感想一覧

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[一言]
 長崎秋緒先生、初めまして。私、はぐれ感想人の鏑(かぶら)と申します。
 実は鏑、作中の「わたし」のように、サ行の発音が出来なかった時期があります(なお、未だにラ行の発音は正確に出来ません)。それもあって、貴作に巡り会いました。
 「経験者は語る」になってしまいますが(笑)、さ行の発音が出来ないっていうのは、日本語圏で生きるには結構大変です。たとえば、『〜します』も言えません。
 そして。
 『先生(せんせい)』も言えないんです。
 実は貴作の「わたし」、想い人の「先生」を正しい発音で呼べないはずなんです。「好き」という思いだけでなく、正しい発音で想い人を呼ぶことさえできない――。そこも織り込んで下さっていたらもっと深いお話になったかなァ、と個人的には思いました。
 ただ(やっぱりこれも“経験者は語る”になってしまって恐縮なんですが)、「言葉が喋れない鬱屈」は、作中の「わたし」は抱くそれとは異質のもののように思えます。……あ、いやいや、あくまでこれは鏑の勝手な感想ですのであまりお気になさらず!
 これからもご執筆、頑張ってくださいませ。応援しております。
  • 投稿者: 鏑
  • 2009年 02月19日 22時44分
感想ありがとうございます。

ヒント:手紙形式
[一言]
患者の手紙は長く情熱的かつ一方的な文だが、
彼女の想いが痛いほど伝わってくる。この書き出しにより今後の医師の行動が気になり、ついつい読み進めてしまう。
  • 投稿者: ゆう
  • 23歳~29歳 女性
  • 2008年 12月11日 03時31分
医師のその後の行動も書いてはいたんですが、蛇足かと考え消しました。
[一言]
 ども、近藤です。
 臨床心理というのかな。現場がどういうものか、近藤は河合隼雄さんの本で読んだくらいの知識しかないので、この作品での描写が正確かどうなのかは分かりません。
 小説としては、破綻してるかな。厳しいか、そういう言い方は。どういうものが小説でどういうものがそうでないか、近藤も不明瞭なんだけど、小説を書くのか、臨床心理士(精神科医でいいのかな)の日常を書くのか、 どっちなんだろってところで引っかかるのかなあ。
 それとも、そう引っかけようという手なのかなあ。
 考えてみよう。ではまた。
  • 投稿者: 退会済み
  • 30歳~39歳 男性
  • 2008年 05月14日 22時51分
管理
ずばり言い当てられて、汗...
河合隼雄、成田善弘の『境界例』(日本評論社)を読んだ勢いで書いたものです。
 恐ろしいから近藤さんはわたしの小説を読まないでください。わたしの稚拙さが次々と暴かれていくようで、泣きそうです(笑)
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