感想一覧

[良い点]
最初に読み始めて、『いや、助手席は奥さんでしょう』などと独り言ち、途中でその意味を知り『ああなるほどね』とつぶやき、助手席に促す夫に『ん、まあそうだよな』と感情移入してしまいました。小さな嫉妬の気持ちに駆られて涙ぐんでしまう主人公の女心は複雑ながらも共感できる部分もあり、恋人の時期はとうに過ぎたと言いつつもなんだかんだでこの夫婦は仲睦まじい関係みたいですね。
昔のふたりの思い出話を膨らませて倍くらいのエピソードを読みたい！　と思わせる作品でした。
今後の活動を応援しております。

[一言]
初めまして。短編の恋愛小説、私大好きなのでこちらを見つけ、読ませていただきました。
最後のセリフ、泣けますね。そんな切ない、物語でした。
読ませていただき、有難うございました。今後も、素敵な作品を書いて下さいね。

[一言]
こんばんは。御無沙汰してます。短編書かれたようなので覗きました。

細かい事はともかく、いいお話書かれましたね。奥様の気持ちが、短い中に上手くまとめられていると思います。

色々と悩まれたりしているようですが、御自身のペースで頑張って下さいね！

[良い点]
　旦那、いい人だなあと思いました。
　何気に、これまでもちゃんと理解し合っていた二人なのではないでしょうか。これを切っ掛けに、一層理解が深まり、互いに惚れ直すくらいになるといいですね。
[気になる点]
＞まっすぐ前を見て運転する彼の横側
　これは横顔？

[一言]
お宅の旦那さんってどんな人？
君の奥さんってどんな人？　という問いに、「いやあ、空気みたいな存在ですよ」と答える人が多いですけど、空気なしには人は生きられない、そんな意味がこの言葉の中にあると思います。
この作品は、その意味を伝えてくれています。

静かな感動をありがとうございました。

[良い点]
もう若くはないヒロイン夕子の微妙な心の動きが的確に描かれています。

夫の部下の若い女性の付けている香水の匂いや高い声などが、
ヒロインの心に反発を引き起こす描写も巧いです。

若くは見えるが、仔細に眺めると年輪を感じさせる夫の描き方も良いです。
[気になる点]
まず、下田さんは年齢からして、夫の「同僚」ではなく、「部下」が相応しいのではないでしょうか。

また、読む限り、夕子と隆介の主人公夫妻は既に子供がおり、
また隆介の実母と同居している家族構成のようですが、
夕子が姑のことは気に懸けても、子供のことはさほど意識していない点が気になりました。

普通ならば、「あの子はもう寝ただろうか」等と案じるはずですし、
夫婦の絆がテーマなのに二人の子供が名前はおろか性別も分からないままなのは、片手落ちではないでしょうか。
[一言]
色々書きましたが、繊細な描写には最後まで引き込まれました。

[一言]
帰りの車っていう一コマの切り取りなのに、二人の関係が伝わってきて想像が膨らみました。
旦那がほとんど喋ってないのに、なんとなく大事にしてるんだなって感じがしていいですね。
この話、僕は好きです。