感想一覧

▽感想を書く
[良い点]
アンデルセンの描いた世界観を崩すことなく、その後に続く新たな物語に仕上げられている点。描写も美しく、多くもなく少なくもない説明と表現で、首切り役人の孤独さと同時に持ち主の無邪気さを持って続けた(と私は解釈しているのですが)赤い靴の触れ合いが感動的であったところです。
[一言]
思わずほぉっと言ってしまう、素晴らしい作品でした。
他の作品も読ませていただきます。素晴らしい物語をありがとうございました!
  • 投稿者: むあ
  • 2014年 12月06日 19時20分
[良い点]
赤い靴の少女はいけない子ってだけじゃなく、色んな想いや願いがあったんだって思えました。

童話で読んだ薄っぺらいキャラが急に肉付けをされて動き出したような気がしました。

首切り役人も一緒です

素晴らしいお話だと思いました。
[一言]
赤い靴のお話は幼い頃読んだきり、怖くて嫌いでした。

そして言い付けを守らなかった少女もいけない子だというイメージで嫌いでした。

このお話を読んで赤い靴のイメージがかなり変わりました。

私が読んだお話では少女は義足で生きていく事になっていますが、こちらのお話のように教会で懺悔した後に息絶える方が自然ですね。
原話はこっちだったんじゃないかと思えました。
  • 投稿者: むさし
  • 40歳~49歳 女性
  • 2013年 06月30日 21時40分
[良い点]
この話で、『赤い靴』が好きになれました。
[一言]
たしかに、踊り去っていった足の行方、想像したこともなかったです。
首斬り役人も少しだけしか出てこないので、「義足作ってあげるなんて優しい人なんだな」くらいしか考えていませんでした。
ずっと『赤い靴』は、救いが、受けた罰に釣り合わないと思い、苦手でしたが、これを読んで結構好きになれました。
また、『赤い靴』も読み直してみます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 15歳~17歳 女性
  • 2013年 06月29日 22時33分
管理
[良い点]
ほんっとうに怖かったです。
[一言]
拝読している最中で、背筋のぞくぞくが止まりませんでした。童話調で優しい語り口がさらに恐怖をかきたてました。鳥かごの靴の中で黒くなっている足に、少女の無邪気な心が詰まっていたかと思うと・・・。
救われないような、ある意味で救われたような複雑な思いがいたしました。
首切り役人のけなげな思いがまた切ないです。
↑ページトップへ