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[一言]
お疲れ様です。
いままでにない雰囲気のお話だなぁ、なんて思いつつ読ませていただいてました。

視覚や嗅覚に訴える描写がとても鮮やかでよかったです。
感想を書くのが苦手なので、やっぱりうまく言い表せないのですが(汗)、すごく好きなテイストのお話でした。
さらさんのお話は、ほのぼのとしたものも好きなのですが、個人的にちょっと背徳的なものも好きです^^
  • 投稿者: 律花
  • 2012年 07月29日 23時55分
律花さま

お読みいただきありがとうございます。

はい、いままでにない雰囲気のお話だったので、
いつもよりさらに、投稿ボタンを押すのに勇気がいりました。
このようなお話は、好き嫌いが分かれるかと思いますが(どんなお話でもそうかもしれませんが)
律花さんに好きと言っていただき、少し安心しました。

私もご感想への返信がうまく書けなくてもどかしいのですが・・・
お読みいただき感謝しております。
ありがとうございました。
[良い点]
正確かつ衒いのない文章で読んでいて安心できます。

水槽で泳ぐ金魚の儚さに人物たちが投影されている書き方も良いです。

血の匂いや生クリームや綿菓子の味など、
嗅覚や味覚が呼び起こす狂気が鋭敏に描かれている点も高く評価したいです。
[気になる点]
「義理の妹に対する禁断の恋」という作品のテーマがあまりにもベタというか、既視感の漂うものです。
率直に言って、「またこの手の話か……」と感じました。

更に言えば、主人公の結月と妹の雪香が何故互いにそんなに惹かれ合うのか、読んでいて説得力がありません。

何となく結月のモノローグを読んでいると、
心を病んだ自堕落な自分に酔っている様なネガティブなナルシシズムが感じられ、読んでいて反発を覚えましたし、
雪香への思いも「義妹との禁断の関係」というシチュエーションに興奮している様に見えてしまい、全く感情移入できません。

「死ぬ死ぬ」繰り返している割には親の金に頼って引きこもり生活を続けている設定ですし、
わざわざ妹の前でリストカットをして見せたり、幼稚でいじましい印象ばかりが残ります。

雪香が何故そんな結月を慕うのかも見えてきません。
結月と同様、彼女も「義兄との禁断の恋」という状況に酔っている様な気色悪さを覚えました。

ヒロインの雪香もそうですが、姉の美月や義母(雪香の実母)、クラスメイトの少女など、
登場する女性たちの造型がことごとくステレオタイプな点にも不満というか、あざとさを感じました。
[一言]
批判的なことも多々書きましたが、最後まで興味深く拝読した結果としての感想であることをご理解いただきたいです。
吾妻栄子さま

はじめまして。
こんなにたくさんの作品の中から拙作に目を通してくださった上、
大変ご丁寧な感想までいただきまして、感謝しております。

「悪い点」に書かれていることは、すべておっしゃる通りだと思います。
特に、「ふたりが何故そんなに惹かれ合うのか」というあたりは
もっと深く書きこんでいけばよかったかなと思っています。

読者様が感情移入できないというのは、まったく私の力不足であります。
吾妻さまにご指摘いただいた点を受け止め
これからの執筆活動(というほどのものではありませんが)に
役立てていけたらと思っています。

どうもありがとうございました。
[一言]
>赤い筋の感想です。

 読んでいて哀しくなりました。

 ふたりとも自分が壊れているとわかっていて、それをなんとかしようともがいて、なけなしのやさしさを持ち寄って支えあっているのですね。

 こんな悲しみは世の中から消えてなくなればいいのに、と思います。でも、そうはいかないんですね。

 続きを楽しみにしています。
  • 投稿者: 野鶴善明
  • 男性
  • 2012年 07月27日 02時59分
野鶴善明さま

ご感想ありがとうございます。

ふたりのしていることは、傍から見たら間違っているかもしれません。
それでも似た者同士のふたりだから、お互いどこかで惹かれあって、支え合っている。
そんな雰囲気が、うまく伝わっていれば嬉しいです。

ご丁寧にお読みくださり感謝しております。
ありがとうございます^^
[一言]
 秀逸な書き出しだと思います。

 主人公の置かれている状況が的確にわかります。

 「僕」がどこへ導かれるのか、楽しみにしていますw
  • 投稿者: 野鶴善明
  • 男性
  • 2012年 07月24日 00時51分
野鶴善明さま

お読みいただき、ありがとうございます。

重苦しく、鬱々としたお話ですが、
最後までお付き合いいただければ、とても嬉しいです。

よろしくお願いいたします。
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