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[一言]
 改行に関してですが、これは読み手が、読み易いか読み難いかということです。
 例えば、九重が職員室から出て移動している際、武村に声をかけられるシーン。二人はどこで出会ったのでしょうか? 職員室の近くでしょうか? それとも本館でしょうか?
 言い換えると、その場面が連動しているのか、それとも一旦途切れているのかということなんです。こういうことから、場面転換の改行は一人称でも三人称でも必要であると思います。
 また台詞部分の改行されていない箇所についてですが、これだと誰が話しているのかがはっきりしないのです。間に一文を挟まずに改行すれば、充分即答しているように受け取ることができると思います。
 
 セクハラの件ですが、まず最初に「セクハラ」と「強姦」は少し意味が違います。セクハラというのは「性的な表現または行為で相手に不快な思いをさせること」、強姦は「合意のない性行為、または性的暴力」です。
 今回作品に描かれていることを「嫌がらせ」とするならば、何故そのような嫌がらせを受けたのかという情報提供も必要だったのではと思います。私が作品を読む限りでは、「乱暴」または「暴行」という表現が適当であると思います。

 クライマックスの件ですが、付け足すべきですね。「○○編」等の表記がない一つの作品の中で起こったことは、その作品の中で消化して下さい。万人が「武村編」を読むわけではないですから。

 以上が私の感想になります。
 また長文になってしまい、失礼しました。

 
 
返信有り難う御座います。
やはり当方は強姦もセクハラも似た様なものとしか認識出来ません。
そもそも自殺した女生徒、亜季はセクハラ行為を受けて不快な思いをしていたので、セクハラで妥当かと。

クライマックスの件、付け足しました。
  • 杉下 美野理
  • 2008年 02月16日 23時56分
[一言]
 作品拝見させて頂きました。

 私はこの学園のことは全く存じませんが、実在の学園を舞台にすることは、結構勇気のいることだと思います(実在の場所をモデルにというのはありますが)。また実在しているからこそ設定に融通が利かなかったりしますが、読んだ限りでは無理な表現はなく、自然に校内の風景を描写できていると感じました。
 
 書き方についてですが、場面転換の改行が殆どなされていないのが気になりました。あと台詞も一部改行されていない箇所がありました。
 また台詞部分において、耳元での囁き時等で「(台詞)」というものがありましたが、「耳元で囁いた」という前書きがあるのだがら、()は不要であると思います。
 ことばの遣い方で一つ気になったのは物語前半の「遠い目で見られていた」です。もしかしたら作者に何らかの意図がおありかも知れませんが、「遠い目」は基本的に人を見る際に使用する表現ではないので「白い目」や「冷たい目」とするのが妥当であると思います。

 内容についてですが、推理プラス恋愛という感じで合ってますでしょうか。作品の流れとしては不自然な箇所はなく、短編でありながらたくさんの内容が詰まっていると思います。
 ただ、九重と犯人とのクライマックスで、九重を襲撃した犯人が、その後どういう経緯で罪を認め逮捕となったのか、回想でもその後の話でもいいので説明は欲しかったです。
 セクハラについてですが、この程度であれば年齢制限をかける必要はないと思います。ただ読む限りでは、これはセクハラというより強制わいせつ若しくは婦女暴行ですね(勿論、セクハラは大したことないというわけではないですが)。もしこの事件の発端をセクハラとするなら、セクハラに至る経緯を描くことの必要だったのではないかと思います(例えば、セクハラをした側が女子生徒の何らかの弱味を握り、それにつけこんできた等)。

 長文失礼致しました。
初めまして。最後まで読んで頂き、誠に有り難う御座います。
この学校ですはね、私が現在通っている学校なんですよ。その為、校内の描写がとても楽でした。

場面転換は、一人称で書いている為、空行は必要無いと判断しました。
改行されていないセリフと言うのは「寒いから中入んなさい」「嫌だ」の部分でしょうか。
これは、間髪を容れず即答した事を強調する為、態と改行をしていないのです。

推理+恋愛ですね。
遠い目については冷たい目に修正しました。
「(セリフ)」はクセです。一度クセがついてしまうとなかなか直らないものです。
婦女暴行とはつまり、強姦の事ですね。強姦は性的嫌がらせと私は考えているので、セクハラと言う表現しました。貴殿がセクハラは好ましくないと仰るのであれば、変更致しますが。
クライマックスのその後は、一応考えてあるのですが、武村編で聡美の記憶が一部失われている事を聡美本人が言っているので、書いていません。必要であるのならば、付け足しますが、如何致しましょう?

お返事はこちらで構いませんのでコメント下さい。
  • 杉下 美野理
  • 2008年 02月16日 19時46分
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