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[良い点]
メインキャラの描写の筆致に勢いがあります。自分の詳しいアイテムと思われるものについても、読み応えがあり、この作者の持ち味になっていくとよいと思います。壮大なドラマですが、人間性を主軸に置き、戦時下という非常時を描いたのが良い点。
[気になる点]
戦艦、海自関係の資料を読んだあたりの文章があまりこなれていないのと、説明の長さ、説明の文章(地)と会話の砕けた感じとが、やや不釣り合い。異常事態で、そんなに警戒洒脱な会話ができると思えない(緊急手当て時)など。血液量は、千ml~千五百mlの間違いか。(手術時で、輸血が必要になる量は確かそれくらい)。会話の緊張度のゆるさと、事態の重さ、あるいは、プロポーズや親子でのわが子の負傷を案ずるところなどの、重い場面での筆致がややふさわしくなく遺憾に思う。あとは、全体の文章を引き締めるとよいか。
[一言]
辛口になりすみません。。大変面白く拝読しました。自分も以前はものを書いていたのですが、最近たるみきっており、本作の力作に大いに発奮しました。書き手の想いが伝わる部分が良いですね。わたしは書きながら、全体を考えていくので、プロットというものが苦手です。本作では、執筆過程の、きちんと、この章でこの話題を書こう、という意思が見えました。参考にさせていただきます。
  • 投稿者: 古川絵梨
  • 40歳~49歳 女性
  • 2016年 01月18日 00時59分
古川様
 お読み頂き、ありがとうございました。また、ご感想と貴重なアドバイスを下さいまして、励みになりました。併せて御礼申し上げます。
 本作品は、冷戦後の現代で平和を維持し続けること大切さと難しさを様々な立場の人に伝えたいという想いを胸に初めて筆をとりました。
 このため、父、母、息子、夫、妻、恋人、友人、上司、同僚などなど様々な役割をもつ老若男女を登場させ、軍事に興味がない人でも感情移入してお読みいただいて、少しでも平和は守るものだということを感じていただきたい。という目標のもと書き始めました。
 で、す、が、、、
 初めて描いた作品なのに多くの登場人物、それぞれを主人公的な扱いにしたので、キャラ作りに苦労しました。
 ご指摘いただきましたシーンに遺憾を与える言動もその歪みかもしれません。
 また、説明が長い、という御指摘も尤もなことと思います。
 物語の設定上、多くの兵器が登場します。それ系のマニアの読者の方であれば型式を述べるだけで、描写の80%は完了だと思います。が、私としては、冒頭に述べましたとおり様々な立場の読者に伝えたいことから特に兵器については「息子を持つ母親」にも伝わるような描写と説明を心掛けました。が、ちょっと長すぎたようですね。
 こういった稚拙な作品ではありますが、壮大なドラマと人間性を感じていただけたことはとても嬉しく思います。ありがとうございます。
 プロット、そうなんです。私はプロットを書いてから、物語を描いています。しかも仰るとおり、この章ではこういうことを伝える。という目標があります。
 でも、プロットに縛られるのではなく、プロットを元に描き、それをプロットにフィードバックしながら描いていることが多いです。
 長編が多いものですから、執筆期間が長いですし、仕事などで執筆が長く疎かになることもあります。そこで、ブランクが空いても作風を崩さないように描きながらプロットに肉付けをしています。
 古川さんも執筆活動頑張ってくださいね。
 今後とも、よろしくお願いします。
[良い点]
登場する船や航空機の描写や解説が緻密で、素人の私でもイメージしやすかったです。
またバラエティーに富んだ群像で、私自身を投影出来るキャラクターもいて、どんどん物語に引き込まれました。
[気になる点]
政府要人のキャラクターが少々愚か過ぎかなと思いました。もう少し賢い方がリアリティを感じるかも知れません。
[一言]
初めて読ませて頂きました。
とても面白くてどんどん引き込まれ、一気に読破してしまいました。そして改めて「平和」について考える機会を得られました。
現代の社会情勢やテクノロジーは、先の戦争のそれとは全く様相が異なります。私自身思想的に偏りはないつもりですが、先の戦争の反省のみをベースとした行動や決断では、民法と同じように現状と乖離していくのではないかと感じました。
自国を守ることは、とても大切な事だと思います。
だから時代の流れに沿う改革は必然だと思います。
決断の善し悪しは結果論でしか見ることが出来ませんが、それでも最善の決断が選べるよう、私達は世界を見聞する努力を怠ってはならないと感じました。
普段の生活では、なかなかそういう事を考えないので、
本作品を読んで良い刺激を受けました。
ありがとうございました。
  • 投稿者: ゆうるり
  • 40歳~49歳 女性
  • 2015年 09月02日 09時47分
ゆうるり様
 お読みいただきありがとうございます。
 また、御感想もいただき、感激しております。ありがとうございました。
 この作品は私にとって初めての作品です。国を守ることの大切さを1人でも多くの人に考えて欲しい。という気持ちで慣れない筆をとりました。

 私は少年時代を米ソ冷戦の最中で過ごしてきましたが、その米ソの狭間に浮かぶ日本列島、、、そんな危機的状況の中にありながら、国を守ること=防衛力=軍事力という連想からか、臭いモノに蓋をするように「国を守る」という事に対してアレルギーになっているような大人達、そして社会に疑問を感じてきました。
 大人になった今振り返ると、あの頃は日本の軍事アレルギーの有無に関わらず米ソが本気でぶつかり合えば全面核戦争→地球滅亡という危機感がありましたが、結果としてそんなことは誰も望まなかったから平和が続いたのかな。。。と私は考えています。
 しかし、御存知の通り米ソ冷戦が終わってから日本を取り巻く環境は変化し続けてきました。でも、仰るとおり戦後長い間頑なに敗戦国としての反省のみをベースとした行動基準、そして軍事=悪として国を守ることを直視しない文化を続けてきた日本はこのままで本当に大丈夫なのか?と思うのです。戦争は起こしてはいけません。しかし、何も備えなければ悲惨な犠牲者を出すだけですよね。備えていれば抑止力にもなります。
 今、安保についての激しい議論が交わされていますが、私は「右だ」「左だ」で断じるのではなく、決して偏ることなく広く冷静に現状を認識し、他国の意図に左右されずに日本の平和を貫き通すことができる。本気で国を守る政策を議論して欲しいと祈っております。
 
 この作品では、1人でも多くの方に国防を考えて欲しいという目的から
「様々な人が感情移入できるように、様々な立場の人を描きたい。」
ということと軍事に詳しい人や、マニアの方はもちろんですが、
「軍事に興味がない人にも国防に興味をもってほしい」という想いで描きました。
 初めての作品で欲張った目的だったため、特にキャラクター作りに苦労しましたが、ゆうるり様の御感想から、御自分を投影できるキャラクターがいたとのことで、とても嬉しく思っております。
 また、航空機や艦船をイメージしやすく描けていたとのお言葉、頑張った甲斐がありました。
 政府要人、、、確かに愚かですね。。。スマートさに欠けていますね。ご指摘ありがとうございます。
 
 今後は、もっと見聞を広めて様々なジャンルを描いていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
[良い点]
リアリティ溢れる現代風刺本格軍事活劇小説
とでも銘打てば良いのか?w
本格的過ぎて読破するのが些か難あれども、
目指す方向性と一定読者層に限定するならば
素晴らしい作品だと思います。

[気になる点]
エンターテイメント性優先の自分には
若干読み辛く時間がかかったのが、、
[一言]
自分にしか書けない、自分に面白い作品を書く、
恐らく『技術者視点』では正解だと思います。
自分は現在180度方向転換し(リストラ等)
『究極の対人個別サービス業』である?
障がい者移動支援に携わり起業準備中ですが
あくまでも「利用者本位」でないと巧く行かない
『顧客』に求められないと仕事がない世界です。
自己満足や自意識過剰な部分を極力排除して
ある種万人受けを目指すのが最適解かなぁと。




  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 05月21日 09時16分
管理
内村様
お読み頂き、ありがとうございました。また、ご感想頂きまして、ありがとうございます。『顧客本位』の大切さが心に染みました。
ご感想を頂いたことで、この作品では、『私が伝えたい事』を骨格にしてストーリーを盛り付けていった格好になっているため、伏線や、裏付けをストーリーに仕込んではいますが、それはストーリーにエンターテイメント的な面白さを持たせるためではなく、ストーリーとして成り立たせるために行っていたという事に今更ながら気づきました。
私がこの作品を書いた目的は『私が伝えたい事』をそれに興味が無い人にも伝えたい、広めたい。というものでした。ですから、私のような(マニア?)人間でなくても分かるように描写や、解説、経緯を散りばめるように心掛けてきましたが、仰るとおり、エンターテイメント性は皆無でした。これでは興味の無い人には、読んでもらえませんね。
これからも『伝えるために書く』ということを目的に執筆していきたい私にとって、エンターテイメント性、『顧客目線』という新たな目標ができました。
練習も兼ねて短編集を書いてみようかと思います。
この度は、貴重なご感想ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
[良い点]
他人を引き込む上手さは凄いし文章力は足元にも及ばないのでものすごく参考になる。
[気になる点]
元自や現職が政府に楯突くけん。
[一言]
貴作品を読ませていただきました。
良い点でも書きましたが、文章力や構成の上手さは凄く参考になりますし情景描写は実際に目に浮かんでくるようです。

ただ、やはり自衛官や元自が政府に楯突くのはあり得ないかなあと。

まずもって、おそらく七割から八割の自衛官は国のことなんかより週末のパチンコに勝てるか負けるかの方が大切ですしね。
残りの二割の愛国者(実際問題、部内じゃこの手の愛国者様は鬱陶しがられて孤立します)にしても民主主義国家に対する忠誠と、公僕としての矜持はしっかり持っておりますから民意によって選択された政府に逆らうことはしないと思います。
何よりもこんな連合赤軍やオウムとどっこいの危険な思想犯をのさばらせておいたら旧軍の暴走そのままだと思います。
正直なところ、米軍の調査で分かったことらしいのですが軍人が何のために命をかけるのかと聞いたところ、一番多かったのは「隣の戦友のために」という答えで、祖国のためにというのは最下位だったそうです。
最後に、私自身も元自ですし空自の兄は現職の幹部ですが田母神をどう思うのか聞いたところ兄は「非常に迷惑している。
奴のせいで、空の自衛官全員が……あいつの騒動の当時は奴と同じ危険な思想を持つ人物だと思われて非常に迷惑した。」
また、一緒に飲んだこともあるパイロットの方に聞いたところ
「本当にヤバいと思ったとき考えたのは、家族の事やましてや国の事なんかじゃなくて、同僚の身をどうやって守るか考えることだった」
ということばが印象に残っています。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 03月30日 12時36分
管理
防人様
はじめまして、コメントありがとうございました。
自衛隊経験者の方の御意見を頂けて大変参考になりました。また、現職の方や、パイロットの方の考え方もアドバイス頂けてありがたいと思っております。今後の作品に活かさせていただきたいと思います。
 さて、この作品についてですが、確かに田○神氏のように極端な方は稀だと思います。でも根本的に間違ってはいないとは思います。ただ、あの人物は、やり方や考え方が極端すぎて、さらに想いが強すぎるのではないかな、というのが、私の抱いてきた想いです。
 自分の国を大切にし、愛し、誇りに思い、守りたい。
 私が子供の頃、学生の頃を通して生きてきた世界は、そう思うことが忌み嫌われた世界でした。その延長線上に今、があります。今でも、すぐに右傾化、と言いますが、もっとひどい状況だったのです。
 自分の国を大切にし、愛し、誇りに思い、守りたい。
 このような当然のことを真剣に考え、みんなが当然のことと受け止めて欲しい、いや、ちょっとでいいから自分の国を見つめて欲しい。気付いて欲しい。と思ってこの作品を書きました。
 内容は極端かもしれませんが、読者に気付いてもらうための起爆剤として、もし、田○神氏のような人物が海自出身者にいたらどうなるのだろう?ということで描いています。
 しかし、一方で、そうではない人々もいらっしゃるはず、もっと言えば多いはず。という想いから同調しない人々も登場させています。
 実は、私の叔父は元自衛官、従兄弟は現職の自衛官です。しかし、彼らは普通の人で、見るからに愛国者というわけではありません。(叔父に至っては、一時期パチンコの話ばかりしてました。)なので、政治と無関係にきちんと職務をこなす自衛官も描いてみました。それでもバランスが悪かったのかもしれませんけど。。。
 その辺は、熱くなりすぎないように書くことを修行していかなければならないなと、思いました。
 この度は御意見・御感想を頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 篠塚飛樹
[良い点]
感動もあり、いい作品だとおもいます。
積極的防衛主義様

御感想、ありがとうございます。
感動して頂けてとても嬉しいです。クライマックスへ向けて頑張って執筆します。今後ともよろしくお願い致します。
[一言]
久しぶりに失礼致します。
幕僚長!よく言ってくれた!!胸がスカッとしました。
(内容の薄い感想すみません)
  • 投稿者: ミリオタ
  • 15歳~17歳 男性
  • 2014年 12月12日 17時05分
扶桑&山城さん。
お久しぶりです。感想ありがとうございます。
幕僚長の想いを分かっていただけて嬉しいです。
[一言]
「ペンの力」と海自哨戒機のおかげで日中の武力衝突と昇護の死は回避出来そうですが、このあとの日本政府の対応が非常に気になります。

  • 投稿者: ミリオタ
  • 15歳~17歳 男性
  • 2014年 05月01日 16時53分
扶桑&山城さま
いつもお読み頂きありがとうございます。
そうですね~、この事件が日本政府に響けば良いのですが。。。
どうなることやら。。。(^^ゞ
[一言]
ついに恐れていた事態が起こってしまいしたね。それにしても誰が撃ったんでしょうか?

  • 投稿者: ミリオタ
  • 男性
  • 2014年 04月06日 20時44分
扶桑&山城さん

いつも御愛読いただき、ありがとうございます。
おかげさまで、遂にここまで物語を進める事ができました。

「誰が撃ったか?」
鋭い御質問ですね~。実は、それがこの小説後半のスパイスになってきます。お楽しみに。
[一言]
ミクシィ見ました。
リアルな世界感が表現されていて良かったと思います。
お気に入り登録させていただきますね。
  • 投稿者: せしる
  • 2014年 03月13日 00時20分
ご感想ありがとうございます。
励みになりました。これからも頑張って執筆していきますのでよろしくお願いします。
コミュでもよろしくお願いします。
[良い点]
他の小説では書かれていないことも、細かく書いてあること。
[気になる点]
ありません。
[一言]
これからも更新頑張ってください。
  • 投稿者: ミリオタ
  • 男性
  • 2013年 10月10日 16時15分
御感想ありがとうございました。大変励みになりました。今後ともよろしくお願いします。
9月初旬~11月中旬まで、会社の長期研修のため、更新がなかなか出来ない状態になっております。すみません。研修が終わりましたらどんどん書きます。お楽しみにお待ち下さいませ。
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