感想一覧

[良い点]
最後まで安定したリズムで読むことができました。
情景も浮かぶし、登場人物もイメージすることが出来たので、なかなか丁寧な作り方をしているなと感じました。

文章やセリフに棘やらささくれがないので、ゆったりと安心して読めましたし、ストーリーにも大きな高低差がないので安定して最後まで読み切れました!
[気になる点]
すごく安定しすぎている感じがします。
この作品の最大の利点だったのかもしれませんが、読み終わったときに『公園で雪だるまを作る話』しか大まかに残らなかったのが、正直な感想です。
いい部分と悪い部分が、なんだかごっちゃになってしまって、私自身も混乱しております。

営業成績不振というリアルな実生活から、どのような社会的批判だとか比喩があるのかと幾度か読み返したのですが、どうしても意味を拾うことができませんでした。申し訳ありません。。。
[一言]
『作家でごはん』の方に出された作品だったのでしょうか。
なかなか読み返したり、削ったりされた作品なのかなと思いながら読んでおりました。

ここよりも、あちらの方がなかなか的確かつ辛辣な言葉をもらえますよね。(汗

良点でも書きましたが、文章やセリフ回しは安定しているので執筆歴も読書歴も長く、私なんかよりも全然レベルが高いのだなと感じております。
まあ、少なくともプロットはしっかり作っているのだろうと……(汗

非常に魅力ある作品ですし、短編としてもまとまっているので、どこか発表の場に送ってみてはいかがでしょうか。
純文学とエンタメ小説は大きく違いますが、なかなか私の好きなジャンルの作品だったので、深夜のおつまみ程度の感覚で読ませていただきました。

なんだか、だらだらと長文になってしまい申し訳ありませんでした。

これからも執筆活動頑張ってください。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2013年 01月11日 02時15分
管理
HiraRen様

ご感想有難うございます。
たいへんお褒めいただいて、嬉しいです。
ご批評を参考にして、推敲しなおしました。大変有意義なご感想、感謝します。

え~と。ごはんサイトに出入りすると、感想やその返信ばかりが上手になって困ります。
ただ、この作品は投入前でした。

一応説明しますと、主人公がコンプライアンス違反(法令違反)をしてセールスを行うようになってしまった。それを悔やんでいる。しかし、正すことができない。
分かりづらかったのは私の文章がまずかったせいです。お手数をお掛けしました。そして何度も読んでいただきまして有難うございました。

主人公を雪だるまに見立てています。雪だるまが土で汚れていく(不純物が混じっていく)様です。白い雪の玉はルール違反をする前を主人公を表しています。泥で汚れたところを削ぎ落としたの件は、その時改めればよかったとの後悔の念です。これがメインのイメージです。

サブのイメージは、それぞれ反対の意味でペアを組ませています。子供と大人、田舎と都会、白い雪(純粋)と茶色い泥(不純物)=コーヒー

清らかなイメージのグループ 子供=田舎=白い雪    
中間のグループ       主人公=雪だるま 
汚れたイメージのグループ  大人=都会=泥=コーヒー 

結論として今の社会を揶揄したものです。大人になるということは汚れていく。そして、主人公はこの子供たちが大きな夢を持ち、大人になっても汚れないような社会を願っているとイメージです。
ちょっと複雑ですがご理解いただけたでしょうか。

まあ、自分でも可笑しいのですが、最初にここまで考えていたわけでく、プロットも準備していませんでした。今回はたまたま自分でも納得で来る作品が出来ただけだと思います。ある意味マグレです。

褒めていただいて恐縮ですが、HiraRen様よりレベルが上なんてことは決してありません。まだ一本も長編を仕上げていません。まだまだ未熟です。

私の拙い作品を読んでいただき、感想を頂戴しましたことに対し再度御礼申し上げます。
HiraRen様のご活躍を心から願っております。
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