感想一覧
▽感想を書く[良い点]
それでも航空兵となった以上、僕は戦い続けなくてはならない。仮にも騎士の家に産まれた男として、戦うならば最も気高い戦場で戦いたい。それが空だ。
いつもお世話になっております。彩雲のお話に魅了されて参りました。
冒頭からのこの一文に既にぐっと来ます。流水郎さんの書く物語は染みます。
それでも航空兵となった以上、僕は戦い続けなくてはならない。仮にも騎士の家に産まれた男として、戦うならば最も気高い戦場で戦いたい。それが空だ。
いつもお世話になっております。彩雲のお話に魅了されて参りました。
冒頭からのこの一文に既にぐっと来ます。流水郎さんの書く物語は染みます。
[良い点]
舞台、描写の2つがとても印象に残りました。殺し合いという時間の最中、全体的になんとなく楽天的というか、どんよりとしない雰囲気はイタリアらしさのような物も感じましたし、作中にありました様なまだまだ敵味方の顔とかが飛行機に乗っていながら捉えれるくらいの規模での空戦がよく書けていたと思います。
[一言]
流水郎先生、こんにちは。
一次大戦のイタリアとの事で楽しく拝読させて頂きました。前回と同じ一人称形式ながら終始描写に気を付けた文となっておられるようで、頭に絵が浮かびやすい所は読者としては大変に有り難かったです。勉強になりました。
小生としてもイタリアの軍隊に関しましては決して弱いとは思ってはおらず、こう言っては失礼かもしれませんがむしろ結構日本と似通った事情の下、それでもなんとかしようと必死に頑張ってた人々だと思っております。この頃からあるマッキだって後々にはサエッタやベルトロといった当時としては超一級の戦闘機を生み出す訳で、その源流とそこにあった人間たちの物語として読むと中々興味深かったです。
そう言えば前回のお話のフォッカーも冬戦争で大活躍した戦闘機を生み出していましたね。こうしてみると黎明期の試行錯誤はそりゃもちろん危険と隣り合わせであったでしょうが、決してその方向性は間違ってはいなかったんだなとしみじみ思います。それが戦争でしか花を咲かせられなかったのが、不幸と言えば不幸なのでしょうかねえ。
なんだか遠い西洋での出来事ながら、身近な感じも抱けた面白い作品でした。次回も期待させて頂きます。
ではでは。
舞台、描写の2つがとても印象に残りました。殺し合いという時間の最中、全体的になんとなく楽天的というか、どんよりとしない雰囲気はイタリアらしさのような物も感じましたし、作中にありました様なまだまだ敵味方の顔とかが飛行機に乗っていながら捉えれるくらいの規模での空戦がよく書けていたと思います。
[一言]
流水郎先生、こんにちは。
一次大戦のイタリアとの事で楽しく拝読させて頂きました。前回と同じ一人称形式ながら終始描写に気を付けた文となっておられるようで、頭に絵が浮かびやすい所は読者としては大変に有り難かったです。勉強になりました。
小生としてもイタリアの軍隊に関しましては決して弱いとは思ってはおらず、こう言っては失礼かもしれませんがむしろ結構日本と似通った事情の下、それでもなんとかしようと必死に頑張ってた人々だと思っております。この頃からあるマッキだって後々にはサエッタやベルトロといった当時としては超一級の戦闘機を生み出す訳で、その源流とそこにあった人間たちの物語として読むと中々興味深かったです。
そう言えば前回のお話のフォッカーも冬戦争で大活躍した戦闘機を生み出していましたね。こうしてみると黎明期の試行錯誤はそりゃもちろん危険と隣り合わせであったでしょうが、決してその方向性は間違ってはいなかったんだなとしみじみ思います。それが戦争でしか花を咲かせられなかったのが、不幸と言えば不幸なのでしょうかねえ。
なんだか遠い西洋での出来事ながら、身近な感じも抱けた面白い作品でした。次回も期待させて頂きます。
ではでは。
工藤先生、ご感想ありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
前回の反省点を活かし、主人公たちのキャラに厚みを持たせてみたり、情景などを入れてみました。
前より上手くいったようで幸いであります。
イタリアは不安定な政治体制が何かと影響していましたが、頑張っている人は大勢いましたね。
ローマから東京まで長距離連絡飛行を成功させたパイロットもいましたし(ソ連領空を強行突破して)。
フォッカー社は90年代に倒産してしまいましたが、マッキは今でも存続しておりますし、またせめぎ合いの中で消えていった航空会社の技術も存続され続けています。
新幹線だって戦時中の軍用機設計で培った技術がなければ生まれなかったはずですし、二度の悲惨な大戦で咲いた花でも、平和な時代で新たな実を結べるのかもしれません。
二次大戦が舞台の話しも構想しており、さり気なく艦魂も書きはじめております。
今後もお互いに精進していければと思います。
では、ありがとうございました!
お返事が遅くなり申し訳ありません。
前回の反省点を活かし、主人公たちのキャラに厚みを持たせてみたり、情景などを入れてみました。
前より上手くいったようで幸いであります。
イタリアは不安定な政治体制が何かと影響していましたが、頑張っている人は大勢いましたね。
ローマから東京まで長距離連絡飛行を成功させたパイロットもいましたし(ソ連領空を強行突破して)。
フォッカー社は90年代に倒産してしまいましたが、マッキは今でも存続しておりますし、またせめぎ合いの中で消えていった航空会社の技術も存続され続けています。
新幹線だって戦時中の軍用機設計で培った技術がなければ生まれなかったはずですし、二度の悲惨な大戦で咲いた花でも、平和な時代で新たな実を結べるのかもしれません。
二次大戦が舞台の話しも構想しており、さり気なく艦魂も書きはじめております。
今後もお互いに精進していければと思います。
では、ありがとうございました!
- 流水郎
- 2012年 11月11日 11時31分
― 感想を書く ―