感想一覧

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[良い点]
賈クはいい人?から流れてきました。
確かに、魏延は最後まで魏と本気で戦い抜こうとしていましたが、こう説明されると、なるほどなーと、違和感なく入ってきました。
[一言]
文中に、劉巴や黄権のお名前がありましたが、名将とお名前は聞くものの、実際に活躍した話は見たことがないので、活躍の語られていない名将のお話を読みたいです。次回作にぜひご検討ください。
  • 投稿者: しろ
  • 2019年 03月21日 02時11分
[良い点]
ここまで魏延に好意的な考察されると尻がかゆくなる程度の魏延好きですが、ほれぼれしながら読んでしまいました。
[気になる点]
さすがに関羽と同等とまで言われると違和感を感じました。
入り口が演義であるゆえの刷り込みのせいでしょうか。
[一言]
魏延考察をあさっている内で拝読しました。
素人にもわかりやすい例の出し方でした。
  • 投稿者: higen
  • 2018年 08月13日 23時26分
[良い点]
魏延に対して、これほど冷静、公平に分析記述してくれた点に感動を覚えました
三国志で最も好きな(共感できる)武将が魏延という私は凄く嬉しいです
私が根拠のない魏延をかばうようなことをかいてしまったかもしれません
見事な魏延評です
  • 投稿者: 魏延ファン和泉守
  • 2014年 08月20日 14時09分
どうもありがとうございます。

陳寿も言っていますが、
もし魏延が本当に自分の地位向上を主として目論んでいた野心家なら、
漢中太守として、
新城太守の孟達と同じように自分の立場を上手く取引き材料に利用して、
魏蜀間で器用に立ち回っていたのではないかと思いますが、
しかしそうではなかった。

彼が考えていたのは蜀での軍権を握ることで、
それも後の姜維と同様、北伐の遂行のためで、
さらにいえばそれも亡き劉備への個人的な忠義のためとなると、
逆に孟達みたく柔軟な(悪くいえば節操のない)身の対応を
全く考慮しない、
どこまでも一途で頑なな彼の性格が、
返って災いしてしまったということなのではないでしょうか。

せめて漢中で大人しくしてれば、絶対に彼が誅伐を受けるような目には
遭っていなかったはずですから。

けれどもそうしなかったのはどうしても北伐を続けさせたかったからで、
それはだから、
そこまで彼の劉備に対する忠誠心が強かったということでしょう。

魏延に関してはやはり、
余りこの劉備への忠誠心が注目されることがないのですが、
それもどうも、
自分が引き立てて貰おうと、魏延が劉備に取り入っていたような
イメージで、
だからこの、魏延の劉備に対しての忠誠心が本物か偽物か、
どちらだったのかという、
その見方によって彼の扱いは大きく変わってくるかと思います。
[一言]
 魏延の『演義』における評価って、なぜあそこまで低くさせられちゃったのでしょうかね?

 いくらなんでも本来の性格を黄忠にごっそり移し替え、そして楊儀の酷い性格を(実は楊儀の性格に関してはここで初めて知りました)ふっかけるって羅貫中は何を考えていたのでしょうか?

  一時主君であった韓玄の首を取って劉備陣営に加わったとは言え、早速諸葛亮に「謀反の骨相がある」とか言われて………。
 中国史ではそんな人が忠臣になった例はたくさんあるはずなのに。
 何だかかわいそうです。
魏延は本当に気の毒だと思います。
張飛なんかも別に酒乱などとは書かれていないし、
自分のやっていない劉備の暴行まで自分がしたことにされるとか。(笑)
演義が成立していくまでの過程で、いろいろとデフォルメされていったんでしょうね。
[良い点]
正史を原文で読むと、まこと仰るとおりに読めますね。「三国志演義」はちょっと身びいきが過ぎるんで(例えば、ゲームだといまひとつの張郃も当時の評価だと張飛より上)こういった再評価はもっと読まれるべきだと思います。
[一言]
魏延は好きな武将のひとりなんですよ。超雲あたりよりも場合によっては実戦的な猛将だと思うんですけどね。
どうもありがとうございます。
実際キャラクターの性格から判断すると、
現在、三国志演義の魏延を見て、我々が思う、
“こいつ、嫌なヤツだなあ”と思うその性格は、正史の楊儀の人格そのままなので。
だから演義では逆に、楊儀の持つ毒気が抜けてスカスカになってしまっている。(笑)
この辺りはやはり、
魏延の自尊心や気位の高さが、世間一般的に非常に誤解されやすいのではないかと思います。
ただ自尊心や気位の高さで言えば、それこそ関羽なども同じですから。
関羽もその点で一面では厳しい評価も存在しますが、
ただそれで、一人は後世にも神様として祀られるような忠臣で、
一人は後々まで石を投げつけられるような奸臣のままでは、
さすがにあんまりなのではないかと思います。
魏延が劉備と蜀の国に対して絶対の忠誠心を持っていたという、
そのことについては間違いありませんから。
[良い点]
確かに魏延の三国志の評価は納得出来ない。

私も忠臣だと思います。

裏切り者に漢中を任せないでしょ。

智勇兼備の武将だったからこそ、孔明亡き後に殺された悲劇の武将だと思います。
[一言]
これだけの知識があるのであれば、長編で汚名を晴らして頂けると嬉しいです。

私も悲劇な主人公が好きで、戦国時代小説を書いています。

お互い読者に悲劇な主人公の素晴らしさを伝えていきましょう。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2013年 10月30日 22時50分
管理
どうもありがとうございます。

自分も初めは全然知らなかったのですが、
やはり楊儀の史実での人物を知って、それからですね。
殆どまんま、演技の魏延のキャクターだったんで、それでアレ・・・?と。

最近では史実の方の三国志が一般にも良く知られる様になって来たんですが、
それでも、その史実の方でも良くわからない所なんかは、
結構、詳しい人達でも演義の解釈そのままだったりという事が多いので、
意外にこれが、実は知らず知らずの内に、相当演義の影響は強いみたいです。

だからまだまだ悲劇の人達はたくさん居ると思います。
特に蜀の武将達とか、
演義の五虎将達とのインフレ格差が酷過ぎるんでw

魏延はまだ強いからその点では恵まれている方なんですけど、
ゲームとかだと他の蜀将達はほんと、ザコキャラ扱いなんでw
ほんとは凄く強いんですよね、
北伐の野戦で魏軍を何度も撃ち破っていますから。
呉懿とか呉班とか、王平とか、
いてまえ打線とか、そんな感じだったと思います。
後は高翔とか、陳式とかも、
単独の伝もないですけど、ただ実戦のレギュラーで使われるという事は、
それだけでもやはり、力持っていたという事でしょうから、
しかもちゃんと勝ってますからね。

それとか黄権なんかも凄い名将ですけど、まあ地味ですねw
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