感想一覧
▽感想を書く[良い点]
思春期の、日常が、今まであったものが、ゆっくり、確実に、ギチギチと壊れていく様をありえるかも知れないと思わせられるリアリティを持って描かれていると感じました。
[一言]
イジメは精神病として扱えば良いのではないか。という意見や考察を、私は別の場所でも見たことがありますし、その考察を読んで賛同した口です。
自らの手を汚さずとも、一人の人間を、文字通り死ぬまで、笑いながら、楽しみながら追い込めてしまうのというのは、間違いなく異常です。
人間としての大事なピースが欠けていると言っていい。普通ではない。
それは、育ってきた環境や、学校という閉鎖空間によって形作られてしまったナニカであるのか。こうも日々、イジメによる自殺のニュースを見ていると、コレはもう教師や学校では対応できないレベルの、社会的な疾患なのでは無いかと実感を持って感じて来ました。
精神病としての認定を、まじめに早期に講じなければ、危うい時代が来てしまったのかも知れないですね。
これは、私の性格や考え方、未熟な人間性もあるのかも知れませんが。
彼は同情するにあたいする環境にあったのはわかります。イジメは決して彼に非があるわけではなかったし、そのきっかけも思春期という複雑な時期のプライド故のどうしようもないものだったと思う。
しかし、主人公、タクヤの、抵抗もせず、何も言わず、されるがままに流され、そして、殺す理由さえも、自分ではなく、精神病という他の要因求めたその姿勢、その動機に、受け付けれない気持ち悪さがありました。
最終的に彼は、イジメの加害者達を殺すことでイジメという精神病による危機を世間に広めたいと決意し、半ば酔った状態で、それまでの鬱憤を殺意としてぶつけ、果たした。
そして、心の中では自分は悪く無いと宣っている。
これは、素直にイジメの復讐だったのなら、こんな複雑な嫌悪は抱かなかったと思う。自分の為だけに殺すのだったのなら、もっとスッキリ読めたのだと思う。
しかし、彼は、殺す理由を他に求めてしまった。その理由に心の底から納得してしまっている。俺は悪くない、悪いのはあいつらだ。
そのとおりなのだが、なにか、加害者達と似たものを感じた。それが堪らなく気持ち悪かった。
彼もまた、イジメという過酷な環境の中で精神を病んでしまったのだと思う。
彼もまた普通では無くなってしまった。
悪い点に書きこそしましたが、私が抱いた、この気持ち悪い読後感、余韻があってこそ、この短編は一つの作品として完成しているとも思います。
興味深い短編でした。ありがとうございます。
思春期の、日常が、今まであったものが、ゆっくり、確実に、ギチギチと壊れていく様をありえるかも知れないと思わせられるリアリティを持って描かれていると感じました。
[一言]
イジメは精神病として扱えば良いのではないか。という意見や考察を、私は別の場所でも見たことがありますし、その考察を読んで賛同した口です。
自らの手を汚さずとも、一人の人間を、文字通り死ぬまで、笑いながら、楽しみながら追い込めてしまうのというのは、間違いなく異常です。
人間としての大事なピースが欠けていると言っていい。普通ではない。
それは、育ってきた環境や、学校という閉鎖空間によって形作られてしまったナニカであるのか。こうも日々、イジメによる自殺のニュースを見ていると、コレはもう教師や学校では対応できないレベルの、社会的な疾患なのでは無いかと実感を持って感じて来ました。
精神病としての認定を、まじめに早期に講じなければ、危うい時代が来てしまったのかも知れないですね。
これは、私の性格や考え方、未熟な人間性もあるのかも知れませんが。
彼は同情するにあたいする環境にあったのはわかります。イジメは決して彼に非があるわけではなかったし、そのきっかけも思春期という複雑な時期のプライド故のどうしようもないものだったと思う。
しかし、主人公、タクヤの、抵抗もせず、何も言わず、されるがままに流され、そして、殺す理由さえも、自分ではなく、精神病という他の要因求めたその姿勢、その動機に、受け付けれない気持ち悪さがありました。
最終的に彼は、イジメの加害者達を殺すことでイジメという精神病による危機を世間に広めたいと決意し、半ば酔った状態で、それまでの鬱憤を殺意としてぶつけ、果たした。
そして、心の中では自分は悪く無いと宣っている。
これは、素直にイジメの復讐だったのなら、こんな複雑な嫌悪は抱かなかったと思う。自分の為だけに殺すのだったのなら、もっとスッキリ読めたのだと思う。
しかし、彼は、殺す理由を他に求めてしまった。その理由に心の底から納得してしまっている。俺は悪くない、悪いのはあいつらだ。
そのとおりなのだが、なにか、加害者達と似たものを感じた。それが堪らなく気持ち悪かった。
彼もまた、イジメという過酷な環境の中で精神を病んでしまったのだと思う。
彼もまた普通では無くなってしまった。
悪い点に書きこそしましたが、私が抱いた、この気持ち悪い読後感、余韻があってこそ、この短編は一つの作品として完成しているとも思います。
興味深い短編でした。ありがとうございます。
いつもご感想ありがとうございます。
小生の信条といいますか、小生はきわめてガリレオ的で、すべての結果には必ず原因があり、そしてその原因・結果という関係は絶対に科学的ではならないという妄信的信者です。ですから、道徳、倫理、宗教といった言葉が嫌いです。
これには賛否両論いろいろあると思いますが、最近のいろいろな社会現象を見ていると、ご指摘の通りもはや、人道、博愛、倫理といったきれいごとでは済まないところまで来ているような気がしてなりません。もっと科学的に原因を探求し、しかるべく手を打ってゆかないと社会がもたないのではないかという気がします。
その意味で、ストーカー規正法やいじめ防止対策法が、本当に科学的考証に基づき実効性ある内容になっているのか疑問です。
ところで、タクヤのとった行動ですが、確かにいじめられた時にやり返しておけば、何も殺さなくても済んでいたのでは、というのはごもっともなご意見だと思います。小生もそうすべきだったと思っています。でも、小生はこうした一人称小説を書くときは、徹底的に自身を主人公の立場においてその場面場面で、自分ならどうするかと考えながら書いています。恥ずかしながら、小生にはやり返す勇気も自信もありませんでした。イジメを苦に自殺していった子供たちも多分同じ気持ちだったと思います。
タクヤが自殺するという結論でもよかったのかもしれませんが、それではどこかで起きた実事件のドキュメンタリー版になってしまいますので、敢えて仕返しをするという結論にもってゆきました。結論はともかく、小生がこのお話でもっとも言いたかったのは、「イジメ依存症」という病気があるのではないか、そこを見落とした対策は効果がないのではないか、とうことです。
イジメ、それは多分人間にとって永遠の課題であり続けるのかもしれません。
小生の信条といいますか、小生はきわめてガリレオ的で、すべての結果には必ず原因があり、そしてその原因・結果という関係は絶対に科学的ではならないという妄信的信者です。ですから、道徳、倫理、宗教といった言葉が嫌いです。
これには賛否両論いろいろあると思いますが、最近のいろいろな社会現象を見ていると、ご指摘の通りもはや、人道、博愛、倫理といったきれいごとでは済まないところまで来ているような気がしてなりません。もっと科学的に原因を探求し、しかるべく手を打ってゆかないと社会がもたないのではないかという気がします。
その意味で、ストーカー規正法やいじめ防止対策法が、本当に科学的考証に基づき実効性ある内容になっているのか疑問です。
ところで、タクヤのとった行動ですが、確かにいじめられた時にやり返しておけば、何も殺さなくても済んでいたのでは、というのはごもっともなご意見だと思います。小生もそうすべきだったと思っています。でも、小生はこうした一人称小説を書くときは、徹底的に自身を主人公の立場においてその場面場面で、自分ならどうするかと考えながら書いています。恥ずかしながら、小生にはやり返す勇気も自信もありませんでした。イジメを苦に自殺していった子供たちも多分同じ気持ちだったと思います。
タクヤが自殺するという結論でもよかったのかもしれませんが、それではどこかで起きた実事件のドキュメンタリー版になってしまいますので、敢えて仕返しをするという結論にもってゆきました。結論はともかく、小生がこのお話でもっとも言いたかったのは、「イジメ依存症」という病気があるのではないか、そこを見落とした対策は効果がないのではないか、とうことです。
イジメ、それは多分人間にとって永遠の課題であり続けるのかもしれません。
- ツジセイゴウ
- 2013年 06月30日 15時03分
[一言]
「いじめ」タグの付いた小説を読み漁っている者です。
この所、いじめられている主人公が異世界に逃げ(或いは転生)たり最終的にいじめられている側が不幸(最悪の場合は死)になる話が多く辟易していました。
しかし、この話は全く違う。いじめられていた者が復讐を決意し、生を勝ち取った。それだけでもこの話は称賛に値すると個人的には思います。
ついタクヤの今後をあれこれ考えたくなりますね。
うちのページにも似たようなテイストの作品を置いてありますので興味がありましたら是非(既に読んだことがあったらすいません)。
「いじめ」タグの付いた小説を読み漁っている者です。
この所、いじめられている主人公が異世界に逃げ(或いは転生)たり最終的にいじめられている側が不幸(最悪の場合は死)になる話が多く辟易していました。
しかし、この話は全く違う。いじめられていた者が復讐を決意し、生を勝ち取った。それだけでもこの話は称賛に値すると個人的には思います。
ついタクヤの今後をあれこれ考えたくなりますね。
うちのページにも似たようなテイストの作品を置いてありますので興味がありましたら是非(既に読んだことがあったらすいません)。
ご感想ありがとうございます。
ホント、この世には理不尽なことが多いですよね。多分、人をいじめたいというのは人間が本来持っている性あるいは業ではないかと思います。人は理性を持ってそれを抑えるしかないんでしょうね。そういう意味では、ストーカー、盗撮、痴漢などと同根だと思います。いくらするなと注意しても、結局は重犯を犯してしまう。イジメ防止対策法なんていくら決めても、ただの明文規定で、子供は絶対隠れてイジメを繰り返すでしょう。
本文でも書きましたが、もっとイジメの病理を科学的に解明しないと、根治はできないでしょうね。鬼子シリーズは似たような暗い話ばかりですが、よろしかったら他のも読んでみてください。
ホント、この世には理不尽なことが多いですよね。多分、人をいじめたいというのは人間が本来持っている性あるいは業ではないかと思います。人は理性を持ってそれを抑えるしかないんでしょうね。そういう意味では、ストーカー、盗撮、痴漢などと同根だと思います。いくらするなと注意しても、結局は重犯を犯してしまう。イジメ防止対策法なんていくら決めても、ただの明文規定で、子供は絶対隠れてイジメを繰り返すでしょう。
本文でも書きましたが、もっとイジメの病理を科学的に解明しないと、根治はできないでしょうね。鬼子シリーズは似たような暗い話ばかりですが、よろしかったら他のも読んでみてください。
- ツジセイゴウ
- 2013年 06月30日 14時22分
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