感想一覧

[良い点]
現れる怪異が不気味で恐ろしい点。不気味さは伝奇やホラーでは非常に重要なので、読んでいてドキドキさせられる怪異はとてもいいと思います。

またキャラクターも八権現が特徴的でインパクトがあるので、どう絡んでくるか気になります。
[気になる点]
登場人物の行動の整合性を気にされているのかもしれませんが、言い直しや比喩、解釈の説明が過剰に思えました。その過剰な部分が重要な情報を隠してしまい、 5w1hが分かりづらくなっている部分が見受けられました。

また、 構造的に文章が分かりづらくなっている箇所があるように思います。 特に主人公の行動の基点から結果までの間がはなれ過ぎてしまうと、何が起きているか分かりづらいです。
具体的にどういうことか一例を挙げると、頭音離様の6の冒頭では、主人公が目的があるといいつつ、なかなか目的がこれだと出てきません。 もちろんそれまでの文脈から「ああ、主人公は頭音離様を見つけて怪異を止めたいんだろうな」と推測できますが、明確に示されないともやもやしながら読むことになってしまいます。
おそらく読者は「目的がある」と読んだらそのあとのどこかに「それは～だ」という文章を無意識に探します。その間に他の文章がたくさん入ると、最初の目的を忘れるか、間の文を話し半分に読み飛ばしてしまうと思うのです。

もう少し文をスッキリさせるか、あるいは大事な情報を見つけやすい文章構造にする必要がある箇所があると感じました。
[一言]
どうも、作品を楽しく拝見させて頂きました。

が、すみません、色々気になってなんだか辛口な感想になったかもしれません……
最近伝奇ものに興味を持ちだしてあれこれ読み始め、偶然本作を見つけました。設定やストーリーラインが好みにあっていたので、一気に読んでいました。
ただそれだけに気になる点も目についてしまい、大きなお世話かと思いつつ感想に書かせていただいた次第です。
続きが気になるので、是非とも完結までたどり着けますよう応援しています。

[一言]
普通に面白いです。続きを待っています。

[一言]
頑張ってください！