感想一覧
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[良い点]
こどもたちの幼いながらも現実に立ち向かおうとする生々しい感情が非常によく表現されていたと感じました。それは上からみればいじらしく健気な感情であって、同じ目線からみれば痛々しいほどのリアリティをもった心に迫る感情であるように思いました。つねに喪失と隣り合わせだという彼らが抱える現実の刹那性が、「こども時代」というあまりに瞬間的な煌めきと重なって、胸が痛むようなはなしでありながらも、どこかきらきらしたものがあったような。
[気になる点]
技術的な面になってしまうのかもしれませんが、群像劇という書き方をなさるにおいて、人物の名前の固有名詞がでてこないと「これは誰のはなしなんだ?」と疑問に思ってしまうことがあり、登場人物相互の関係性を理解するのにすこし時間がかかりました。
どのエピソードがだれのもので、それはどこでだれのものとどうつながっているのか、ということが読者に曖昧になってしまうと、群像劇的な手法は読みづらさに直結してしまうものだと思います。
また、この作品の主要なテーマであろう「大人になることを拒む」というものが、いまひとつ主軸に据え切れていなかったかな、ということも感じました。
[一言]
こちらでははじめまして。
Twitterでは「にぱ」という名前でお世話になっています。
おもしろくて一気読みしてしまったので感想を残させていただきます笑
わたしは今年の秋で19になるので、ちょうどこの作品の彼らの世代のほんとうに終わりに迫った場所にいます。そのこともあいまってか、「大人になること」を拒むというテーマにはすこしばかり心をうつものがありました。
少年少女のまま時をとめてしまった、あるいはとめてしまうであろう登場人物たちの人生や彼らの現実への視点や態度には、わたしがこれから大人になっていくうえで、忘れてはならないものがたくさん詰め込まれているように感じられました。
ノスタルジーを感じるような、リアリティを感じるような、そのちょうど狭間の年にこの作品にであえたことをとてもうれしく思います。
これからも執筆がんばってください。
応援しております!
こどもたちの幼いながらも現実に立ち向かおうとする生々しい感情が非常によく表現されていたと感じました。それは上からみればいじらしく健気な感情であって、同じ目線からみれば痛々しいほどのリアリティをもった心に迫る感情であるように思いました。つねに喪失と隣り合わせだという彼らが抱える現実の刹那性が、「こども時代」というあまりに瞬間的な煌めきと重なって、胸が痛むようなはなしでありながらも、どこかきらきらしたものがあったような。
[気になる点]
技術的な面になってしまうのかもしれませんが、群像劇という書き方をなさるにおいて、人物の名前の固有名詞がでてこないと「これは誰のはなしなんだ?」と疑問に思ってしまうことがあり、登場人物相互の関係性を理解するのにすこし時間がかかりました。
どのエピソードがだれのもので、それはどこでだれのものとどうつながっているのか、ということが読者に曖昧になってしまうと、群像劇的な手法は読みづらさに直結してしまうものだと思います。
また、この作品の主要なテーマであろう「大人になることを拒む」というものが、いまひとつ主軸に据え切れていなかったかな、ということも感じました。
[一言]
こちらでははじめまして。
Twitterでは「にぱ」という名前でお世話になっています。
おもしろくて一気読みしてしまったので感想を残させていただきます笑
わたしは今年の秋で19になるので、ちょうどこの作品の彼らの世代のほんとうに終わりに迫った場所にいます。そのこともあいまってか、「大人になること」を拒むというテーマにはすこしばかり心をうつものがありました。
少年少女のまま時をとめてしまった、あるいはとめてしまうであろう登場人物たちの人生や彼らの現実への視点や態度には、わたしがこれから大人になっていくうえで、忘れてはならないものがたくさん詰め込まれているように感じられました。
ノスタルジーを感じるような、リアリティを感じるような、そのちょうど狭間の年にこの作品にであえたことをとてもうれしく思います。
これからも執筆がんばってください。
応援しております!
- 投稿者: 退会済み
- 2013年 04月20日 02時12分
管理
「ピーターパン症候群」を読んでいただきありがとうございます。
こちらでのやり取りなので、冴さんと呼ばせていただきますね。
まず、第一に感謝というか感激の気持ちでいっぱいです。
個人的な話ですが、私は想像することは好きでもそれを書いて、ましてや公開するなんて自分にはそんなことはできないだろうと思っていました。でも大学に入った事で時間的に余裕ができ、ネットを使うようになって少しばかりの勇気を出してみようと思い現在に至りました。
創作は単純に自己満足で、自分で書いておきながら自分の作品に全く価値を感じていませんでした。
ですから、こうして自分以外の誰かに作品を批評していただけたことが心から嬉しいです。
読んでもらえただけでなく、作品として良いところ悪いところを評価していただけるなんて...。
意見をいただけるのは貴重なことですね。参考にも励みにもなりました!
お話のメインとなる登場人物の名前を出さなかったのは、散りばめた要素だけで登場人物たちの関係性を分かってもらえた方が、「キャラ」ではなく「ある一人の子ども」としての気持ちが強調されるかな、とも思ったのですが、やはり読者という目線から見ると単に読みづらくさせてたみたいです。
このお話と世界観は自分が思春期のころから温めてきたものなので、これからも大切に付き合っていきたいとおもいます。
冴さん、貴重なご意見とご感想ありがとうございました!
こちらでのやり取りなので、冴さんと呼ばせていただきますね。
まず、第一に感謝というか感激の気持ちでいっぱいです。
個人的な話ですが、私は想像することは好きでもそれを書いて、ましてや公開するなんて自分にはそんなことはできないだろうと思っていました。でも大学に入った事で時間的に余裕ができ、ネットを使うようになって少しばかりの勇気を出してみようと思い現在に至りました。
創作は単純に自己満足で、自分で書いておきながら自分の作品に全く価値を感じていませんでした。
ですから、こうして自分以外の誰かに作品を批評していただけたことが心から嬉しいです。
読んでもらえただけでなく、作品として良いところ悪いところを評価していただけるなんて...。
意見をいただけるのは貴重なことですね。参考にも励みにもなりました!
お話のメインとなる登場人物の名前を出さなかったのは、散りばめた要素だけで登場人物たちの関係性を分かってもらえた方が、「キャラ」ではなく「ある一人の子ども」としての気持ちが強調されるかな、とも思ったのですが、やはり読者という目線から見ると単に読みづらくさせてたみたいです。
このお話と世界観は自分が思春期のころから温めてきたものなので、これからも大切に付き合っていきたいとおもいます。
冴さん、貴重なご意見とご感想ありがとうございました!
- 椎名
- 2013年 04月20日 20時53分
[一言]
はじめまして。
野沢苺架といいます
私もピーターパン症候群、というタイトルで
小説を出したのですが、検索かけてみたら
おんなじ題名があり興味をひかれて見ました。
こんな捉え方もできるんですね!!
世界観が美しかったです。
私は 子供っぽさが抜けきれない。という
意味でとらえたのですが…
大人になるのを拒む…という風にも捉えられる
のですか……興味深いですww(*´∇`*)
これからも頑張ってください
長文すいません。
はじめまして。
野沢苺架といいます
私もピーターパン症候群、というタイトルで
小説を出したのですが、検索かけてみたら
おんなじ題名があり興味をひかれて見ました。
こんな捉え方もできるんですね!!
世界観が美しかったです。
私は 子供っぽさが抜けきれない。という
意味でとらえたのですが…
大人になるのを拒む…という風にも捉えられる
のですか……興味深いですww(*´∇`*)
これからも頑張ってください
長文すいません。
返信機能があることを教えてもらえるまでわかりませんでした...。
遅すぎるにも程がありますが、改めて作品を読んでいただきありがとうございます。
実際のピーターパン症候群にも様々な症状があるようで、自分なりに解釈をした結果このようなお話ができました。
自分の中の世界を美しいと言っていただけるなんて、感動です。
とても励みになりました!
本当にありがとうございます!
遅すぎるにも程がありますが、改めて作品を読んでいただきありがとうございます。
実際のピーターパン症候群にも様々な症状があるようで、自分なりに解釈をした結果このようなお話ができました。
自分の中の世界を美しいと言っていただけるなんて、感動です。
とても励みになりました!
本当にありがとうございます!
- 椎名
- 2013年 04月20日 20時57分
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