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ゴンサロ・ゲレロの物語。実在の人物なのですね。たいへん興味深く読ませていただきました。読みやすい文体でまるで山の連なりを眺めるように目が自然と引き込まれます。ゴンサロがマヤ族に呑まれたというより、彼の根底には信仰心というよりもっと根源的な畏敬の念、他者への「尊敬」があったのだと思いました。おそらく誰に対しても敬意を持てる人物。そこに理由はないのだと。
読後に、映画『ラストサムライ』や『ダンス・ウィズ・ウルヴズ』を想起しました。
ありがとうございます。わりと中南米先住民の歴史や言語については興味があるもので。
ゴンサロが現代的な相対主義とか多様性の価値観を持っているはずはないので、当時の人間としての限界にどこまで縛らせておくかは苦慮しました。
宝輪さんは映画にお詳しいのですね。スペイン人上陸前夜のマヤを描いた映画としては「アポカリプト」がおすすめです。逃亡劇で凄惨なお話ではありますが、全編のセリフがマヤ語によるものなのでかなり凝ってます。