感想一覧

ズイさま、ご感想ありがとうございます。

ズイさまの考え方や感性が伝わってくる、丁寧な感想ですね。作者として、うれしいです。

この話、平和な時は平和なのですが、わりとあっけなく死ぬ時は死にます。
動物たちも、しょちゅう食べたり食べられたりしています。
一つの命が軽い世界ですが、それゆえに命が尊い。そんな風に表現できたら良いと思っています。

はい、第二部に続きます。
第二部はけっこう生物ネタを仕こむので、自然科学の本をチェックしながら必死に書いてます。
堅苦しいものでも説教臭いものでもなく、わかりやすくて楽しい話にしたいですね。

nanoさま、ご感想ありがとうございます。

絵を使えば、視覚的な説明を省けますからね。そういう意味では便利です。
もちろん、じっくり文章で描写すべきこともありますが。

転生モノだと、このお話は成立しないんですね。
バザウは、高い知能を持って産まれてきてしまった、哀れなゴブリンなのです。

シメサバさま、ご感想ありがとうございます。

絵本や童話の雰囲気がするのは、ゴブリンがもともとイギリス土着の妖精だったからかもしれませんね。
ゲームでおなじみのやられ役のザコになる前の、妖精としてのゴブリン。
毒キノコを平気で食べていたり、腐りミルク料理なんかは、イギリス民話を参考にした設定です。
一方、ソーセージ好き設定は、最近のカードゲームから得た設定です。
だからゴブリンの伝統を守りたいおばあさんは、ソーセージにご機嫌ななめだったんですね。

一般豚人さま、ご感想ありがとうございます。

「ゴブリンの馬鹿さ加減、人間の馬鹿さ加減」……。
おお、一般豚人さま、良いこといいますねえ。

ゴブリンも人間も、どちらもシビアな現実の中で、バカやりながらも必死に生きてるように書きたかったのです。
作者がゴブリンに肩入れするあまり、「ゴブリンは純粋ですばらしい種族です！　それにひきかえ、人間とはなんと邪悪で愚かで罪深い生きものなのでしょう！」……って物語にはならないように、気をつけたつもりです。もしそう思った読者さまがいらしたら、それは作者の描写力不足の結果です。

バザウも、緑肌の害獣といわれるだけの行動をとっています。一話での馬車の襲撃。二話ではぐれた家畜を食べてしまう、などですね。

膝に矢さま、ご感想ありが……、ケガ人だっ！？　膝に矢が刺さってますよ！

もずさま、ご感想ありがとうございます。

バザウの内面まで見てもらえてうれしいです。
バザウは、ゴブリンであることとイケメンであることを両立しないといけないので、その辺りの兼ね合いが書いていて楽しい主人公です。
個人的には、おばあさんの家でカビ茶をたしなむところなんかが、ゴブリンかつイケメンしてるシーンだと思っております。はい。

川崎荘さま、ご感想ありがとうございます。

このお話では名前ありのキャラは少ないのですが、名前を出さずにキャラを区別しやすくすると、不思議と個性が出てくるようですね。

第一部は少し哀愁ただよう終わり方ですが、今後のバザウの生き方に大きな影響を与えます。

適当男さま、ご感想ありがとうございます。

バザウはそれなりに賢いのですが、完璧な賢人でもないんですよね。
自分が理解しているなら、相手（人間）も同様に理解してるだろう、というバザウの一方的な思いこみが、あの惨劇を招きました。

せっかくのＷＥＢ小説ですので、商業では絶対にＯＫがでないような内容を自由に書いていきたいですね。

坊主さま、ご感想ありがとうございます。

挿し絵タグについては、もっともなご意見だと思いました。提案を取り入れさせていただきます。
ご指摘、ありがとうございます。

ですが、もう一つの提案は、受け入れられません。

絵は、『バザウ、君は賢すぎる』の構成の一部として組みこまれています。
文章で表現すると冗長になりがちな視覚的な説明を省いたり、逆に伏線をしめしたり、暗示などを果たしています。
もちろんなんの役割もない、ごく普通の絵も混ざっています。それは、作者が純粋な楽しみとして描いたものです。

挿し絵が苦手な方は、個人的に挿し絵表示機能をオフにしていただくしかありませんね。
それか、ページを閉じていただくか。
残念ですが、仕方がないことです。

suisuiさま、ご感想ありがとうございます。

様々な価値観に触れ合うこと。バザウが自分とむきあうこと。
それはまさに、このお話の根幹です。
suisuiさまは目のつけどころが鋭いですね。