感想一覧
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Xの企画から来ました。
ここまで読ませていただきました。
幼いセヴェランが、日々の小さな出来事や人々との対話を通して、自分なりの「正しさ」を少しずつ形作っていく過程が、とても丁寧に描かれている作品だと感じました。
セヴェランは聡明で、物事の本質へ辿り着くのが早い一方、正しい答えを知っているだけでは人の心に届かないこともあります。相手の事情を聞くこと、言葉にならない痛みを待つこと、自分の善意や判断が相手の意思を越えていないか確かめること――そうした経験を一つずつ自分の中へ刻んでいく姿が印象的でした。
各話で扱われる出来事は身近なものから重いものまでさまざまですが、単純な善悪だけで結論を出さず、「何を罰するべきか」「誰が責任を負うべきか」「赦すことを誰かに強いてよいのか」と問いを少しずつ深めていく構成が見事です。前の話で得た学びが次の出来事へ繋がり、それでも簡単には正解へ辿り着けないところに、セヴェランの成長と物語の厚みを感じました。
重いテーマを扱いながらも、両親との会話やセヴェランの真面目すぎる受け答えには温かさと可笑しみがあり、息苦しくならず読み進められます。
題名やあらすじにある言葉が、この先どのような意味を持ってくるのか。セヴェランが歩み続けた末にどのような「法」へ至るのか、ますます楽しみになりました。
評価とブクマ、入れさせていただきました。
ここまで読ませていただきました。
幼いセヴェランが、日々の小さな出来事や人々との対話を通して、自分なりの「正しさ」を少しずつ形作っていく過程が、とても丁寧に描かれている作品だと感じました。
セヴェランは聡明で、物事の本質へ辿り着くのが早い一方、正しい答えを知っているだけでは人の心に届かないこともあります。相手の事情を聞くこと、言葉にならない痛みを待つこと、自分の善意や判断が相手の意思を越えていないか確かめること――そうした経験を一つずつ自分の中へ刻んでいく姿が印象的でした。
各話で扱われる出来事は身近なものから重いものまでさまざまですが、単純な善悪だけで結論を出さず、「何を罰するべきか」「誰が責任を負うべきか」「赦すことを誰かに強いてよいのか」と問いを少しずつ深めていく構成が見事です。前の話で得た学びが次の出来事へ繋がり、それでも簡単には正解へ辿り着けないところに、セヴェランの成長と物語の厚みを感じました。
重いテーマを扱いながらも、両親との会話やセヴェランの真面目すぎる受け答えには温かさと可笑しみがあり、息苦しくならず読み進められます。
題名やあらすじにある言葉が、この先どのような意味を持ってくるのか。セヴェランが歩み続けた末にどのような「法」へ至るのか、ますます楽しみになりました。
評価とブクマ、入れさせていただきました。
エピソード9
6話まで読ませていただきました。
読み進めるほどに、「正しいことを知っている」ことと、「正しさをどう使うか」は別なのだと、セヴェランと一緒に教わっているような感覚になります。
相手には相手の事情があること。
公平であること。
傷を治せても、相手の恐怖まで消えるわけではないこと。
理屈で整理できても、不安や祈りはなくならないこと。
そして今回の「消さない一行」。
セヴェランはとても聡明で善良だからこそ、「正しい答え」に真っ直ぐ向かっていく。でも一話ごとの経験を通して、その答えの周りには人の感情や事情、選択があることを少しずつ知っていくのが、とても印象的でした。
特に今回、自分にとって都合の悪い事実も記録として残すことが、誰かに罰せられるためではなく、未来の自分が過去を都合よく書き換えないためでもある、というところが心に残りました。
ここまで読んで、タイトルの『神もまた、法の下に』が最初に見た時よりずっと重く感じられます。
この少年がこれから何を知り、何を選び、どんな存在になっていくのか。
続きを楽しみにしています。
読み進めるほどに、「正しいことを知っている」ことと、「正しさをどう使うか」は別なのだと、セヴェランと一緒に教わっているような感覚になります。
相手には相手の事情があること。
公平であること。
傷を治せても、相手の恐怖まで消えるわけではないこと。
理屈で整理できても、不安や祈りはなくならないこと。
そして今回の「消さない一行」。
セヴェランはとても聡明で善良だからこそ、「正しい答え」に真っ直ぐ向かっていく。でも一話ごとの経験を通して、その答えの周りには人の感情や事情、選択があることを少しずつ知っていくのが、とても印象的でした。
特に今回、自分にとって都合の悪い事実も記録として残すことが、誰かに罰せられるためではなく、未来の自分が過去を都合よく書き換えないためでもある、というところが心に残りました。
ここまで読んで、タイトルの『神もまた、法の下に』が最初に見た時よりずっと重く感じられます。
この少年がこれから何を知り、何を選び、どんな存在になっていくのか。
続きを楽しみにしています。
エピソード6
丁寧な感想をありがとうございます。
まさにこの序盤で描きたかったのが、「正しいことを知っている」ことと、「その正しさを人にどう向けるか」は別だという部分でした。
セヴェランは最初からかなり多くのことを理解していますが、それだけでは人の気持ちや事情までは分からない。
だからこそ、一つずつ経験して、自分の中の正しさを少しずつ形にしていく過程を大切に書いています。
今回の「消さない一行」も、誰かに裁かれるためではなく、未来の自分が過去を都合よく書き換えないためのものとして受け取っていただけて、とても嬉しかったです。
そして、タイトルの『神もまた、法の下に』を最初より重く感じていただけたという言葉は、作者として特に嬉しく思いました。
これからセヴェランはたくさんの人と出会い、迷い、選んでいきます。
続きを楽しんでいただけたら嬉しいです。ありがとうございました。
まさにこの序盤で描きたかったのが、「正しいことを知っている」ことと、「その正しさを人にどう向けるか」は別だという部分でした。
セヴェランは最初からかなり多くのことを理解していますが、それだけでは人の気持ちや事情までは分からない。
だからこそ、一つずつ経験して、自分の中の正しさを少しずつ形にしていく過程を大切に書いています。
今回の「消さない一行」も、誰かに裁かれるためではなく、未来の自分が過去を都合よく書き換えないためのものとして受け取っていただけて、とても嬉しかったです。
そして、タイトルの『神もまた、法の下に』を最初より重く感じていただけたという言葉は、作者として特に嬉しく思いました。
これからセヴェランはたくさんの人と出会い、迷い、選んでいきます。
続きを楽しんでいただけたら嬉しいです。ありがとうございました。
- 鷺沼鳩屋
- 2026年 08月31日 11時34分
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