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読みました。とても綺麗な恋慕の心と、ドロドロの現実が錯綜する様が読んでいてビリビリきました。

ギャップがすごいのなんの。素敵なフレーズもたくさんあって。
『私の罪の証明。空気が弾けるように、ぽこぽこと弱々しく蠢く命。この世で最も忌々しく、この世で最も愛おしい存在』

 自己の醜さを証明するはずの存在なのに、かえってそれがかつての自分を投影する鏡になっている。

 憎むべきはずなのに、だから愛してしまう。
 歪んだ愛の表出は心中しかなく。悲しいお話でしたが、美しいお話だなと思いました。

 あと単純に文章が好きです。作者様の他作品も読んでみたいなぁとなりました。
  • 投稿者: 海の字
  • 2026年 09月07日 23時08分
ご感想ありがとうございます。

本作のテーマは「愛と自己認識の歪み」です。
作中で少女Rが「罪」と呼んだものの中に、彼女の犯した罪ではないものが、いくつも混ざっているんですよね。けれども、母親の言葉は決定的に彼女の自己認識を歪めてしまっている。自身を「少女R」という記号でしか扱えなくなってしまうほどに。

明言していませんが、少女Rの年齢は16〜17歳を想定しています。本来なら、両親や教師、周囲の大人たちに正しく守られるべき子でした。
本当は彼女、まだ生きたかったと思うんです。名無し少女Rではなく、ごく普通のリサという少女として。

改めて、貴重なご感想をありがとうございました。作者は遅筆なため、如何せん更新が遅いと思われますが、気長に待っていていただけると幸いです。