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[一言]
相変わらず説得力のある心理描写と情景描写で、たいへん心地よく読了いたしました。
現世と彼岸(とは言いませんか、キリスト教では)の間では時間軸も曖昧になっているところが面白かったです。

今回はハードボイルドタッチでしたね。
乾いた中にも、どこか不吉な比喩表現が散りばめられていて、さすがだなあと思いました。
「太古の沼底のような静謐」とか秀逸です!

良質な短編映画のような作品でした。




  • 投稿者: 橘 塔子
  • 女性
  • 2012年 05月18日 22時21分
橘さん、こんばんは。こんな短篇に感想を寄せてくださって、ありがとうございます^^
このお話を書いたのは二年ほどまえですが、今回すこしエピソードを付け加えて(それでも短篇の域をでない短さですが・・・)こちらにUPしてみました。
わたし自身はクリスチャンではないのですが、幼稚園・高校とキリスト教の学校に通っていたので、聖書は身近な存在です。ハードボイルド的なものに聖書をからめると、なぜか深みがあるように見える不思議(実際はほとんどない)笑
感想、ありがとうございました!
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