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ひどく何かが刺さりました。鳥肌が止まりません。
死に対して美を感じることに共感はできませんが、彼らの心情が流れてくるのを感じました。
気づけば息をすることを忘れ、心臓がドクドク言うような作品でした。
全然褒めてるように見えないと思いますがとても良かったです!!
  • 投稿者: kamocho
  • 2026年 10月27日 12時47分
 紋白蝶の少女の蠱惑的な台詞や姿態にドキドキしながら読み進めました。

 小学生の男の子を主人公として描かれる、少年少女のインモラルというよりもむしろアモラルの結実を描いたような物語。
 倫理的には美しいと感じるべきではないのですが、儚く美しいお話でした。

 主人公の目の前に現れ、ひらひら飛ぶ紋白蝶のような彼女の姿には、冒頭から潰され続けてきた無数の芋虫の死骸が重なって見えます。
 読み進めた先でその理由を知ることになったのですが、出会ったときからうっすらと死の香りを纏っていたからこそ、彼女のことが美しく可憐に見えたのかなと思ったりしました。

 幼いのに大人びた、主人公を『何か』に誘おうとする女の子。一つ一つの記憶はどことなく官能的な香りをも伴って、主人公の中にしっかりと刻みつけられていきます。
 そしてその最期の言葉はいつまでも耳に残り、主人公はこの先もずっと彼女の死とともに生きていくことになりました。

 それが「恋」。一生消えない傷であり、呪いのような。
 けれどあの日の彼女と同じく、その傷を喜びとして受け入れる主人公の姿。最後は二人の想いが通じ合った瞬間であり、美しい読後感でした。
 癖の強いお話と聞いて警戒していましたが、素敵な物語でした。
感想ありがとうございます!
紋白蝶の少女のキャラクター像を創る工程では本当に悩んでいました。
蠱惑的に見えていたのなら成功です!
読了しました!!

「虫を潰す」という行為そのものの共感から始まる二人の出会い。二人が紡ぐお互いの歪んだ"恋"。
「死」という概念が美しいと思う。傷つけてみたら、殺してみたいと思った。それは一重に好奇心という括りだけでまとめて良いものなのか……中々に考えさせられる作品でした。
形容し難い……苦しい?とも違うような、胸の中のざわめきがついて取れません。
いつも書かれている作風とは違った物語に、圧倒され、感服致しました!!
素敵な物語をありがとうございました!!
  • 投稿者: ezelu
  • 2026年 10月01日 02時11分
感想ありがとうございます!
この作品には色々な思いを込めたので、そう言っていただけて嬉しいです!