感想一覧

[一言]
書籍化されるということで、途中までで挫折してたのですが、読ませていただきました。

感想としては、可もなく不可もなく。
ヒロインが良い子過ぎて魅力がないので、物語が平凡に感じました。
脇役のヴィーちゃは良い味出してるのに。
素敵なヒロインにしようとしすぎて、逆に面白味のない子になったように思います。

[良い点]
綺麗に終わらせている点。
[気になる点]
あまりにも大団円に、綺麗に終わらせすぎている点。
本作、全体としては面白かったのですが、大団円と後出しジャンケン的に追加されるお涙ちょうだい設定、ご都合主義が嫌いな人には評価が低いんじゃないかなと思います。


[一言]
以前途中まで読んでいたけど、これは最後まで終わってから感想を書くべきだろうと離れていたものです。

さて。
大団円は王道ですけど、嘘くさいと感じる人もいると思います。
ちなみに僕もそのひとりでして、RPGなんかでも、エンディングが複数あるものの場合、大団円エンドは白けるので見ない、あるいは自分なりのエンディングを見た後に一応チェックするだけするかなってタイプの人です。

昔やったゲームでそういうのがあったんですが「こんな苦しい、勝つだけで奇跡というような地獄の戦争で誰ひとり亡くならないとか、ありえんわ」と。実際、誰ひとり死なないメインキャストのために彼らを支える雑兵死にまくってるのに「誰も失わなかった」とエンディングで言いまくっているのが気持ち悪かったし。一般兵は人間じゃないのかよと。
まぁ「ゲームとしては」わかるのだけど、シナリオ重視でプレイした者としては完全にシラケてしまったのを覚えています。
当然、エンディングまで見たけど二度とプレイしませんでした。面白いゲームは何周でもやりこむ人なんですけどね。

では逆に、こういう人に悪印象を抱かせないようにするにはどうするべきか、という事ですけども。
こういう時の対応策というか、ひとつの提案です。
古い手法ですけど、もう少し、わかりやすい形の代償を支払わせれば印象は全然違ったと思います。
アイルアに背負わせるのは主人公的に認められないと思いますので、もちろんこれは主人公が支払う形で。

ストーリー重視で書き込む人の場合、最後の実習時の事件については、なんらかの代償を期待する部分だとおもうのです。
主人公がなんのアクションもしなければアイルアは犠牲になっていた。
その状況を跳ね返したわけですから、たとえば、主人公は無事に助かるけど、魔法で癒せないような傷が目立たないところに残るとか、そういう、忘れられないような形で残る代償があったほうがよかった。
その程度であっても、きちんとアイルアを救った代償を主人公に払わせているかどうかで、ネガティブなイメージはかなり相殺できる。伝わるイメージは全く違ったものになったと思います。

実際、助けに入る前に、アイルアの事ばかり考えて失敗し、怪我してますが、ここで少し印象が和らいでいますよね。
もしここでも何の問題もなく、そして見事に助けにも入ってなんの問題もなかったら、僕みたいな読み手はギブアップして読むのをやめた可能性もあると思います。

では。
長々と失礼しました。
楽しませていただき、本当にありがとうございました。

[一言]
　メルト、これからがホントの人生ですね。
　それにしても、この世界で初めて目覚めた時、昏睡状態（？）のメルトは何歳だったんでしょう？　そして、何歳からそうなってたんでしょう？　そのメルトの記憶（言葉や自然と覚える常識）はどうなってたんでしょう？
　また、マナーとか貴族としての常識が無いのは見てればわかることなので、入学前に教育されてるはずですよね？　それなのに、アレだったと・・・。
　リサ様の元での更生が終わったら、実家に帰るんでしょうか？　根本的な事情を知らない家族の元に帰っても幸せにはなれない気が・・・。

[一言]
メルトは暴走してるんだけど、
裏の事情が明らかになってみると、ただただ哀れ……
普通に生きてきた小学生(学年にもよるだろうけど)に貴族社会の常識なんてついてる訳ないし、
保護されるべき年齢で、本人の感覚的にはお芝居の中に放り込まれた夢を見てる、みたいな感じだった訳だもんなぁ……。
良くも悪くも転生者達は折り合いをつけて生きていく事が出来る年齢で転生する事が多いけど、
メルトの場合はそうではなかった、と。
強いて救いがあったとすれば、この世界に伯母さんが居る事で、母親という共通の思い出を話す事が出来る事かな。
まぁそれも、ある意味最悪のポジションにお互いが存在する事で、
おおよその事にケリがつくまで発覚しえなかったという意地悪な状況ですが……

[一言]
あ～やっぱりですか、ヴァル☓ヴィー！　正直、ヴィーがヴァル君の気持ちに気が付かなかった・・・というのが(笑)　　割と判り易い挙動不審振りだったような気がしが、意外と本人は気が付かないものですよね。

[一言]
相思相愛ならば何も言うまい……と。
ま、幼馴染でお互いに（ほぼ何でも？）知っているんだから、幸せになるんじゃないですかね？
二人の子供も（多分）美形で、ヴィーは一番身近で（笑）観察できる！うん。幸せ・幸せ（笑）

[一言]
　ヴィー、やはりそうなりましたか。　
自分に正直すぎるけど元々まっすぐな子なので、捕まる（丸め込まれる）だろうなとは思ってましたけど。
でも、魔法師団に入ろうが結婚しようが美形観賞好きは変わらないんでしょうね。
この２人の子供、性格が２タイプに分かれそうですね。　もしヴァルの性質とヴィーの魔法特性を併せ持ってヤンデレになったら恐すぎるかも・・・。

[一言]
自分なら悪い条件じゃないとしても、こんな風に勝手に人生決められていくのは我慢ならないですが……
個人的には腹黒男の顔面殴って限界まで逃げて欲しかったところです。

[一言]
ヴィーさん、実は幼馴染のヴァルに（掌で？）転がされていませんか？
まあ、どこまでも自分に正直（美形ウオッチング）なのは貫いてほしいです！（笑）

[一言]
完結お疲れ様でした。リサ様とルビアナさんはお互いがお互いを理解できない、正反対みたいな存在なのかもしれませんね。