感想一覧

[良い点]
　鳥肌が立ちました……！　読み終わったとき、鳥肌が立ちました！　ああ、すごく考えさせられます……。ああ、もうなんていったらいいでしょうか……。

　とにかく私はこの話が好きです。大好きです。悲しい物語ですけれど。でも、それを通じて、すごく大切なものを教えてくれました。

　いつか、この、現代社会でも似たような負の連鎖を断ち切られるような、そんな自分になりたいです。

[一言]
今後書く自分の作品に参考していこうと思いました。

異形だから、人間より強いから、支配するから
敵、悪と決める。視点が違えば、考えも違う

自国を守るために戦場で多くの敵国の人間を屠った正義の英雄は、敵国では悪

民を導き健やかな繁栄のために大陸を統一しようとする王は、他の国からすれば魔王、覇王

一緒に人間のために行動した同志はすべて殺され、叶えた平和は脆くも崩れ去る………いい作品ですが、心をえぐり取られえるような悲しい作品ですね。

正義の名の下であれば人間はどこまでも残虐なのだということもよく分かりました。

悪は、生きているのが間違えだ
悪がいるからこそ世界は不幸で溢れている。
悪を倒すために悪をおびき寄せるために人質を使うのも正義のためだ。
悪は私の大切なものを汚した。だから私も悪に同じ報いを与えるのは当然である。
悪は多くの人を苦しめた。私が悪の仲間を苦しめるのは多くの人の恨みだ。
悪が全ての不幸の原因。
私の邪魔をするのは全て悪に与する人類の敵だ！

そんな感じですね。
すいません。読んで思った思いをすべて書いてしまいました。
とてもためになる素晴らしい作品だと思いました。

[良い点]
男の一徹に願い思い戦う姿が綺麗に浮かんできて、とても素敵だなぁと思いました。
[気になる点]
酷く自己中心的なお話だと私は思いました。
人間の不幸があたかも世界の悲劇かのように描かれていますが、人はたくさんいる中の生命体の一種に過ぎず、大きな力が動いているとしても世界は単なる空間と物質です。
人が死のうが食うに困ろうが、別に宇宙が歪むわけでも、時間が狂ったりするわけでもなく。経済とか情勢とかがいくら悪化しようとも、それは極めて小さな人間内のコミュニティでの出来事です。
また物語そのものが、物事がこうであると証明する論文ような物に思えます。作者さまの作品を他に読んでいないのでなんとも言えないのですが、作中のメッセージは既に分かりきっている事実で、物語を紡ぐ上での前提に過ぎないと私は思います。
その前提の上に人が何を成すのか。
それが描かれている作者さまの小説なら、私はとても読んでみたいなと思います。
[一言]
一読者の非常に個人的な見解を長ったらしく書いてしまい申し訳ありません。
「あ」から始まり「ん」で終わる物語、読めて良かったと思える作品でした。

[気になる点]
>その日も世界は世界はいつものように不幸でした。
世界は世界は→世界は

>魔王と呼ばれるようになってはじめ叶った、世界の平和。
はじめ叶った→はじめて叶った
[一言]
>常識は、モノの見方一つで容易く裏返る
つまるところ、逆もまた真なりというわけで、
「『喜劇』がこの世の常」であったり
「『無為』こそ世の中だ」とも言えたり。

やはり考えさせてくれる作品と言うものは、良いものだと思います。

[一言]


色々考えさせられました。

とてもいい作品だと思います。

[一言]
人生の価値観を見直す機会になりました。

素晴らしい物語だと思います。
ありがとうございました。