エピソード19の感想一覧
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[良い点]
ロクサムの心の動きが丁寧に描かれていて、強く胸を打たれます。ルビーのことを深く気にかけながらも、彼こそが最初から過酷な運命を歩み続けていて、それなのに誰を恨むでもなく、ただ静かに自らの心の内と向き合うその姿は、これまでルビーが得てきた彼の手触りを確かなものとして私たちに感じさせます。トンボの羽が傷つかないようにそっと空へと放つあの繊細な手つきがルビーを捉えていたように、生来枯れることのない優しさだったり、他者への配慮のようなものが、彼にはあるのでしょうね。
なかでも彼の視点からルビーの容姿に触れるくだりは秀逸で、美しいものだと思いました。文章もそうですし、書くにはここしかないという場所で惜しみなく溢れるような語りですよね。暗く光の差さない彼の地平から照らされることで、ルビーの放つ光はいっそう輝いて見えますし、またそれこそが彼の心を苦しめてもいて、とても心に訴えるものがあります。
[一言]
こんばんは、ではないですね。お言葉に甘えてまた寄らせてもらいました。
この部分が加筆だということが、物語やその構成に寄せるあなたの思いや、感性というものを端的に窺わせるものであるような気がします。私には、それがとても信頼できるもののように思えるのです。
限られた読書量ではありますが、読むことに徹してきた人生ですので、こうして作家の方と直に言葉を交わせることは、読む喜びとはまた違った幸せなひとときでもあります。これからも、あなたから得たものをあなたに伝えたいし、私としては時間のことは今は忘れて、ただ思うままに書き進めてもよいのではないかとも思っています。たとえ未完であってもよいものは既によいのですから。あなたのことを応援しています。
ロクサムの心の動きが丁寧に描かれていて、強く胸を打たれます。ルビーのことを深く気にかけながらも、彼こそが最初から過酷な運命を歩み続けていて、それなのに誰を恨むでもなく、ただ静かに自らの心の内と向き合うその姿は、これまでルビーが得てきた彼の手触りを確かなものとして私たちに感じさせます。トンボの羽が傷つかないようにそっと空へと放つあの繊細な手つきがルビーを捉えていたように、生来枯れることのない優しさだったり、他者への配慮のようなものが、彼にはあるのでしょうね。
なかでも彼の視点からルビーの容姿に触れるくだりは秀逸で、美しいものだと思いました。文章もそうですし、書くにはここしかないという場所で惜しみなく溢れるような語りですよね。暗く光の差さない彼の地平から照らされることで、ルビーの放つ光はいっそう輝いて見えますし、またそれこそが彼の心を苦しめてもいて、とても心に訴えるものがあります。
[一言]
こんばんは、ではないですね。お言葉に甘えてまた寄らせてもらいました。
この部分が加筆だということが、物語やその構成に寄せるあなたの思いや、感性というものを端的に窺わせるものであるような気がします。私には、それがとても信頼できるもののように思えるのです。
限られた読書量ではありますが、読むことに徹してきた人生ですので、こうして作家の方と直に言葉を交わせることは、読む喜びとはまた違った幸せなひとときでもあります。これからも、あなたから得たものをあなたに伝えたいし、私としては時間のことは今は忘れて、ただ思うままに書き進めてもよいのではないかとも思っています。たとえ未完であってもよいものは既によいのですから。あなたのことを応援しています。
エピソード19
みかげ石さん、ありがとうございます。
とてもとても丁寧に読んでくださり、ロクサムに気持ちを寄せていただき、嬉しく思います。
物語の世界は目の前にあるのですが、切り取り方がわからなくて迷い、迷ったあとの加筆だったと記憶しています。
お気遣いの言葉もありがとうございます。
更新にこだわらず、たとえ時間がかかっても、伝えたいことをきちんと込めて描くことができるように、原点に戻って頑張ります。
うまくお返しする言葉が見つかりませんが、身の引き締まる思いでおります。
ありがとうございました。よければまたお立ち寄りください。
とてもとても丁寧に読んでくださり、ロクサムに気持ちを寄せていただき、嬉しく思います。
物語の世界は目の前にあるのですが、切り取り方がわからなくて迷い、迷ったあとの加筆だったと記憶しています。
お気遣いの言葉もありがとうございます。
更新にこだわらず、たとえ時間がかかっても、伝えたいことをきちんと込めて描くことができるように、原点に戻って頑張ります。
うまくお返しする言葉が見つかりませんが、身の引き締まる思いでおります。
ありがとうございました。よければまたお立ち寄りください。
- 古蔦瑠璃
- 2023年 04月22日 23時07分
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