑気と一緒に、暗がりの怖さが絡みついてくるかのようで、妖しい、とはまさにこの事でしょうか。
語り口にどこか時代ものめいた気配があって、ホラーというよりも怪談という印象を受けました。
そして物の怪の立ち現れ方もまた、巧みで鮮やかでした。
特に釣り人、釣れたもの、現状の理解、釣り人と動いていく視点の具合。読み返して上手いなあと嘆息しました。読み手の興味を自在に惹きつけて、そして釣り上げて離さないといった感じです。
しかし翌朝発見された「僕」の、安否が気になるところ。
キャッチアンドリリースで済んだのか。それともやっぱり尻子玉を抜かれたりしてしまったのでしょうか。
そして友釣りからの連想で、河童サイドにも禁猟期があるのだろうか、などとふと思ったりもしました。
拝読しました。
思わず居住まいを正してしまうような端正な文章と、それによって醸される雰囲気をひどく美しく思います。作中に描写される暑気と一緒に、暗がりの怖さが絡みついてくるかのようで、妖しい、とはまさにこの事でしょうか。
語り口にどこか時代ものめいた気配があって、ホラーというよりも怪談という印象を受けました。
そして物の怪の立ち現れ方もまた、巧みで鮮やかでした。
特に釣り人、釣れたもの、現状の理解、釣り人と動いていく視点の具合。読み返して上手いなあと嘆息しました。読み手の興味を自在に惹きつけて、そして釣り上げて離さないといった感じです。
しかし翌朝発見された「僕」の、安否が気になるところ。
キャッチアンドリリースで済んだのか。それともやっぱり尻子玉を抜かれたりしてしまったのでしょうか。
そして友釣りからの連想で、河童サイドにも禁猟期があるのだろうか、などとふと思ったりもしました。
鵜狩様>
感想ありがとうございます。また過分なお褒めも頂き恐縮です。
ホラーというより怪談。
そうなのです、私が求めているのは怪談なのです。
もっと土俗的で、空気がぺたぺたと肌を侵食してくるような。
雰囲気をお伝えできたのならこれに勝る喜びはございませぬ。
「僕」どうなったんでしょうね(笑)
生き物を遊びで狩るのは人間だけですから、やはり尻子玉を抜かれたのかと。
しかし尻子玉がよーわからんかった。勝手に金玉を想像して描写しましたが…
感想ありがとうございます。また過分なお褒めも頂き恐縮です。
ホラーというより怪談。
そうなのです、私が求めているのは怪談なのです。
もっと土俗的で、空気がぺたぺたと肌を侵食してくるような。
雰囲気をお伝えできたのならこれに勝る喜びはございませぬ。
「僕」どうなったんでしょうね(笑)
生き物を遊びで狩るのは人間だけですから、やはり尻子玉を抜かれたのかと。
しかし尻子玉がよーわからんかった。勝手に金玉を想像して描写しましたが…
- 高野 真
- 2013年 09月10日 18時51分
[一言]
物の怪がいる世界と私たちがいる世界。
ほんのちょっとしたところで二つの世界が交差する。
この発見された「僕」は生餌となったのか?
それともただ死体となっただけなのか?
もしかしたら鴨川をジョギングするランナーは同じように物の怪の住む世界に入門してしまい、生餌になった「僕」を見つけてしまったのか…
ちょっとした恐怖を感じました
もし釣り人を見つけても声をかけないようにします
物の怪がいる世界と私たちがいる世界。
ほんのちょっとしたところで二つの世界が交差する。
この発見された「僕」は生餌となったのか?
それともただ死体となっただけなのか?
もしかしたら鴨川をジョギングするランナーは同じように物の怪の住む世界に入門してしまい、生餌になった「僕」を見つけてしまったのか…
ちょっとした恐怖を感じました
もし釣り人を見つけても声をかけないようにします
- 投稿者: のり
- 2012年 11月01日 11時48分
のり様>
感想ありがとうございます。
都の東を限る鴨川。
今でこそ川を越えた先も栄えていますが、元は鳥辺野と呼ばれる鳥葬の地。
人間世界の此岸と、物の怪の跋扈する彼岸。
その境目の鴨川では、こういうことが本当に起きるかもしれませんね。
>もしかしたら(中略)生餌になった「僕」を見つけてしまったのか…
この一文に新たな可能性と、自分の想像力の限界を感じました。
そういう視点もあったのか!!
いやはや、物書きに必要な力をまだまだ鍛えねばなりません。
感想ありがとうございます。
都の東を限る鴨川。
今でこそ川を越えた先も栄えていますが、元は鳥辺野と呼ばれる鳥葬の地。
人間世界の此岸と、物の怪の跋扈する彼岸。
その境目の鴨川では、こういうことが本当に起きるかもしれませんね。
>もしかしたら(中略)生餌になった「僕」を見つけてしまったのか…
この一文に新たな可能性と、自分の想像力の限界を感じました。
そういう視点もあったのか!!
いやはや、物書きに必要な力をまだまだ鍛えねばなりません。
- 高野 真
- 2012年 11月13日 17時40分
[一言]
隙のない作品ですね、貶める部分が思いつきません(笑)
短いながらも、起承転結の見本のような話だと思います。軽い伏線があるのもいいです。
また暑さの描写など、読んでるだけで肌に服が張り付いてきそうなほどで、昔、夏の京都観光で地獄を味わったことを思い出しました。
隙のない作品ですね、貶める部分が思いつきません(笑)
短いながらも、起承転結の見本のような話だと思います。軽い伏線があるのもいいです。
また暑さの描写など、読んでるだけで肌に服が張り付いてきそうなほどで、昔、夏の京都観光で地獄を味わったことを思い出しました。
nutella 様>
これ以上にないお褒めのお言葉ありがとうございます!
「詰めていく」書き方を心がけているので、隙のない作品と言って頂けると大変うれしいです。
そして、死ぬほど暑い京都の夏も思い出して頂けたようで何よりです(笑)
私の文章からあの質感が伝わったのならこれに勝る歓びはありません。
感想、ありがとうございました!!
これ以上にないお褒めのお言葉ありがとうございます!
「詰めていく」書き方を心がけているので、隙のない作品と言って頂けると大変うれしいです。
そして、死ぬほど暑い京都の夏も思い出して頂けたようで何よりです(笑)
私の文章からあの質感が伝わったのならこれに勝る歓びはありません。
感想、ありがとうございました!!
- 高野 真
- 2012年 10月16日 21時30分
[良い点]
河童の友釣りという設定がとても良いと思いました。あと、場所が自分もよく知る鴨川と言う事で情景が頭の中で凄く鮮明に映し出されました。
[一言]
とても綺麗な文章だと思います。自分も文章能力を高められるように頑張りたいと思います。
河童の友釣りという設定がとても良いと思いました。あと、場所が自分もよく知る鴨川と言う事で情景が頭の中で凄く鮮明に映し出されました。
[一言]
とても綺麗な文章だと思います。自分も文章能力を高められるように頑張りたいと思います。
縁晶さん>感想ありがとうございます!
ますます精進いたしますのでこれからも宜しくお願いしますね。
次作も楽しんで読んでいただけるよう頑張ります。
ますます精進いたしますのでこれからも宜しくお願いしますね。
次作も楽しんで読んでいただけるよう頑張ります。
- 高野 真
- 2012年 05月21日 13時36分
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