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[一言]
初めまして。
一気に読ませていただきました。
月並みな言葉ですが、大変おもしろかったです。
少し切ない部分も、先輩と遊馬の今後が気になる終わり方も大好物で即ブクマしました。
そして完結もおめでとうございます!
素敵な作品をありがとうございました。
  • 投稿者: 泣言
  • 2016年 11月13日 01時27分
ありがとうございます!
一気読みとは、嬉しいばかりです!
新藤と遊馬の今後については……どうなるんでしょうね?(笑)
書籍版が発売されてから、WEB版を読んでくださる方も増えてらっしゃるみたいですね。嬉しいばかりです。
書籍版の方も、図書館などで借りて読んでいただけると嬉しいです。
こちらは、8割方書下ろしとなっておりますので、WEB晩を読んでいただけた方でも、楽しめると思います!
こちらこそ、ありがとうございます!^^
[良い点]
この度はなろうコン大賞に御参加頂きまして真にありがとうございます。
「繋がり」というものを考えさせてくれる作品でした。
それも人と人、だけではなく主人公の立場から見ることによって、森羅万象全ての「繋がり」として。
もしお世話になる時は、是非彼女ようなエージェントにお願いしたいものです。
さてその主人公の成長も最初と最後で成績は一切変わらず、しかしはっきりと見える中身の成長、この表現が良いですね。
きっと将来、一級……になるかはともかく、評判(?)のエージェントになり、また新しく実習生を見るという「繋がり」が生まれるでしょう。
そんな将来を思い描きつつ、これにて失礼致します。
今後の創作活動、応援しております。

[良い点]
気が付けば引き付けられてしまっているストーリーや要素。
人ならば誰しも持つであろう劣等感や妬みが上手く描写されており、登場人物達に感情移入しやすかったです。思わず、「ああ、昔の私みたいだな……この子」、と思ってしまいました。
ランク付けされたエージェントの点など、拙作にも採用している要素が含まれていて親近感に近い物がありました。
実は、ランクが低くて落ちこぼれの登場人物が必死に頑張っていくというシチュエーションはいずれ描こうと思っていたのですが、貴作がまるでお手本のように感じられました。
ランクは低い、それでもひた向きで真っ直ぐな主人公に大変、好感が持てます。

[気になる点]
強いて挙げるなら、『何でこれ、漢字変換されてないんだろう?』と思った事が幾つかあった所でしょうか。
一つ挙げてみますと第二部より、「まぁ、ほどほどにな。がんばりすぎてもろくなことがないぞ、この職業は」
平仮名が連なってて、ぱっとみ読み辛かったです。『頑張り過ぎて』、と漢字にしても良いのでは。
読者の事を考えられているのだろう、と思って読み進めていくと『反芻』や『顰めた』という中々読み辛い(私は問題ありませんでしたが)な漢字があったりして、『あそこ平仮名なのにここは何で漢字? せめて読み仮名をっ……!』と思う所もありました。
重箱の隅をつつくような指摘ですので、あくまで個人的な意見として受け取って頂ければ幸いです。

[一言]
先日、しゅれねこ様の活動報告に出没させて頂いた『虹色冒険書』です、改めまして、『あなたの未練 お聴きします』、第一部のエピローグまで拝読しました。
良い点に挙げさせて頂いた通り、登場人物の苦悩が上手く表現されていると思い、『キャラクター』ではなく『人間』を見ていると感じ取れました。
文章力や表現力も高く、総評として大変学ばせて頂く事の多い作品でした。
拝読していた数時間がとても有意義な時間でした。ありがとう御座います。
時間が出来次第、続きも読ませて頂こうと思います^^

虹色冒険書さん、感想ありがとうございます!^^
気がつけば引きつけられるストーリー……最高の賛辞です、ありがとうございます!
このお話は、落ちこぼれ実習生、「遊馬」の成長物語の側面も持っているので、そこを読み取ってもらえて嬉しい限りです。

漢字変換に関しては、ワープロソフトに任せきりのところがあったので、完全に私の怠惰の賜物です。以後、チェックしつつ、注意したいと思います(汗)

高い総合評価をいただけたようで、ほっとするとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。

今後とも、よろしくお願いいたします^^
[一言]
どうも、板戸翔です。とりあえずプロローグと一話を読み終えました。
以前のを読んだことのある方は皆さん思うでしょうが、全体的に前よりも数段文章が良くなっていると私も思いました。比喩や表現の仕方などのレベルも上がっており、よりしゅれさんの伝えたいことが以前より強く伝わってきました。
ただ、その中でも気になったところが数点。

まずプロローグから。

「そうだ。では、他には何がある?」
「そ、その他には……その……」
 私がもごもごと口ごもっていると、
「おやおや、二階堂、お前には声高に主張したいことがあるのではないのか? まあいい、長本、二階堂の代わりに答えてみろ」

ここはまああってもなくてもというのでちょっと細かいかもしれませんが、『私がもごもごと口ごもっていると、』の後に『教授は「はあー」とわざとらしく声に出して溜息をつき、』みたいなのを加えるとより教授が憎たらしく見えるかなと思いました。

 授業が終わり、人間界で言えば、パルテノン宮殿を彷彿とさせる、幾何学的な装いを持った、しかしその実、機能的で実用的な校舎を出る私に、慰めの声をかけるクラスメイトはいない。

正直この部分は言葉の繋がりがおかしく、読点も多くて内容が伝わってきません。個人的には『機能的で実用的な』なんて付けず、『放課後、人間界で言えばパルテノン宮殿を彷彿とさせる無駄に荘厳な校舎を出る私に、』というような感じでいいかなと思いました。
それと、この他の文でも読点が多すぎると思えるほどに付けられているところが目立ちました。どんなに長い文でも主語と述語、それからそれらに連なる修飾語の順序や個数が正しければ割と読点がなくてもいけるものです。逆に読点は音楽でいう休符のような役割があるので、読点があるたびに一回一回読者の読みを止めてしまう危険があります。
(あくまで私個人の意見ですが)読点は基本的に一文に付き二個までを意識し、文が長くなってどうしてもそれ以上付けたい場合は、一度文を『読点がくるたびに一つ呼吸をおきながら』声に出して読むことをお勧めします。そうすると、自分で必要か必要でないかが分かりやすくなるかと思います。
また、そのすぐ後にある、

悔しい思いに唇を噛み、雲海を突き抜けた高みにある私たちの世界の、『天上』へと続く、果てしのない、真っ青な空を見あげる。

という部分は、(ここも読点が多いことも気になりますが)『私たちの世界の天上』を見上げているということは遊馬のいる校舎は天上ではないのですか?
読み落としていたら申し訳ありませんが、『じゃあ今はどんな世界にいるの?』という疑問が浮かびました。

それと、プロローグの最後、

 人間界に住居を与えられ、実習に向けての整理も一段落着いた私は、実習先である、外観は何の変哲のない、古ぼけた事務所の前に立っていた。
 ここは、人間界にあって、人間界を超えた場所。
 道端の小石のように、そこに『あるだけ』。存在意義すら知れない建物だ。

これでも悪くはないと思うのですが、個人的にちょっとただ説明されているだけの感じがしたので、例えば、

 それから数日後。
 ついに人間界に住居を与えられ、実習に向けての整理も一段落着いた私は、実習先である事務所の前を訪れていた。実習自体は明日からだが、とりあえず初めの挨拶は前日に済ませておいた方が印象はいいだろうと思ったのだ。
 あらかじめ与えられた地図を頼りに辿り着いた事務所は、辺りの住居よりちょっと古びた程度の一見何の変哲もない建物だった。あまりにも違和感なく周囲に溶け込んでいるため、一瞬地図を読み間違えたのかと思った――のだが。
「あれ?」
 がやがやと楽しそうに騒ぎながら私の後ろを通過しようとしていた、中学生と思える男子三人組のうちの一人が、事務所の方を見ると小さくそう呟き、
「ねえ、こんなところにこんな建物あったっけか?」
 しかし、その問いかけに他の二人は『はあ?』と声をそろえると、

「何言ってんの? どう見間違えたらこんな『雑草だらけの空き地』に建物が建ってるなんて思えるんだよ」
「お前、まじで頭大丈夫か?」

 その後も一人は建物の存在を訴え続けたが、私の視界から消えるまでついに他の二人はそれを信じることはなかった。
 間違いない。ここは、人間界にあって、人間界を超えた場所。道端の小石のように、そこに『あるだけ』。存在意義すら知れない建物だ。
 さっきの中学生の一人のように、いわゆる「霊感」が強い人間には見えることもあるらしいが、実際その存在にほとんどの人間は気づきもしない。

みたいな感じで、文章が肥大化してしまいますが説明的になることは防げるかなと思いました(すいません、ところどころ想像で脚色していますので、もし利用する際はしゅれさんなりに自由に変更してください)。

それから一話に入りますが、まあ事案は以前のと変わらないようですから特にありませんが、ただ新キャラの東雲秋葉さん。
 新キャラを出すことについては良いと思いますが、ただその後の処理を慎重にしないとただの『ご都合主義の脇役キャラ』となって最悪いなくてもいいじゃないかと思われてしまう危険があるので、出番の回数には注意を払った方が良いと思います。欲をいうと東雲秋葉さんが中心となる話があるとベストであるとは思うのですが……まあ、しゅれさん次第で大丈夫です。

とりあえず今思っていることは全て書きました。また思いついたことがあったら書きますね。
ではでは。
  • 投稿者: 板戸翔
  • 2014年 02月21日 23時09分
ご丁寧な添削、痛み入ります!^^

ご指摘された箇所は、少し時間がかかりましたが、訂正案を最大限に尊重させていただき、改稿いたしました。

私自身「読みにくいなあ……」と思っていた点をスッキリ直していただいて、感謝に絶えません。中学生グループによる、事務所の描写も取り入れさせていただきました。板戸様の原案が素晴らしすぎて、ほとんど変えてませんが(苦笑)

東雲秋葉については、遊馬の未熟さについて引き出すための、言葉足らず・表現足らずの箇所を補修するために登場願う予定です。


いや、前にも言いましたが、それにしても板戸様はいい編集となれる素質をお持ちのようで羨ましいです。

客観的に見て至らない点を指摘していただけるばかりか、原案者にはない発想を出してくれたり、もう、いたせりつくせりという感じです。時には耳が痛いこともありますが(笑)

こんなにも丁寧に読み込んでいただき、さらに、改稿案まで出していただき、頭が上がりません。

本当に、ありがとうございます^^
[一言]
取り合えず、第一話を読み終えたので報告させて頂きます。

全体として:私的感覚になりますが、偶に長いセリフのところがあります(例えば三部の紫苑ちゃんのセリフとか)。そこをキリのいいところで一旦切って、適度に相槌とか何らかの反応を入れた方が、自然な感じがするかもしれません。

後はちょっとした細かい所を書かせて頂きます。

三部

新藤の「如月紫苑さん。――――。担当をいたします、新藤と二階堂です。よろしく」の部分ですが、最後の「よろしく」は前までが丁寧語で続いているので、「よろしくお願いします」のほうがいいかもしれません。

五部

 先輩は珈琲をまずそうにとすすると、そう切り出した。「まずい。やっぱり珈琲はインスタントだな」

新藤の「まずい。やっぱり珈琲はインスタントだな」が流れて的に不自然に感じるので私的には要らない様に感じます。

六部

女生徒のセリフ
「如月さんのことなんか、どうでもいいんです。紫苑ちゃんはしょせん美紀の付属物だったんだから。美紀だって、もう十分明るく振舞ってますよ」
の部分で「如月さん」と「紫苑ちゃん」が入り交ざってしまっています。どちらかに統一した方が良いかもしれません。会話の流れ的に「如月さん」だと思いますが。

八部

「わかります。祐二くんと美紀ちゃんとはいつも一緒だった。親友だったからこそ、嫉ましく思う気持ちに歯止めが利かなかったのでしょう。美紀ちゃんが他人だったら、ただの羨望の的として諦めもついたはずです」
 先輩は、ふーっ吐息を吐くと、またいつもと変わらぬのんびりとした口調で言った。

最後の『ふーっ吐息を吐くと』の部分ですが、多分変換ミスか文字の入れ忘れだと思います。『ふーっと息を吐くと』か『ふーっと吐息を吐くと』のどちらかではないでしょうか。

エピローグ

「私、祐二くんが好きです」ハンカチで涙をぬぐいながら、美紀ちゃんは言った。「でも…でも・・・祐二くんがなんていうか・・・」

最後の美紀ちゃんのセリフの三点リーダーのミスがありました。

と、以上になります。何だか重箱の隅をつつく様なモノばかりですいません<(_ _)>

二話以降も読み終えたら、またご報告させて頂きます。
こんなにご丁寧に……本当にありがとうございます!

さて、的確な訂正をされたのは大変ありがたいのですが(実際に直しました)、第一話では、東雲様の許可を頂いたとおり、新キャラクターとして「東雲秋葉」、そして最終話になって突然出てくるのもアレなので、「吉住教授」にも触れていきたいと思っています。全体の文章も調整を図りつつ、とりあえず、1話目は今週中に改稿するつもりです。

重箱の隅をつつくなんてとんでもないです。そういうところが、小説にはとても大切だと思い知らされています。


最後に、これはメッセージか活動報告でお願いしたいのですが、第一話の「プロローグ」及び「第一話」では、掴みがどうも弱すぎると思うのです。
どうか、読者を引き込むような導入のヒントというか、感じたことを教えていただけると大変助かります。

このようにすみずみまで丁寧に読んでいただきながら、図々しく申し訳ありません。

いつもいつも、本当にありがとうございますm(_ _)m
[一言]
どうもお久しぶりです。めでたく完結なさって時間がかなり経ってしまっているのに、感想が遅れて申し訳ありません。

 まずは、ご完結おめでとうございます! 私としても、この『あなたの未練 お聴きします』は思い入れのあるお気に入り小説なので、感慨深い思いがあります。最後は文句なしのハッピーエンドでしたので、晴れやかな気持ちになれたことを嬉しく思っています。

 本当はもう少し中身のある感想を申し上げたいのですが、あんまり書くと、私の語彙力が疑われてしまうので、このあたりで区切りをつけておきたいと思います。

 では最後に、しゅれねこさん、本当にお疲れ様でした! 今後ともよろしくお願いいたします!
  • 投稿者: 吹雪
  • 女性
  • 2014年 02月07日 13時36分
遅れましたー! 
すみません、最近忙しくて……お返事遅れました! ><

……それでは、改めまして(コホン)

感想ありがとうございます!

「思い入れのあるお気に入りの小説」などと、もう、照れまくりです(笑)
最後はどうしてもハッピーエンドにしたかったので、ああいう運びになりました。
気に入っていただけたら幸いです^^

完結お祝いメッセージありがとうございます^^
なかなか「なろう」には来れないかもしれませんが、今後とも宜しくお願いいたします!^^
[一言]
 どうも御無沙汰しております。かもめです。
 つい先日、最初から最後まで読んだところなので、感想でもと思いました。しかし! 何かいい言葉が思いつきません。とりあえず、いいお話でした。しゅれさんらしい、いいお話でした。このことだけは、お伝えします。
 すでに終わった話なので、あれこれ言うべきか否か、どうか迷いました。でも、次のお話の構想を練っているということを聞き、これは言わない方がいいかという結論に達しました。なぜ、ここまでひっぱたのか、といいますと、いいお話をしゅれさんが書いたということだからです。
 それでは、次回作も楽しみにしています。

  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2014年 01月29日 21時08分
管理
かもめ様、感想ありがとうございます^^
まずは、もう終わった長い話なのに、最初から最後まで目を通していただき、感謝しています!

『いいお話』×2回とのこと、「小粒な佳作」を目指している私には、最大級の賛辞と受け取らせてください!www

あれこれ言いたいことがあったようですが、とりあえずはモチベーションを下げるような酷評は避けていただけたようで、ご配慮に感謝致します(笑)

次回作は、まだ構想段階ですので、気長にお待ちくださいw

それでは^^
[一言]
完結おめでとうございました。再々となりますが、お邪魔させていただきます。

一年かけての執筆、大変お疲れさまでした。

始めと終わりでは筆力の違いがあったと思いますが、改訂されたようで密かに気になっていたところが無くなり、完成度が高くなっていました。

「おお、こういう言い回しかっこいい!」とか参考にさせてもらいながら読ませていただきましたよ。


あと、ストーリーについてですが、再度最初から最後まで一気に読ませていただいて、改めて分かったことが沢山あり、二度楽しませていただきました。

最初は劣等感から自分のエゴでエージェントを目指していた遊馬ちゃんですが、色んな経験を通して、周りからの評価からふっきれてエージェントを目指す姿は、以前も書いたとおり清々しくて、とても読了感の良いものでした。

欲を言えば、この後の遊馬ちゃんの活躍や、最後の案件の結末が知りたかったです!

これで『未練』とお別れなんて寂しいものがありますが、本当に素敵な作品ありがとうございました。

しゅれねこ様の次回作を楽しみにしております。
  • 投稿者: 藤谷 要
  • 女性
  • 2014年 01月18日 22時12分
あたたかい感想ありがとうございます^^

まさか最初から読み返していただけるとは思いませんでした。ほんとうに、作者冥利に尽きます^^

「最初は自分のエゴで……」というのは、感想を寄せていただいた方に、「なぜ遊馬はエージェントを目指しているのか、なぜエージェントではないとダメなのか、その根拠が曖昧」といわれ、「なるほどな」と思いつつ付け足したというか、そういう流れにして行ったところです。

藤谷様の導入の際のアドバイスといい、本当に、読者様の感想はためになります。
感謝してもしきれないくらいです。

「読了感が良い」といっていただき、本当に舞い上がっています。
ハッピーエンド至上主義なため、読み味というか、読者様に一種のカタルシスを感じていただくのが、私の一番の望みだからです。
今回は、それをうまく表現できたようで、ホッと胸をなでおろしています。

さて、この後の遊馬の活躍、最後の案件の結末……書くべきか、書かないべきか、ご指摘のとおり、非常に迷うところではありました。
しかしながら、「ひとつの『終わり方』」として、今回のようなエンドもありかな、と思っています。それを書くと、『未練最終話+1』になってしまいそうなので、あえて涙をのみました(笑)

最後に、『お別れが寂しい』と言っていただき、「今まで書いてきたかいがあった」と思わされました。


こちらこそ、とても素敵な感想をありがとうございました。
改めて感謝の意を!

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!^^
[一言]
 まず始めに形式通りかもしれませんが完結おめでとうございます。
 この作品との出会いをふと思い出すと、自信の作品への感想を書いて頂くことがきっかけだったと思いだします。
 自身も感想を書かねば、というある種の使命感に背中を押されながら読み始めたこの作品だったのですが、いつからかそういった使命感で読むのではなく純粋に読者問して読んでいました。
 つまり、純粋に面白いんです。
 活動報告の方でも書きましたが、WEB小説サイトの中に存在する数ある作品の中でもしゅれねこ様のこの『あなたの未練お聞きします』が一番はまりました。

 さて、ここからは書いたことをまとめつつ新しいことを書いていこうと思います。
 新藤さんが立ち直ったところから、どうなるのかな? と思いながら読んでいました。
 笹峯さんの考えを聞いた時は、ある種の共感を覚えました。というのも自分も近いことを書こうとしていたからです。
 人の魂のあり方とその後。
 『無』になるという仮定にどう論破するのか、と自分の中に存在する答えと照らし合わせながら読んでいきました。そして最後、新藤もそして二人の考えを聞いた遊馬の考えを読んだ時、論破するのではなくお互いの考えを認め合う、という纏め方に感銘を受けました。
 相手の考えを完全に否定するよりも、良い意味で立ちふさがる者でいることにする。そのスタンスが笹峯という登場人物をより印象付けたと思います。
 そして、最後の最後に遊馬と新藤さんの考えに共感することが出来ました。

 これは作品を読み終わってからのことですが遊馬と新藤さんの考えに、僕は近いです。遊馬と新藤さんとの唯一の違いは『無』になるところでしょうね。
 脇に逸れますが、僕は輪廻説に影響を受けているので、完全には『無』とは考えず、『記憶』などは『無』にはなっても『魂の意味や見出したもの』というのは残っていると思っています。
 それと、最後に書こうと思っていた言葉ですが、この作品を読んで、『どんな形の未練でもやはり、最後は幸せな気持ちでその未練を断ち切ってほしい』。そう思いました。

 そしてその後のエピローグは読み終わった後、清々しさがありました。
 始めと同じ場所に立ちながら、昔とは違う遊馬がいる。
 その場面の最初との対比はとても良かったです。
 遊馬のその後の未来は分からなくとも、きっと見出したものを無くしはしないだろうと思いました。

 最後に重ね重ねですが、完結おめでとうございます。本当にお疲れ島です。
 この作品――そしてしゅれねこ様の考えを通して、色々なことを考えることが出来ました。
 そして、遊馬や新藤さんたちのその後が幸せなことであることをお祈りさせていただきます。
 次回作も頑張って下さい。
 これで、感想を書き終わらせて頂こうと思います。
 それでは、また。
 素晴らしい物語と、素晴らしい感動をありがとうございました。
  • 投稿者: 日野 空
  • 男性
  • 2014年 01月16日 23時52分
丁寧かつ、密度の高い感想ありがとうございます^^
思えば、日野様と出会ったのは、秘密基地の感想掲示板でしたね。
私が「感想書きます」というスレを上げたのに、日野様がいらっしゃったのがきっかけだったと。
以来、日野様からは、ありがたいを通り越して、申し訳ないくらいの支持をいただき、もう、感謝の言葉もないくらいになっています(笑)

さて、内容の方に移りますね。
日野様がまず「笹峯の考え方」に共感を得たということは、私にとって意外なことでした。

いかな笹峯に説得力があるとはいえ、日野様の作品を通じて感じられる感性は、私にとっては「未来への希望」だったからです。

しかしながら、最後の最後で遊馬と新藤に共感していただき、「狙い通り」、と密かにガッツポーズしております。笹峯に関しましても、そこまで言って頂ければ、本望でしょう(笑)

また、「どんな形の未練でも、最後は幸せな形で」というのは、作者のハッピーエンド至上主義と、根底のテーマの由縁であり、それを読み取っていただけたことには、感謝にたえません。

さて、エンドに清々しさ、一番初めのプロローグの対比を感じていただいて、ありがたいばかりです。そこまで読み込んでいただき、おもわず感涙いたしました(笑)


最後になりましたが、完結のねぎらいの言葉、ありがとうございます。
描かれなかった遊馬や新藤の未来に、幸せを願っていただいて、作者といたしましては喜びでいっぱいです。この場をお借りしまして、最大限の感謝申し上げます。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました^^
[一言]
どうも、板戸翔です。
実はすでに昨日には読み終わっていたのですが、どのような感想を書けばいいか迷い、この時間にまで長引きいてしまいました。
と言いましても、あそこがああだ、あの展開がああだと色々と思うところというのは所々にあります。本音を言うと、個人的にこの作品より「上手い」と思った作品は世の中にもこのなろう内にもあります。
しかし、この本音をあえて言ったことにより、次の言葉も意味を持つのだろうと思います。

面白かったです。

作者の想いがこれでもかとこちらに伝わってくる良作でした。このような作品に巡り会えた感謝をここに述べ、短いながらもしめさせていただこうと思います。
ではでは。
  • 投稿者: 板戸翔
  • 18歳~22歳 男性
  • 2014年 01月16日 21時34分
板戸様、感想ありがとうございます!^^
思えば、板戸様には「この物語に関しては門外漢」と言われつつ、結局最後まで付き合っていただけましたよね。まずはその点に感謝を。

そして、いろいろ粗があり、この作品よりも「上手い」「面白い」と思われる作品が多数存在する中で、拙作を『面白かった』という言葉をいただけたことには、何よりもの喜びを感じました。

こちらこそ、板戸様と出会い、作品を鑑賞させていただいて、得ることができたもの、楽しむことができたことができたことが沢山あります。そして、寄せてくいただいた感想で、一喜一憂することもありました。それを何よりもの感謝を込めて御礼申し上げ、筆を置かせていただこうと思います^^
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