感想一覧

[良い点]
はじめまして、沖野唯作と申します。『離魂の術』拝読させて頂きました。

霊的密室というユニークな設定と、それを利用した遠隔殺人トリックが秀逸ですね。まんまと欺かれました。(私の予想は「畳を外す」でした)

講談風の古風な文体もストーリーとよく合致しており、ミステリとしての説得力を高めているように感じます。

[一言]
特殊設定ミステリが好きなので、他の超常ミステリーシリーズも読ませて頂きます。
沖野唯作さん、ご感想ありがとうございました。

拙作の短編を楽しんでいただけたようで光栄です。
畳をはずす、というのも、幽霊が物質を裏側から持ち上げられる場合はたしかにアリな気がします。

ほかの作品につきましても、いろいろと穴があるかもしれませんが、
お楽しみいただければ作者冥利に尽きます。

今後ともよろしくお願いいたします。
[良い点]
ボクがイメージする稲葉さん独特の文体を堪能できてとても楽しく読みました。
ボクはどうしても文体読みなのでいけないです、日常モノに文学を忍ばせるという意味で、講談の使い手という仕掛けがボクにはトリックでした笑
内容は雨月物語なので鏡花風でしたが、その文体はそれより衒いが少なく龍之介風かな、なんて考えながら読ませていただきました。いずれにしても素晴らしい文章を堪能しました、お見事のひと言でした。
[一言]
この作品でようやく超常ミステリーを掴めたと思います。このオチのようなダイナミックなモノが期待できますね。ある意味ボクのコメディに通ずるエッセンスだなと思い嬉しくなりました。実は稲葉さんとボクって共通しているんですね笑
いつも稲葉さんのギャグは面白いと思って作品のいいフックになっていると感じてます。
[一言]
拝読させていただきました。
オカルト×ミステリっていうのはなかなか新鮮で
面白く読みました。

霊とか祟りっていうのは現代よりも、こういう文明の発達していない時代のほうが設定が生きてきますよね。

講談話の件で、掛け軸の裏じゃね? って思いながら読んでたのでやられたなぁと。
江戸時代、お札とくると雰囲気的にどうしても
『耳なしほういち』を連想してしまうので、どうしても貼り忘れに意識が行きますね。

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名前被りぐらいは、ネタ被りには当たらないと思います。大丈夫、大丈夫。

本宮さん、感想ありがとうございます。

>オカルト×ミステリっていうのはなかなか新鮮で面白く読みました。

そう言っていただけると光栄です。

>霊とか祟りっていうのは現代よりも、こういう文明の発達していない時代のほうが設定が生きてきますよね。

そうですね、やはり昔話風にした方が、「なんとなくありそう」感が出ると思います。

>講談話の件で、掛け軸の裏じゃね? って思いながら読んでたのでやられたなぁと。

やはりそうですか。
実は最初のアイデアがそれだったんですよね^^;
こういう鋭い方がいらっしゃるからネタに困ります(笑)

>名前被りぐらいは、ネタ被りには当たらないと思います。大丈夫、大丈夫。

そう言っていただけると安心です。

では、本宮さんも、連載頑張ってください^^
[一言]
枯竹です。
拝読させて頂きました。

まずネタ被りに関してですが、オーソドックスなネタ過ぎて被るという次元を超えてますよね(笑
全く気にされる必要はないかと。むしろ変な気を遣わせてしまったようで、申し訳無いです。

密室に入れないのならば自滅させれば良いじゃない、という力業が霊的に行われるのがこのお話の醍醐味ですね。とても興味深かったです。

全然関係ない話ですが、溲瓶ってこんな時代からあったんですね…(笑

次回作も楽しみにしています。ありがとうございました。
枯竹さん、こんばんは^^
感想ありがとうございます。

>まずネタ被りに関してですが、オーソドックスなネタ過ぎて被るという次元を超えてますよね(笑
全く気にされる必要はないかと。むしろ変な気を遣わせてしまったようで、申し訳無いです。

いえいえ、こちらこそ^^;
さすがにお会いした直後に被ってるのはビックリしましたが、書き直しが効かなかったもので。

>密室に入れないのならば自滅させれば良いじゃない、という力業が霊的に行われるのがこのお話の醍醐味ですね。とても興味深かったです。

ありがとうございます。
密室モノのトリックは、だいたい出尽くしてる感があるのですが、オカルト分野ならまだ可能性が開けるかも、と思い、採用してみました。

>全然関係ない話ですが、溲瓶ってこんな時代からあったんですね…(笑

この時代は、「尿瓶」(しとづつ)という銅製の筒だったそうです。
生理現象は昔から変わらないということですね(@@;

>次回作も楽しみにしています。ありがとうございました。

こちらこそよろしくお願い致します^^
[一言]
こんばんは、稲葉さん^^

くうっ。なるほど、そういうことだったんですね^^;
私はどうしても『超常ミステリー=オカルティックな雰囲気の中での科学的な推理物』だと思ってしまって、失敗してしまいます。
『超常ミステリー』とは、『オカルトが現に存在するが、ヒントがきちんと提示されている、現象が類推できるとか、ミステリーとしての体裁を崩さないもの』のことなのでしょうかね^^

この視点をきちんと持っていて、稲葉さんの今回の小説を読めていたら(T_T)
きっともっともっと楽しめたはずだったのにっ。もったいなやっ(涙)

私は前者の考え方から、「札を間断なく貼りすぎたから窒息死した……? いや、それだとギャグになっちゃうな。薬を使っているから、札に揮発性の何かでも塗っておいて(無臭)、それで死んでしまったのかな」とか思っていました^^; 「生き霊になって殺す」というのは、このことをオカルティックに表現した言葉なのかな、とつい。和尚さんは共犯者ということで^^;

しかし、今となっては、お宮さんが○○するのではなく、……というのがとても逆転の発想で非常に良かったと思いますっ(目から鱗です)。
考えが定まった今、これからは稲葉さんの作品をより楽しめると思いますっ^^
本当、色んな可能性がありますね。むふふ。
『霊的密室』などはその一つです^^

次はきっと、柔軟な頭となって稲葉さんを攻略しますよ!(変な意味ではなくて)

それにしても稲葉さんは短編が秀逸すぎますね(@@;
短編を書こうと表います私の良い手本となります^^

それではっ(*^^)v
伊勢さん、こんばんは^^

>くうっ。なるほど、そういうことだったんですね^^;
>私はどうしても『超常ミステリー=オカルティックな雰囲気の中での科学的な推理物』だと思ってしまって、失敗してしまいます。

超常ミステリーは、そのままオカルトミステリーだと考えていただいて結構です^^;
要するに、ありえないトリックを使ったありえない犯罪モノですね。
説明不足で申し訳ございません^^;
今後、超常ミステリータグを付けたものは、そのような作風で書く予定ですので、その際は非科学的思考をお勧め致します(笑)
もちろん、物臭シリーズは、今後も日常系で続けていきますので、ご安心を。

>「生き霊になって殺す」というのは、このことをオカルティックに表現した言葉なのかな、とつい。和尚さんは共犯者ということで^^;

実はこの和尚さん共犯説、ありえなくもないんですよね^^;
ただ、普通の推理小説でも「ヒントがない場合は共犯者はいない」が暗黙のルールになっているので、稚児だけが犯人ということでご了承いただければ幸いです。

>『霊的密室』などはその一つです^^
>次はきっと、柔軟な頭となって稲葉さんを攻略しますよ!(変な意味ではなくて)

こちらも、伊勢さんの挑戦をお待ちしております^^

>それにしても稲葉さんは短編が秀逸すぎますね(@@;
>短編を書こうと表います私の良い手本となります^^

いえいえ、そんな恐れ多い^^;
まだまだ修行不足と感じております。お褒めに預かり光栄です。

では、伊勢さんの短編なども期待しつつ、そろそろ『イェリツア・エルネ』にも手を出してしまうかもしれません。意外と恋愛モノ多いですよね、このサイト……。そのときは感想を差し上げますので、気長にお待ち下さい。

では、失礼致します。
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