エピソード908の感想一覧
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[良い点]
死の後に、かつて別れた人々と会える先があるから、人間は死が怖くなくなっていくのだと、以前物語で読みました。
視点主の言葉で書かれてはいないのですが、愛しい人だったのでしょうね。
床の間に飾る行為や、愛を語らぬ点こそが、奥床しい彼(彼女?)のひそかな愛情を伝えてくれるような気がします。
死の後に、かつて別れた人々と会える先があるから、人間は死が怖くなくなっていくのだと、以前物語で読みました。
視点主の言葉で書かれてはいないのですが、愛しい人だったのでしょうね。
床の間に飾る行為や、愛を語らぬ点こそが、奥床しい彼(彼女?)のひそかな愛情を伝えてくれるような気がします。
エピソード908
死は全ての終わりではない。その後、その先にも続いていくものがある。そうした死後の世界的な思想は、まだ生きている人の救いでもあるのでしょう。
ただ別れた人たちとの再会を楽しみにするばかりとなれば、それは簡単に生を擲つきっかけともなりかねぬと思います。
なので本話も能動ではなく、「いつか隣に座れたら」みたいな感じになっていたり。
仰る通り、「君」は語り手にとってとても愛しい相手であったのでしょう。
友愛、親愛、恋愛、いずれの愛情でも共感できるようにという思惑があり、その形はぼかして描きましたが、語り手の言葉の間に横たわる深い感情を汲んでいただけて大変嬉しく思います。
ただ別れた人たちとの再会を楽しみにするばかりとなれば、それは簡単に生を擲つきっかけともなりかねぬと思います。
なので本話も能動ではなく、「いつか隣に座れたら」みたいな感じになっていたり。
仰る通り、「君」は語り手にとってとても愛しい相手であったのでしょう。
友愛、親愛、恋愛、いずれの愛情でも共感できるようにという思惑があり、その形はぼかして描きましたが、語り手の言葉の間に横たわる深い感情を汲んでいただけて大変嬉しく思います。
- 鵜狩三善
- 2022年 12月18日 20時20分
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