感想一覧

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[一言]
「わたくしの目には、この世のものとも思えない、それこそ薔薇のような美しさを誇る彼女の姿が映っております。まことに失礼ながら、皆さま目をお悪くされていらっしゃるのではございませんか?」

全てはこの一言で分かった気がします。

臭い気障なセリフですが、言ってみたいですね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2013年 01月23日 13時10分
管理
公開してからしばらく経つというのに今でもときおり感想をもらえるのが、この作品が評価されている証のようでうれしく思います。感想、ありがとうございました。

作品を書くに当たって、トリックに当たる部分と最後の一言だけは最初から頭にありました。
最初から最後まで、一見関係ないように見えてもゆるやかに繋がっている、そんな雰囲気を感じ取れてもらえたら幸いです。
[良い点]
ふーむ! と唸ってしまいました。シンプルな会話劇ながら、血生臭くなく、かと言って平坦では
決してないお話を淡々とゆっくりと言い聞かせるかのような物語。純粋に、凄く面白かったです。
お茶会全体に滲み出る知性が、些細なやり取りの各所に散りばめられていると感じました。
[気になる点]
食事シーンがサラッと流れてしまったのが残念。自己紹介してたと思ったらいつの間にか食事が済んじゃってたので、
お話メインとはいえ折角の食事会ですし、時間軸を考えても食事シーンはあって良かったかもしれません。
[一言]
これは原作に興味を持たざるを得ない。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2013年 01月16日 01時12分
管理
ありがとうございます。

普段書いている長編が殺伐としたものなので、おしゃれで雰囲気のいい短編を書きたいな、というところがこの小説のスタート地点でした。現時点の私に描けるだけのものが描けたと思っているので、気に入ってもらえたのならすごく嬉しいです。

食事シーンについては、確かにその通りですね。原作でも克明に書いている回とそうでない回があるのと、私自身が食への思い入れがあんまりないために、あっさりとした感じにしてしまいました。それでも、一文を入れるだけで違ってくるでしょうね。この作品についてはこのままにしたいと思いますが、またどこかで食事のシーンを描くような機会があれば、参考にしたいと思います。

アシモフはSF作家として有名ですが、私自身が一番好きな作品はオマージュ元である「黒後家蜘蛛の会」だったりします。いわゆる「日常の謎」系のミステリとして、ふわりとした読後感が残る良作だと思います。ぜひぜひ、機会があれば読んでみて下さい。
[良い点]
何という軽妙洒脱さ。
完成されてる感が素晴らしいですね
最後の一言が決まってる小説っていいですよね。
[一言]
すごくすごく、すごく感じのいいお話だと思います。
なにかイベントごとに参加されているご様子。
好成績を修められますようお祈りしております。

アイザック・アシモフといえばファウンデーションしか読んでいませんでしたが、「黒後家蜘蛛の会」すごく読んでみたくなりました。

個人的な執筆テーマは「おしゃれさ」だったので、感じがいいという言葉は最高の賞讃です!
ありがとうございました。
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