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[一言]
読み終わりました。とても良かった。
終わりにもう少し何か名残がほしかったとは思いましたが、
詩がなにより全てを語っていて、物語の構成もとても上手い。
これに後、違う話でも、その後でも、
幾つか話があって本になっていたら、
私はきっと買ったと思います。
とても素敵な物語をありがとう。
  • 投稿者: 岡田
  • 18歳~22歳 男性
  • 2008年 07月08日 15時44分
作品を読んでいただき、ありがとうございます。気に入ってもらえてうれしいです。現在、「ドリームブッククラブ」というサイトでも新作「追憶ハイウェイ」という小説を公開しています。 よろしかったらそちらも読んでみてください。(8月6日まで公開)http://www.alphapolis.co.jp/dream.php?ebook_id=1061997
[一言]
 どうも。某掲示板より依頼を受けて参りました。本当に、大変遅くなってしまって申し訳ございません。
 向こうにも書いたように、辛口評価で行かせていただきます。
 確かに良作ではあったけれども、何か不足感を感じさせてしまう……そんな作品でした。

○文章
 上手い文章だと思いました。良い意味で軽妙な文体で、非常に読みやすかったです。最初の数文を読んだだけで、「あ、この人はかなり出来る人だな」って思えた感じです。自身の文体というものを確立できているように思います。私が拝読した限りでは、文章面においては特に声高に指摘したほうが良さそうな点は見受けられませんでした。あえて、細々とした何かを指摘するなら、(特に前半が)ほんの若干一文が長いように思える傾向にあった、ということですかね。文体が文体なので仕方がない部分もありますし、本当に微妙な違和感ですので、スルーしていただいて構いません。
 
○内容
 まず、良作であったとは思います。作品全体を通して、チハルのような『何をしたいのかが良く分からなくて途方にくれている人間』の心理を上手く書けていたように思えます。
 また、その周辺の人物の書き方もしっかりと出来ていました。特に、みゆうはよく書けていましたように思います。方向性がはっきり定まっている人間とそうでない人間という意味で、好対照となっておりました。もう一歩、というところなのは勇気やチハル父ですかね。表面的な部分はしっかり書けていたけれど、いまいち深いところまでは踏み込んでいない印象でした(話の本筋じゃないということも影響しているのでしょうけど)。それと、ヤイちゃんはやや影が薄かった印象を受けました。何と言うか、ヤイちゃんは『白馬の王子様的恋愛は、みゆうにとっての根本的な救いにはなりがたい』ということを婉曲的に書いた人物である、何てへんてこりんなことを考えたりもしたのですが、それにしても上手く本筋に絡められていないな、という感じでした。
 この作品を読み返して思ったことは、『主人公は傍観者である』ということです。全体的に、この話・主人公は受身であると感じました。勇気やチハル父にみゆう、その他全ての出来事に対して、「私はこう思った」という段階で終わってしまっている感じです。
 確かに、それぞれの人物像はしっかり書けているのです。しかし、ただ書いているだけという感じでもありました。例えば勇気に関してはそこそこそれっぽく書ききっている感じが一見するのですが、これもどうも肝心なところが抜けている感じがしました。第一章・第二章で大きめに持ち上げながら、あんなにあっさり落とすのはちょっとイマイチなように感じました。ついでに、この一件でチハルとみゆうの問題も『流して』しまっていますしね。いずれにしても、どの登場人物も、問題提起をしておいて、問題を丸投げしてしまう、あるいは表面的なところを触れただけで中途半端に終わってしまう。そんな印象を受けました。そして、だからこそあのような形の終わりになったんだろうなあって思いました。もっともこの作品の場合は、敢えてそうなるように書いたようにも思えるのですが。どちらにしても、読み返せば読み返すほどモヤっとしたものが心にわいてくるような気分でした。
 この作品は確かに、『チハルという人間を書いた作品』としては良作だと思います。が、じゃあそれをもってこの作品を『傑作』としてしまえるかと問われると、ちょっと首肯しがたい感じでした。個人的には、チハルにはもう少しアクションを取って貰いたかったなあ、という印象です。何にもしないまま出来事に流されて終わってしまう主人公、というのはちょっと消化不良のように思いました。どうも、浅学の分際で自分の好みで話してしまっている感じがして大変申し訳ないのですが、その辺り、どうも中途半端という感じがしました。しかし、前述の通り『チハルという人間を書いた作品』としては完成度が高いと思いましたので、☆4評価とさせていただきます。

○まとめ
 確かに小説、とりわけ文学というものは、必ずしも読者に単純さや爽快さを伴った問題解決で幕を閉じるものが全てではない、ということは分かります。が、それにしてももう少しどうにか出来なかったのかなあ、と思わず首を傾げたくなる感じでした。もう少し、書き込む余地があったのではないか、というのが私の率直な所感です。が、感想フォーラムにある斉藤さんが意図したテーマと照らし合わせると……うーん……。すいません、私の能力では、これ以上明確な指摘は出来そうにありません。不甲斐ない感想人で申し訳ございません。
 これだけお待たせしておいて、上から目線でありながら歯切れの悪い批評であったと思います。本当に申し訳ございません。しかし、それは私の実力不足であるのと同時に、私なりに斉藤せち様に今後より良い作品を書いてもらいたい一心で批評を行ったものであると記しておきます。
 それでは、これにて失礼します。本当に長い間お待たせして、申し訳ございませんでした。
  • 投稿者: 空箱零士
  • 男性
  • 2008年 06月08日 22時57分
評価をいただき、ありがとうございます。細かい部分をいろいろ指摘していただき、勉強になりました。確かにチハルという人間は結局物語の初めと最後であまり変わっていないので、中途半端な感じがするかもしれません。それは意図してそういう人間にしたというのもあるのですが、今から思うともう少し何か描きようがあったのではないかとも思います。
今後はもっと良作が書けるようがんばりたいと思います。ためになるアドバイスありがとうございました。
[一言]
忘れた頃にやってくる。以前、評価依頼を頂きました水原です。お待たせしてしまい申し訳ありません。

人と人との出会いを考えさせてもらえる内容ですね。あの日、あの場所で一人の少年と出会わなければ主人公と友達二人、あるいは一人は一年経っても変わることのない生活を送っていたのかあるいはまた違う結末になっていたのか。
物語全体を通しても安定感があり良かったと思う反面、ラストが少しだけ気になりますね。確かにまだ先がありそうな終わらせ方は良いと思いますし、僕も好きです。しかしながら主人公の現状が何一つ変わっていないような気がします。最後に走り続けていく〜と描写してありますが、それに対して主人公の決意が無かったのが残念な気がします。これからも漫画を書いていくのか。それとも別の目標を見つけるのか少し明確にして欲しかったような気がしました

では、失礼ながら評価をさせて頂きました。これからも頑張って下さい。
評価をいただき、ありがとうございます。
丁寧に作品を読んでいただき、ありがたいです。ラストは結局周りがみんな変化していっているのに、主人公が何も変わっていないことを示したくて、あえてああいうラストにしました。実際の生活でも、よほど決意がないと自分の生活を変えるのは難しい。そんな厳しい現実を主人公を通して表現したかったのです。
 では、本当に長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。今後の創作の参考にさせていただきます。
[一言]
文章は描写が丁寧に描かれていて好感が持てましたし凄いと思います。物語のほうですが、あまり人物達に魅力が無いなと思います。けれど先程も書いたように細かい描写はお見事です。個人的には恋愛ファンタジーシリアスの方が好きだったが為に3の評価にしてしまいましたが、好きな方も沢山いらっしゃると思いますし5をつける方も多数いると思います。文章表現にとても好感の持てる作品でした。これからも頑張ってください。
  • 投稿者: W5232C
  • 女性
  • 2008年 04月22日 18時44分
早速評価をいただいてありがとうございます。
文章をほめていただいて光栄です。
登場人物は、どうしても話の筋に必要なことをセリフで語らせてしまったり、感情をセリフで語らせる癖があって、どうやったらそうならずに人間らしい登場人物が造形できるか、模索している最中です。
これからも頑張ります。また機会があったら作品を読んでください。
[一言]
文章がダレている。もう少し情報の取捨選択をし、スピード感をつけた方がいいと思う。
  • 投稿者: D
  • 2008年 04月21日 22時57分
[一言]
長らくお待たせしてすいません。依頼いただきました蜻蛉です。
先に申し上げておきましと、私は一般小説において文学や純文学ジャンルと呼ばれるのは村上春樹辺りしか読んだことがないので、少し評価に自信がもてません。場合によってはスルーしてくださっても構わないので、ご了承ください。

まず文章ですが、これには別段何も言うことはありません。それらしき文章に仕上がっていると思います。関西弁はプラスマイナスギリギリのところに働いてくると思いますが、まあこれは自由でしょう。特別言うことはないですね。

物語ですが、まず、評価欄の最後「この作品が本だとしたら〜」の部分の「わからない」は中途半端な意味合いではなく、あったらもしかしたら買ってしまうかもしれないという意味合いでの「わからない」です。
よく安定した物語だったと思います。近年見るいわゆるニート、フリーターというやつですか。選んだ題材と、展開には申し分なかったと思います。
ならば何故☆3なのかと言われますと、これが中編小説だったから、かもしれません。一冊の本として書き上げれば立派なものになったかもしれないですが、今の時点では一歩足らずといわざるを得ない。
しかし欠点を挙げろと言われると困りますので、気になった点を箇条書きで。
・もっと勇気に対して話を持ち込んで良かった ・やよいの存在意義が見出せない ・ていうか主人公は結局どうだったの?という疑問
まあ正直な話、もっともっとと求めればキリが無いのですが、あえて挙げるとしたらこの三点。なんというか、この作品は「作品の中で悟ってしまった」ように思えて、微妙に不完全燃焼です。ええ、微妙に。
文学小説は一種の「テーマの追求」だと思います。しかし、そのテーマに対して「結論」を出してしまってはいけないのが文学小説だとも思います。友人と話していたのですが、文学小説は「問い」であり、「結論」ではないのだと。そういう物語の中での色んな出会いや出来事を通して、主人公が成長し、学び、様々な可能性と現実を提示し、読者がそれについて共感したり疑問に思ったり、更なる追求をしたりします。それが、私にとって文学小説の形だと思っているのです。これについて正解か不正解かは一種の持論なので作者ごとに考えがあるのでしょうが、少なくとも私はそう思います。
よって、この作品に足りない点はそういう部分だったのではないだろうかと思います。構成も文章も申し分ないのですが、「文学小説としては足りない部分が見られる」のが感想です。

作品自体は面白かったです。別段市販のものと比べても良いくらいに面白かったです。
最後の詩と題名、なかなかに鳥肌モノでした。村上春樹「海辺のカフカ」を読んだ際の歌詞なんか若者である私にはわけわからなかったので、こういう分かり易いものは安心して読解できますね。

では、依頼ありがとうございました。これからも頑張ってください!
  • 投稿者: 竹蜻蛉
  • 15歳~17歳 男性
  • 2008年 04月17日 15時57分
蜻蛉様

作品を評価いただき、ありがとうございます。
普段なかなかインターネットで作品を公開していても、感想をいただけることが少ないので、詳細な感想をいただけてありがたいです。詳しく評価してくださって、ありがとうございます。
「テーマの追求」について、結論を出してはいけないということ、確かにその通りですね。プロの作品は、テーマ設定を高だかと歌い上げることはなく、それでいて主人公や登場人物の心情や感情に自分自身をシンクロさせて、テーマについて深く考えられるよう、工夫がされているような気がします。私の作品はそういう意味ではまだまだ未熟で、テーマに対しての考えが紋切り型なのかもしれません。それにしてもお若いのに文学についてそこまで分かっておられるなんてすごいですね。
 私の方は普段仕事がそこそこ忙しいので確証はできないのですが、時間ができれば蜻蛉様の作品も読んでみたいと思います。今回はどうもありがとうございました。今後ともがんばってください。
[一言]
すごく良かったです。
共感する部分がすごく多くて、主人公の父の言葉は、まるで自分が言われたような気分になりました。

進むべき道がわからなくて迷っている姿や、友達への嫉妬のような感情、迷いながらも進んでいく姿がとてもうまく表現されていたと思います。

すごく素敵な作品に出会えました。
次回作も期待しています。

  • 投稿者: きよこ
  • 23歳~29歳 女性
  • 2008年 02月14日 00時45分
きよこ様

「私たちは浮遊してゆく」を読んでいただき、ありがとうございます。
 
適切な感想をいただき、今後の創作活動への励みになりました。

今後もご期待に添えるような作品を創作できるよう頑張りますので、また作品ができたら読んでくださいね。
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