エピソード101の感想一覧

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[一言]
一神教を胡散臭く感じるのは日本人が無宗教だからではなく、日本の宗教哲学が西洋より深いからであり、むしろ日本人ほど信心深い民族はないとまで言われる。日本人が無宗教のように思われるのは新党に言挙げせずという概念があったり仏教の宇宙観があまりに広大なため、神の真意など救世主や預言者でも正確に理解できるものではなくましてその弟子の残した書物から読み取れるはずもなく教義を否定する者は異端だと考えることがむしろ傲慢であるというものであり、これは転スラ内でもそのように批判されているが、この一神教は傲慢という考え方も神学論争の一部なのである。
神の真意なんて解りっこない、むしろ神という存在が人間の想像できるようなチンケなものであるはずもなく人間に関心を持っているかどうかすらも分からない。だから現実の現象からそれらを探究するしかない。こう考えるから仏教や神道は科学と相反することなく日本人に浸透しているのだ。
日本人は無神論ではない、高僧だろうが法王だろうが神の代弁ができる人間などいないと考えているだけなのだ。