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種蒔き櫻!

 何故『コノハナサクヤヒメノミコト』様が一部の民間で豊穣神と習合されているのか解らなかったのですが、そういう……!! 勉強になりました、感動しました。

 素晴らしい気付き、専門的な見識。人が大事にしてきた歴史。
 近しく生の土と触れ合って来られた背景が深く読み取れ、しかも美しく床しく硬質で懐かしい文体……、ほんとうに日本の魅力に溢れた御作です……!

 拝読させて頂けましたこと、たいへん幸福です。ありがとうございました。 
  • 投稿者: 相市 思咲
  • 40歳~49歳 女性
  • 2026年 09月06日 17時20分
感想、ありがとうございます。「さくら」という読みそのものが、サナクラ、「女神の座る場所」と結びつくことからも、人力での稲作と桜とは案外ワンセットで扱われていたものであろうと思います。

科学的には土中のリン酸分の高低が桜の花の数を増やすため、その土地の肥沃さを測る指標になるのではないか……とも言われますね。もっとも、桜を植える土地と田畑の土はまた違うものですので、あまりアテにしないほうがよいと私は考えています。

そして単純に、桜は人を集めます。不毛な寒い冬の終わりを祝う場に咲く花としても、やはり梅より桜のほうが春の本番を感じさせるからでしょうか。何事もちゃんと人を集めなければ始められない伝統的な稲作は、案外とそういう、身近な理由で桜を指標としたのかもしれません。

重ねて、感想いただけたこと感謝します。よろしければまた暇庭の書いたものにお立ち寄り下さい。