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[一言]
【とあるメイドさんの日記】
私のメイドナンバーは18番。
新人が入っても、誰かが抜けても18番。
ちなみに定員は18人までなので、常に末尾番号です。
もう10年くらい勤めているのに、これはあんまりというもの。
なので、メイド長に直訴です。
「あなたの下に誰かを就けたら、振り回されて可哀想でしょう?」
不覚にも納得してしまいました。
【とあるメイドさんの日記】
私のメイドナンバーは18番。
新人が入っても、誰かが抜けても18番。
ちなみに定員は18人までなので、常に末尾番号です。
もう10年くらい勤めているのに、これはあんまりというもの。
なので、メイド長に直訴です。
「あなたの下に誰かを就けたら、振り回されて可哀想でしょう?」
不覚にも納得してしまいました。
[一言]
【とあるメイドさんの日記】
他の転生組と違って前世の記憶があやふやな私ですが、それでも様々な知識を継承しています。
「トロロごはんを食べたら、口の周りがかゆかゆになってしまいましゅた」
「レモン汁をつけると治まりますよ。ただいま搾ってまいりますので少々お待ちを」
とは言っても、私の持つ知識なんて他愛ないものばかりですけれど。
「今日もセアンを撃退したんだけど、返り血で服が汚れてしまったんだ」
「エル様もあの変態には容赦ないですね。血の染みなら、大根をすってギザギザになった切り口で叩くようにすると落ちますから大丈夫ですよ」
それでも皆様のお役に立てる事もあるのがうれしいです。
「あのメイドって……」
「なんというか……」
「なぁ……」
はいそこ。おばあちゃんの知恵袋とか思った人、一歩前に出て歯を食い縛りなさい。
【とあるメイドさんの日記】
他の転生組と違って前世の記憶があやふやな私ですが、それでも様々な知識を継承しています。
「トロロごはんを食べたら、口の周りがかゆかゆになってしまいましゅた」
「レモン汁をつけると治まりますよ。ただいま搾ってまいりますので少々お待ちを」
とは言っても、私の持つ知識なんて他愛ないものばかりですけれど。
「今日もセアンを撃退したんだけど、返り血で服が汚れてしまったんだ」
「エル様もあの変態には容赦ないですね。血の染みなら、大根をすってギザギザになった切り口で叩くようにすると落ちますから大丈夫ですよ」
それでも皆様のお役に立てる事もあるのがうれしいです。
「あのメイドって……」
「なんというか……」
「なぁ……」
はいそこ。おばあちゃんの知恵袋とか思った人、一歩前に出て歯を食い縛りなさい。
[一言]
【とあるちびメイドさんの日記】
今日はぼっちゃまに遊んでいただく約束をしていました。
でも騎士団のご用事で、ぼっちゃまが急遽出掛ける事に。
「ごめんね。明日は何でも付き合うから」
お仕事だから、仕方ないですよね。
優秀なメイドとして、ここはじっとガマンの子です。
それに、明日は何でも付き合ってくれると、お約束いただいたのですから。
「エルもわりと迂闊ですね」
「あのチビに言質を取らせるとはな」
ノル様とアルディス様がなんか言ってますけど聞こえません。
うふふふふ。一度、お医者さんごっこというのをやってみたかったのですよ。
もちろんわたしがお医者さんです。
【とあるちびメイドさんの日記】
今日はぼっちゃまに遊んでいただく約束をしていました。
でも騎士団のご用事で、ぼっちゃまが急遽出掛ける事に。
「ごめんね。明日は何でも付き合うから」
お仕事だから、仕方ないですよね。
優秀なメイドとして、ここはじっとガマンの子です。
それに、明日は何でも付き合ってくれると、お約束いただいたのですから。
「エルもわりと迂闊ですね」
「あのチビに言質を取らせるとはな」
ノル様とアルディス様がなんか言ってますけど聞こえません。
うふふふふ。一度、お医者さんごっこというのをやってみたかったのですよ。
もちろんわたしがお医者さんです。
[一言]
【とあるメイドさんの日記】
ぼっちゃま大好きメイドな私ですが、かと言って盲目的にというわけではありません。
そう、ぼっちゃまも人間です。
良いところもあれば、悪いところだってあるのです。
時には頑なになる事だってあるのですよ。
「ごめんね。今はそっとしておいてほしいんだ」
「そうですか……」
何やらお悩みのご様子だったので声をかけてみたのですが、一人で考えて答えを出したいとの事。
ちょっとさみしいです。
しょんぼり踵を返そうとしたところで、くいっと袖を引かれました。
「でも、傍には居てほしい」
もう、わがままですねぇ。
……やっぱり大好き。
【とあるメイドさんの日記】
ぼっちゃま大好きメイドな私ですが、かと言って盲目的にというわけではありません。
そう、ぼっちゃまも人間です。
良いところもあれば、悪いところだってあるのです。
時には頑なになる事だってあるのですよ。
「ごめんね。今はそっとしておいてほしいんだ」
「そうですか……」
何やらお悩みのご様子だったので声をかけてみたのですが、一人で考えて答えを出したいとの事。
ちょっとさみしいです。
しょんぼり踵を返そうとしたところで、くいっと袖を引かれました。
「でも、傍には居てほしい」
もう、わがままですねぇ。
……やっぱり大好き。
[一言]
【とあるちびメイドさんの日記】
寝惚けていると信じられない失敗をする事があります。
なんと、お手洗いの便座にお尻がスッポリ嵌ってしまったのです。
しかも……抜けません。
「もう一時間になるぞ……」
「未だ応答は無し、か」
「やっぱり中で倒れてるんじゃ?」
「いや、アレは不死身だろう。ありえん」
ドアの向こうからは、皆様のお声が。
塔のマスター様方が勢ぞろいで、わたしの心配をして下さっているようなのです。
申し訳なさすぎて居た堪れません。
別の意味でも居た堪れませんけど。
「サーチ魔法はどうした」
「どうも結界が張られているようなんだ」
「なら、何処かの工作員が入り込んでいる可能性がありますね」
「まさかあのチビ、中で犯人に捕まってるんじゃ!」
そろそろ強硬突破の意見が出されそうです。
こうなったら、全力全開の広範囲爆破ですべてを有耶無耶にするしか……。
「内部から強力な魔力反応!?」
「くっ、やはり間者が忍び込んでいたか」
「ドアを破れ! チビを救出するんだ!」
もう一刻の猶予もありません。
泣きべそをかきながら、魔法の構成を開始しました。
爆発オチまで、5・4・3・2………
【とあるちびメイドさんの日記】
寝惚けていると信じられない失敗をする事があります。
なんと、お手洗いの便座にお尻がスッポリ嵌ってしまったのです。
しかも……抜けません。
「もう一時間になるぞ……」
「未だ応答は無し、か」
「やっぱり中で倒れてるんじゃ?」
「いや、アレは不死身だろう。ありえん」
ドアの向こうからは、皆様のお声が。
塔のマスター様方が勢ぞろいで、わたしの心配をして下さっているようなのです。
申し訳なさすぎて居た堪れません。
別の意味でも居た堪れませんけど。
「サーチ魔法はどうした」
「どうも結界が張られているようなんだ」
「なら、何処かの工作員が入り込んでいる可能性がありますね」
「まさかあのチビ、中で犯人に捕まってるんじゃ!」
そろそろ強硬突破の意見が出されそうです。
こうなったら、全力全開の広範囲爆破ですべてを有耶無耶にするしか……。
「内部から強力な魔力反応!?」
「くっ、やはり間者が忍び込んでいたか」
「ドアを破れ! チビを救出するんだ!」
もう一刻の猶予もありません。
泣きべそをかきながら、魔法の構成を開始しました。
爆発オチまで、5・4・3・2………
[一言]
■さて、どなたとどなたのお話でしょうね?(by.物陰のメイド)
勝手にすれば、と彼女は言った。
勝手にするさ、と彼は言った。
勝手に、お前の傍にいるよ。
いつまでも?
いつまでも。
どんな時でも?
どんな時でも。
一生?
一生。
……勝手にすれば、と彼女はもう一度言った。
■さて、どなたとどなたのお話でしょうね?(by.物陰のメイド)
勝手にすれば、と彼女は言った。
勝手にするさ、と彼は言った。
勝手に、お前の傍にいるよ。
いつまでも?
いつまでも。
どんな時でも?
どんな時でも。
一生?
一生。
……勝手にすれば、と彼女はもう一度言った。
[一言]
【とあるちびメイドさんの日記】
たまの休暇には、にゃんこな気分。
ぼっちゃまのお傍でご~ろごろ。
でも実は、隠れた目的もあってごろごろしてるのですよ。
ほら、くつろいでるにゃんこって、思わずなでたりしたくなるでしょう。
つまり、ぼっちゃまのなでなでを待ってるのです!
おおぅ、我ながらなんとゆー鬼謀神算。
それにしても、こうしていると幸せで眠たくなりますね。
このまま本当に眠ってしまったら、お姫様抱っこでベッドに運んでくれるでしょうか。
うん、それも素敵です。
要はなんでもいいから、ぼっちゃまに構ってほしいわたしなのでした。
【とあるちびメイドさんの日記】
たまの休暇には、にゃんこな気分。
ぼっちゃまのお傍でご~ろごろ。
でも実は、隠れた目的もあってごろごろしてるのですよ。
ほら、くつろいでるにゃんこって、思わずなでたりしたくなるでしょう。
つまり、ぼっちゃまのなでなでを待ってるのです!
おおぅ、我ながらなんとゆー鬼謀神算。
それにしても、こうしていると幸せで眠たくなりますね。
このまま本当に眠ってしまったら、お姫様抱っこでベッドに運んでくれるでしょうか。
うん、それも素敵です。
要はなんでもいいから、ぼっちゃまに構ってほしいわたしなのでした。
[一言]
【とあるメイドさんの事情】
この胸の痛みに耐えかねて。
貴方に縋ってしまった私の弱さを。
どうか許してください。
「いいかい、この事は絶対に内緒だよ」
「えぇ、誰にも言いません」
中等部に上がった頃より始まったこの関係。
誰にも秘密の、二人だけのひととき。
「……ねぇ、最近ヘイン先生と二人で何してるの?」
「ピコさん……」
あのお方は、この子の――親友の想い人なのに。
これは、私の罪なのでしょうか。
「ごめんなさいっ」
「あっ、メイドちゃん!」
でも、言えない。
誰にも、言えない。
胸の重みを支える魔法の開発を頼んでるなんて!!!
PS:
リオンさんにあっさりバレました。
音の精霊怖すぎます。
【とあるメイドさんの事情】
この胸の痛みに耐えかねて。
貴方に縋ってしまった私の弱さを。
どうか許してください。
「いいかい、この事は絶対に内緒だよ」
「えぇ、誰にも言いません」
中等部に上がった頃より始まったこの関係。
誰にも秘密の、二人だけのひととき。
「……ねぇ、最近ヘイン先生と二人で何してるの?」
「ピコさん……」
あのお方は、この子の――親友の想い人なのに。
これは、私の罪なのでしょうか。
「ごめんなさいっ」
「あっ、メイドちゃん!」
でも、言えない。
誰にも、言えない。
胸の重みを支える魔法の開発を頼んでるなんて!!!
PS:
リオンさんにあっさりバレました。
音の精霊怖すぎます。
[一言]
【とあるメイドさんの日記】
どうしてもやりたい事があります。
それは、普段の館では出来ない事。
でも今日は殆どの住人が留守にしているという、千載一遇の大チャンス。
さっそく実行しようと、人の居ないエントランスに出向きました。
「今こそ百年の夢を叶える時!」
早速スカートをたくし上げてカボチャを作り、階段の手摺りに颯爽と跨ります。
そう、2階から1階まで階段の手摺りを滑り降りるのですよ! ひゃっほぅ!
「何をやっているんだい?」
そこにひょっこり顔を出すぼっちゃま。
硬直する私。
泣きそうです。くすん。
【とあるメイドさんの日記】
どうしてもやりたい事があります。
それは、普段の館では出来ない事。
でも今日は殆どの住人が留守にしているという、千載一遇の大チャンス。
さっそく実行しようと、人の居ないエントランスに出向きました。
「今こそ百年の夢を叶える時!」
早速スカートをたくし上げてカボチャを作り、階段の手摺りに颯爽と跨ります。
そう、2階から1階まで階段の手摺りを滑り降りるのですよ! ひゃっほぅ!
「何をやっているんだい?」
そこにひょっこり顔を出すぼっちゃま。
硬直する私。
泣きそうです。くすん。
[一言]
今、読み切りました。
本編も、番外も、本当に楽しかったです!
始終ニヤけてました。
いろんな小説を渡り歩きましたが、一番好きなお話でした!
お気に入り過ぎて、まだまだ、続きがあるなら読みたいところです。
楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m
今、読み切りました。
本編も、番外も、本当に楽しかったです!
始終ニヤけてました。
いろんな小説を渡り歩きましたが、一番好きなお話でした!
お気に入り過ぎて、まだまだ、続きがあるなら読みたいところです。
楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m
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