感想一覧
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「ちょっと、なにいい話書いちゃってるんですか」
というのが、読み終えて最初に浮かんだ感想でした。
宇宙から来た小さな生き物と、悶々としながら小説を書き続ける人間。
設定だけを見ると風変わりな物語ですが、読み終えたときには、虹とハルニレの木の情景とともに、残るものがありました。
「腹が減らんか?」
「眠くはないか?」
「寂しかないか?」
三つの問い。
ぐんぐんは前の二つには答えるものの、「寂しかないか」にだけは答えることができなかった。
その答えが、最後にもんもんの書物に記された言葉として、返ってくる。
SF的な用語がほとんど出てこないことで、雑音の無い「雰囲気」が醸し出されている。
作中に登場するのは、母艦、托卵、卵殻、らぱすてーといった程度。しかも「らぱすてー」には「蒼き清流」という意味が与えられ、後半の「すべてを洗い流した」という展開に回収されていく。
用語が設定の説明のためではなく、物語の情感のために置かれている点がとても良かったです。
SFに「不思議を説明しないで済む」役割を持たせている点も、上手く機能していると感じます。
触手がどこまでも伸びる理由も、パソコンで文字を打てるようになる理屈も、もんもんがこの生き物を臆せず拾い上げた理由も、作中では説明されていません。
それでも読んでいて引っかかりを覚えないのは、
「そういうものだ」
という空気が、細部の説明を求める問いを包み込んでいるからだと思います。
不思議なものや別種の世界を描くときには過剰な説明が必要になりがちですが、この作品ではそれを避け、そのぶんのページが、二人のやりとりや手の温もりの描写に充てられています。
そのことが、この物語の一番良いところに直結していると感じました。
時間の概念を持たないぐんぐんと、時間を忘れがちなもんもん。
「時間の問題だった」という一文で反転する構成も含めて、短いながら丁寧に紡がれ、胸に残るものがある作品でした。
エピソード6
ご感想ありがとうございます!
私の書きたかったもの、描きたかった感情、そこを再現すべく紡いだ拙い文をここまで拾い上げて言語化して頂き、とても嬉しい限りです!本当にありがとうございます……!
……そして、これで、あなたの、アカウントを、知ることが、できました。
あ り が と う 。
私の書きたかったもの、描きたかった感情、そこを再現すべく紡いだ拙い文をここまで拾い上げて言語化して頂き、とても嬉しい限りです!本当にありがとうございます……!
……そして、これで、あなたの、アカウントを、知ることが、できました。
あ り が と う 。
- 水無月 にに
- 2026年 10月15日 19時56分
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