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[良い点]
主人公たちだけではなく、周りの人間の出来事をしっかり描写しているところ。モブキャラにも人間性を感じられてよかったです。
[気になる点]
主人公が無自覚とはいえ、気持ちの移り変わりはあまりに唐突だったような気がします。えっ何で? と思ってしまいました。まあこれは私個人の思ったことなので、スルーしていただいても構いませんので。
[一言]
色々と真面目なことを綴りましたが、はっきり言うと私の大好物です。こういう話!
恋愛をより現実的に感じられます。ありふれた物語のように、主人公が必ず最初出てきたヒロインと結ばれるわけでもなく、想い続ければ絶対に叶うわけでもなく。

元々は「ずっとまえから」を読んで気になったから覗いてみよう。くらいの気持ちでしたが、すっかり登場人物たちに感情移入してしまいました。他の関連作品も一つずつ読んでいこうと思います。
  • 投稿者: 高階珠璃
  • 18歳~22歳
  • 2014年 09月26日 09時55分
読んでいただきありがとうございます。

ええ、珍しく頑張りましたからねぇ……キャラ設定。脇キャラについていろいろと設定があったため、これを書かなきゃもったいないとあれこれぶっ込んだわけです。
……のですが、それでもすべての設定を書ききれなかったため足が出てサイドストーリーやら後日談やら前日譚やらぽんぽん後出ししてしまったのがこのシリーズになります。てへぺr(殴

まあ後から読み返してみると、この1作目は『それはひそかな』と併せて読むことで初めて完成する話だなぁ、と感じます。京一視点だけではどうしても不十分なんですね。いえ、それはもちろん私の力不足によるものなんですけども。



もともと『前半は全力由佳とくっつけるつもりで書こう』と考えていたため彼女のフラグを立てつつ、後半へ向けてモリのフラグもちょこちょこ立ていく予定でした。
あくまでもヒロインは由佳なので、モリの出番が増えたら由佳の出番をさらに増やす、という感じに書いていった結果モリのフラグが目立たなくなってしまったのかなーと思います。

そのうえ京一の思い込みの激しいところであるとか、人に流されやすいところを忠実に描くことにこだわりすぎたあまり、実はモリが好きだったんだ~につながる伏線がほとんどなくなったあげく、人に言われてころっとほだされた感じになってしまっております。

いえ……まあ狙ったと言えないことはないんですけどね。

それまで京一は『モリが好きなのかも』という想いを必死に押さえつけて『俺は由佳が好きなんだ』と暗示をかけていた状態だったわけで、かなりぎりぎりのところに立っていたんです。
だからほんのちょっとの一押しでその均衡は崩れる。その一押し、というのが“ほかの誰かの言葉”だったわけですね。まして敦史は由佳が好きで、その敦史が自分が不利になるようなことをわざわざ京一に教えるわけですからなおさら信憑性がある。

だからあのやりとりひとつで京一は膠着から抜け出せる――と、私は考えていたのですが甘かったようです。


ほかの方からも似たような指摘を受けていますし、やはり分かりにくかったんでしょうね。表現の仕方をもっとよく考えねばと反省しております。完全に私の力不足です。




主人公が必ずヒロインと結ばれるわけではない、想い続ければ叶うわけでもない。私が書きたかったことを代弁してくださりありがとうございます。感無量です。

『ずっとまえから』も読んでくださったんですか! あのお話からこちらのシリーズを覗いてくださる方って案外少ないので嬉しいですね。最後までお付き合いいただけたらありがたいです。途中トランプの話が入りますけど……。




感想ありがとうございました。
  • 2014年 09月27日 01時39分
[良い点]
登場人物全員にしっかりとしたキャラクター性がある点が素晴らしいと思います。
主人公やヒロインにしっかりとした背景があるのは勿論のこと、主人公の親友である敦史がただの適当な男でなかったり、由佳の弟が実は尋常じゃなく姉のことを気にかけているいい子だったり。(でも、弟が小学生であることを考えると、少し出来過ぎている気もして、悪い点にも入ったりしますが)

あと主人公の恋愛が淡々と進んでいくだけじゃない点もいいです。部活や祭に勉強、他人の恋愛など、主人公の恋愛が中心じゃない話があることで、日常の様子がみれ、いい意味で気を抜いて読めました。
所々くすりと笑える部分があるのも、プラス点でした。
[気になる点]
キャラの外見を持っと詳しく書いて欲しかったです。実際かわいいのか、とか。今どんな服装なのかな、とか気になることが何度か。

上と下の名を別々に出すのは敢えてでしょうか? 特に理由がないなら、登場した時に最初にフルネームを出して欲しかったです。
例えば森咲綾菜が最初に登場したシーンでは、綾ちゃんと最初に呼ばれ、その後すぐに主人公は森咲、と頭の中で呼びます。すぐ同一人物とわかりますが、一瞬誰だろう、と思ってしまいました。
まあ、これは私だけでしょうから無視してもらって構いません。

そして何より一番残念だな、と思った点が一つ。
京一が綾菜の方を好きだ、と気付く過程のイベントが少ないor薄いです。京一と由佳の話が濃いせいでもあるかもしれませんが、話が進むに連れて綾菜が好きだ、となる過程に感情移入しきれず、京一が数度のイベントでころっと綾菜に心変わりした軽い男、というイメージになってしまいました。
もっとイベント数を増やしたり、イベント内での京一の心の中の感情の揺れ動きや葛藤を描けていれば、納得のいく流れになったと思います。
[一言]
由佳かわいそうです。恋愛物って悲しいですね。やっぱり私には「視線」的なラブコメの方が合ってるようです(笑)

個人的には真江のキャラが一番好きだったり。あんな常識的でない天才っていいですよね。私が長編を書くと基本そんなキャラが出ます(笑)

恋愛物はあまり読まないので、とても参考になりました。素人が偉そうに色々言ってしまってごめんなさい。
あくまで一素人の感想なので無視してくださっても構いません。
このシリーズがどんな展開を見せるか楽しみにしつつ、次を読みたいと思います。
ではまた!
  • 投稿者: みや
  • 2014年 03月05日 14時08分
詳しい感想をいただけて嬉しいです!近々書き直す予定なのでものすごくありがたいです。

◎しっかりしたキャラクター性
そこを誉めていただけると本当に嬉しいです!今までで一番キャラを練った作品なので……。

◎勇生が出来すぎている
確かに小学生っぽくはないですね(笑)
名前のことで散々『女の子みたい』とからかわれつづけた結果“大人の男”になって女と言えないようにすればいいと思うようになり、精一杯背伸びして出来たのが今の彼です。
年齢相応の子供らしさをもっとちゃんと描けたらよかったですね。彼を主人公としたエピソードを書くときは(もうネタはあります)そのあたりを掘り下げたいです。

◎日常の様子が見られてよかった
そうですね。中三って恋愛だけじゃなく色んなものを抱えている時期だと思うので。もしかしたら中三時期に(受験から逃避して)設定を固めていたのが良かったのかもしれませんね。当時の心境をそのまま描けたので。

◎キャラ描写が少ない
描写力のなさにはここ数年ずっと悩まされています……。何も意識しないで書くと台詞だけで話が進んでしまいがちなんですね。時々思い出したように描写を入れるのですが、それでも少ないことに変わりはないです。ちゃんと意識を持たないとダメですね。

◎上と下の名前を分けるのは敢えて?
はい、わざとです。
地の文とはいえ突然『彼女は森咲綾菜だ』と書くのはどうも引っかかってしまうんですよ。誰に説明してるの?って。親しい人の名前をフルネームで呼ぶことなんてなかなかないですしね。
ややこしいのは確かですし、上手く書けないならこういう妙なこだわりは捨てるべきなんでしょうね。

◎モリを好きだと気付くイベントが薄い
何を隠そう一から書き直そうと決めた最大の理由がそれです。由佳の告白以降の展開に自分でも納得がいっていなくて。
京一は物語開始当初から自分がモリを好きなことに薄々気が付いています。それなのにはっきりと自覚しそうになるたび榊や由佳を気にして『俺が好きなのは由佳だ』と自分で暗示をかけてしまいます。
もちろん京一主観なので暗示をかけているとはっきり書くわけにはいかないのですが、それでも読者様には本当に好きなのはモリなんだと伝わるようにもっと工夫すべきでした。
それを怠ったがために、敦史からの指摘で急にモリが好きだと思い始めたかのような印象が強くなったのではないかと思います。自覚してからの展開も早すぎたかもしれません。

◎由佳がかわいそう
でしょうね(笑)
身内に聞いてもそういう意見をたくさんもらいました。
想いつづけていれば叶うことばかりではないですし、そもそも京一への恋は普通のものとは少し違っていましたから、ああいう結末以外は考えられないなと。
続編を読んでいただければこの結末にも意味があったと思っていただけるのではないかなぁと……思……います。多分。

◎真江のキャラが好き
ありがとうございます。友達に「京一派?敦史派?」と聞いたら「シュン派!」と元気よく言われたことがあります。ちなみにどこへ行っても京一は嫌われ者です(笑)
シュンも内心は色々なものを抱えていて、そのエピソードもちゃんと頭にあるんですが未だに書けていません。あまりに常人からかけ離れているので扱いにくくて……シュンごめん。



あまり恋愛小説を読まない方からの感想、というのはとても新鮮でした。
これから書き直していく上で是非参考にしたいと思います!
  • 2014年 03月05日 19時25分
[良い点]
温かみ。
全体を通して温かい物語でした。何と言うのでしょうか、雰囲気が温かいのですね。あまり激しすぎる展開もなく、表現も控えめに感じます。むしろそれが、独特のおっとりした空気をかもし出しているのでしょうね。

[一言]
ユカが可哀想でならないオチでしたね(苦笑)
私も好きになるならユカのタイプがいいです。ただ、ケータイやSNSの発達した現代にこの物語のような純愛を経験することは、願っていても難しいのでしょうね…
悲しいです。

とにもかくにも、面白い作品でした!続編やサイドストーリー、前日譚も読んでみますね!
これからも頑張って下さい!
追伸:主人公の「絢南京介」、苗字が私の作品のヒロインの一人(名前)とダブりました!
  • 投稿者: 蒼原悠
  • 2013年 10月02日 04時38分
ご感想ありがとうございます!
長く続けてきたシリーズですが一作目は全くと言っていいほど反響がなく、
ひそかにショボーン(´・ω・`)としていたところでした。
なので魚は今躍り上がっております。ぴっちぴちです。

何というか、はい。普通のお話が書きたかったんですよね。
リアルな日常という意味ではなく、物語としてありふれたものを書きたかったんです。
ありがちな物語、というかなんというか。
新しいものをどんどん取り入れた小説ってすごく面白いし惹き込まれますけど、でも私はそんなアイディアマンではないのでそういうのは書けないんですよね。
だったら逆に皆がどこかで見たことがあるようなお話を書いたらいいんじゃないかって。
っていうかぶっちゃけそういうの大好物だからめっちゃ書きたいわー、とか思ってしまった結果こんなお話が出来ました。
“温かい”ってきっとこういうお話だからなんじゃないですかね。よく知っていて馴染みのあるものってあったかくてほっとするじゃないですか。多分そういうこと・・・ですよ、うん(自分でもよく分かってない)。

何にせよ、“温かい”物語っていうのは私が常に目指しているものなのです。
つまり何が言いたいかというと、「感想がもらえて本当に嬉しいんだぜ」ということです。
なんだか遠まわしになった気もしますが。


P.S.マジですか、ダブりましたか!そんな偶然もあるんですね。ちなみに京一くんの苗字は絢南か絢名で迷った結果こっちになりました。
私連載中のSFを読み途中であります。連載終了後になるかもわかりませんが、必ず感想を送らせていただきます!
  • 2013年 10月04日 21時19分
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