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[良い点]
こんにちは。クローズド・アクアリウムを読了しましたので、また拙い感想を書かせて頂きます。

……実は、第一部を読了した時点でトラウマになりそうで、続きを拝読するのを躊躇しました(^^; 全ての医療従事者がそうではないと思いますが、何ともはや「キッツイ」世界ですね(汗)

女性が100%感染するウイルス……発症は十代で、致死率が80%超え。こんなものは現在地球上には存在しませんが、敢えて空想するなら、卵巣に親和性の高いレトロウイルス(HIVのように、発症に時間がかかるRNAウイルス)、でしょうか。ホストの遺伝子に変異を起こし、癌を発症させる、とか。
「感染症ならば必ず対抗策がある」と考える医療従事者にとっては、どうしてこれが「放置」されているのかが疑問でした。感染経路は? ワクチンは? 薬は? 遺伝子に変異が起きても、2017年現在ゲノム編集技術は確立していますからねえ。原因に対策が打てなくとも、癌に対抗する方法はあります。
――という風に、この世界の関係者は、闘うことをしないのかと。AIに管理された社会で、疑問も感じず、諦めているような第一部の主人公の言動を拝読して、なんとも嫌な気分になりました。
不幸を嘆く……嘆くだけで行動しようとしない人間を見ると、こんなに腹が立つのかと、知りました。

ですから、第二部のサーシャの葛藤と、第三部のラルフの疑問は、とても共感がわきました。「そうだ、頑張れラルフ。きっと地球には方法がある」と。そうでなければ、ルーもシスター・メリルも、サーシャも報われませんからね。
希望を残す終わり方にして下さり、とても良かったです(^^)

楽しませて頂きました。ありがとうございます。
また他の作品も読ませて頂きますね。

 お読みいただきありがとうございます。

 知識不足ゆえ医療関係の考証が甘い自覚はあって、なんとも冷や汗が出ますが、ともあれ楽しんでいただけたのならよかったです。
 最初のうちは一部だけで終わりにするつもりだったのですが、一人称の物語なので、「政治的な理由で放棄された月面都市」というのが一部だけでは書き切れなかったことと、犠牲を強いられている側の視点で書かないわけにはゆかないという気持ちにもなって、最終的には二部・三部の内容まで書くことにしました。
 ストーリーとしては一部までで完結したほうがすっきり終わる話でしたし、事実、そういうご意見も何度か頂戴したので、構成力の未熟さ(というかいきあたりばったりさ)を反省してもいたのですが、お言葉を拝見して、ともかく書いてよかったなと思えました。

 最後までおつきあいいただきありがとうございました!
[一言]
美しく儚くも綺麗なお話の数々でした。静かな余韻が今も漂っています。
流れるような文章が非常に読みやすく、重い小説にも関わらず最後まで読み切ってしまいました。心理描写や他の描写もとても丁寧でした。

ディストピアというタグを見て読了感はあまりよくないのかなと思っていましたが、微かに見える希望の光が垣間見えた終りであったため、そこまで暗くなく読み終えました。
第2部の終わりは暗い未来へ続くという感じで消化不良気味でしたが、第1、3部は新しい道へ続く道という印象を受けました。おそらく第2部が一番雰囲気的に暗いと感じたからだと思います。だからこそ第3部でサーシャが子どもを産み、歌を学ぼうと決意した少しは前向きな様子が見れて、心の中が温かくなりました。
擦れ違いつつも、何となく近づいていく、ラルフとサーシャ。そしてその二人に生まれたクローディア。静かにですが着実にお話が動いていく様子を感じられました。

第1部だけでも切なくも綺麗に終わっているとは思いますが、このお話を象徴する立場である女性たちの葛藤を内側から読める、第2部も必要な話であったと思います。
それぞれの話の中で男性の葛藤、女性の葛藤、そして1組の男女の葛藤。それらの葛藤を読むことで、救いのない世界を感じつつも、僅かな心情の上向き具合であっても大きな希望を見ているかのようでした。
生き続けている人に少しでも救いのある未来を願ってやみません。

素敵な小説をありがとうございました。今後とも朝陽様のご活躍をお祈りしています。
 お読みいただきありがとうございます。

 2部と3部は最初、両方あわせて第2部とするつもりで構成を考えていたのですが、さんざんプロットに悩んだあげく、分離して二人にそれぞれの話を語らせることにしました。結果、2部が単独ではくぎりのよくない中途半端なところで終わってしまうことになったのですが……。
 それでもご指摘のとおり、やはりここ(女たちの物語)を書かないわけにはいかないと思ったものですから、少々不格好な編成となってしまいましたが強行しました。

 いま振り返れば、構成力不足などが災いして、充分に書き切れていない部分なども諸々ありますし、なにかと反省点も多いのですが、何はともあれ苦労して書いた、思い入れのある話であることには間違いありません。登場人物の立場に寄り添って読んでいただけたこと、とても嬉しく思います。

 お言葉を励みにして、またいずれSFに挑みたいと思います。すてきな感想をありがとうございました!
[良い点]
私は怒りを感じてもそれを抑えてしまったり、他人の過ちを黙って見過ごしてしまうので、おそらくサーシャとは正反対の性格なのだと思います。ですから感情移入とやらは出来ませんでしたが、却って彼女の心情の揺れ動く様が新鮮に見えました。総じて心理描写に惹かれました。
[気になる点]
ディストピアの要素が少し弱いかなという気がしました。もっと閉塞感がしていても良いかなと。これは個人的な好みの問題ですね。
[一言]
まとめ読みをするつもりではいたのですが、1部の後半から3部の最後まで一気読みすることになるとは思いませんでした。もう少し、もう少し読みたい……! という気持ちが積み重なって、結局最後まで読んでしまいました。

悪い点というのとはまた違いますが、やはり1部で終わっていたなら綺麗に完結していたと思いますし、3部の結末も消化不良気味ではありますが、2部以降の話も読めて良かったと私は思います。

決して明るい話ではありませんでしたが、本棚にしまっておいて、いつかまた読み返してみたい、そんな作品でした。ありがとうございました。
 コメントありがとうございます。

> ディストピアの要素が少し弱い
 そうなんですよね……。自分でも失敗したなと思ったんですが、話の形式というか構図の問題で、ストーリーがものすごく狭い範囲のことに終始してしまって。
 歴史大河みたいな大きな話よりも、個人の物語のほうが趣味に合うものですから、そのこと自体は別にいいのですが、夫婦でひとつの家で暮らしていて、出歩ける範囲も限られた中での六年間を描くとかいう、わけのわからない縛りになってしまったのがなんともはや……完全に自業自得なのですが!

> 3部の最後まで一気読み
 わー、嬉しいです。ありがとうございます!

> 3部の結末も消化不良気味ではありますが、2部以降の話も読めて良かった
 すっきりと終わらせきれないのは書く前からわかっていたのですが、それでも書きたかったというのはわたしの我が儘です。ちょっと自己満足が過ぎたかなと反省してもいるのですが、そんなふうに仰っていただけると、何はともかく、書いてよかったなと思えます。

 最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!
[良い点]
ストーリーの善し悪しは一旦置いといて、物語を創っているプロセスについて少々。

取り敢えず、限られた制限の中、感想を述べるのは一つ。

文章選びに素直に好感が持てる。物語の空気、または雰囲気を損なわずに作品を拡げ、進めていくという事は大事であり、また良い作品を作る一つの要素でもある。
それでも、無意識に上記の事柄に対し、軽んじている人も多い昨今の物語(web小説、ライトノベル、純文学含む)の中では非常に解りやすく、伝えたい事を伝えれていると思う。
具体例こそ出さないが、難しい言葉を使い、多種多様の語彙で構成出来るのも文章力には変わりないのだが、皆が理解出来る文で雰囲気を損なわずに仕上げると言うのは基本が出来ている証拠。
[気になる点]

拡げすぎ、この一言に尽きる。

この規模で話を創ったのなら起承転結の結はしっかりしておかないと駄目だと思う。
しかし、どんな物語のラストでも、そこまで読んだ人(制作者含め)全員が満足出来る訳はではないので、個人的な戯事めいた愚痴と取って貰いたい。
[一言]

走り書きで汚い文章で申し訳ない。

暇潰しで読んだweb小説の筈が読んだ後、感想を書きたい衝動が抑えらず左様な結果になりました。

ニール・F・カミンズ著書の『もしも月がなかったら』を最近読み、この手のお話に興味が向いていたとは言え、面白い作品でした。
作者様の違う作品も読んで見ようと思います。

 コメントありがとうございます。

> 皆が理解出来る文で雰囲気を損なわずに仕上げる
 読みやすい、ということがひとつの目標ですので、そういうことが出来ているのであれば、とても嬉しいです。

> 拡げすぎ
 ありがとうございます。ご指摘のとおりです。
 この話の二部以降が心の中に浮かんできたときに、どうやっても大団円のハッピーエンドにはならないし、すっきりとカタルシスとともに終わる結末にはならない、少なくとも自分がそういうふうに書くことはできないと、半ばわかっていました。
 それでもどうしても、この子たちの話が書きたかったので、書いたこと自体に悔いはありません。……が正直、もっと構成力や筆力があれば、同じ展開・同じラストでも、もうちょっと読後感をどうにかすることはできたんではないかという気はしていて、非常に無念です。
 これにくじけず筆を磨いていきたいです。

 お読みいただき有り難うございました!
[良い点]
非常に読みやすい文章と、作品全体に漂う空気感が素晴らしかったです。
[気になる点]
三章の終わり方がやや中途半端だった気も……。
個人的に一章の終わり方が好きだったので、あそこで完結していた方がきれいだったかなと思ってしまいました。
[一言]
完結おめでとうございます。大変楽しく読ませていただきました。

タイトルに惹かれ、一章の冒頭を読んだ時これは! と思ったのですが、期待通りとても面白かったです。

なにより雰囲気がいいですね。青春時代に夫婦生活を行わせるという世界観が素晴らしいです。みな苦悩しながらもだからこそ理想的な家族関係を築けていそうで、なんだか月の社会もいいんじゃないかと思えてきました。彼らのすれ違いや互いを理解していく様子も非常に丁寧に描写されていてよかったと思います。

この度はお疲れ様でした。
次回作も期待しております。
 お読みいただきありがとうございます!

> あそこで完結していた方がきれいだったかな
 二部、三部の構想を考え出した時点で、続編はないほうがよかったというご意見が出るかなというのは、実を言えばある程度覚悟しておりました。
 それでもどうしても、この二人の話を書きたいと思ってしまったものですから、開きなおって書きたいように書かせていただきました。自己満足もいいところでお恥ずかしいのですが(汗)、それでも自分個人としては、書いてよかったかなと思っております。本当に書きたいと思った話を書かないままで済ませると、後々ずっと悔いが残りますので。

 とはいえ、やはり構成力不足・筆力不足はあきらかで、伝えるべきことをきちんと伝わるように描けていない感は否めず。もっと腕があれば、もうちょっとどうにかなったんじゃないかと思って、それはとても悔しいです。

 なにはともあれ最後までおつきあいいただきまして、有り難うございました! お言葉を励みにして、今後ともくじけず精進してまいりたいと思います。
[良い点]
二組の夫婦と、そろぞれの友人との絆を強く感じられた
[気になる点]
何度か泣かされかけた(涙もろい)
[一言]
完結お疲れさまでした。
何故月がこうなってしまったのか、地球はどうなっているかなどが気になりますね・・・
それぞれの夫婦が最初は初対面のはずなのに、徐々に互いに距離を詰めていく姿が印象的でした
彼らと、その子供らに幸あれ

コメントありがとうございます。

> 何度か泣かされかけた
あ、そこ悪い点なんですね?(笑) 失礼いたしましたw

> 何故月がこうなってしまったのか、地球はどうなっているか
あんまりくどくど書くのもなあと思ったのもあり、一人称視点で書ける情報量の限界もあり、あまりそのあたり具体的に触れられませんでしたが、遠回しにでももうちょっと、うっすら汲めるように書けたらよかったなあと思います……力不足でした。(反省)

最後まで彼らを見守っていただき、ありがとうございました!
[一言]
この『え? もう終わり?』な切なさと、
家族は子供が育ったらコレで解散と言う寂しい世界。
それでいてこの三人、ちゃんと親子であり恋人でありと不思議なトリオだったなぁ。
ある意味最愛の妻を看取らずに済んだことからセオより幸せなのかもしれない。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。

>もう終わり
終わりです。すみません。惜しんでいただけること自体は嬉しくもあり、充分なカタルシスが作れていないことは反省材料です。
焦らずくじけず、今後とも地道に精進します。具体的には構成力強化したいです。

連載中から何度も温かいお言葉を賜りまして、おかげさまで大変励まされました。ありがとうございました!
[良い点]
読んでいると情景が目に浮かびます。
涙ぐんだ事も度々…せつない…
[一言]
完結おめでとうございます。
登場人物達が一生懸命に生きてて…死と隣り合わせな女性キャラだけじゃなく、安穏と生活出来る男性キャラまで真剣に生きようとしていて好きです。
反面、政府側の無機質な感じが、じわじわとしたディストピア感(?)を醸し出していて印象的でした。
出来るなら、せめて地球にメッセージを発信するまで読んでみたかったな~


素敵な小説をありがとうございました。
お読み頂きありがとうございます。

良いとか悪いとかだけじゃない話を書きたいなと思いながらも、力が足りないばかりに、ただもやっとしてるばかりの話になっていたりしないかなあと、連載しながらずっと緊張していましたので、お言葉がすごく嬉しいです。

ラスト、最終的にどうなったのかまで書いたほうがすっきりしていいのかなあというのは、書きながらずっと頭の隅にありはしたのですが、最初からこういうラストの話として胸の中にあったものですから、そのままにしてしまいました。彼らのその後は読んでくださった方の想像にお任せということで、ご容赦くださいませm(__)m

温かいお言葉をありがとうございました! 励みにして今後の活動の糧にいたします。
[一言]
更新お疲れ様です。
まだまだ子供がかわいい盛りで子供も親を必要としている時期に引き離すのは酷なものがありますね。
別れをどうにも出来ないのならせめて出来る限りのことをしてあげたいですね。
  • 投稿者: 久楼
  • 2014年 01月13日 21時15分
ありがとうございます。
自分自身が結婚も育児もとんと縁がないものですから、実を申せばちゃんと書けているのかなあと
不安いっぱいの連載でした……書き終わってみて、肩の荷が下りたような悔いが残ったような。

連載のあいだ何度も感想をお寄せいただき、大変励まされました。
ここまでおつきあいいただきありがとうございました!
[良い点]
こなれているというか、すらすら読めるのに、情景が思い浮かぶほどに書かれていて、世界観にあった文体だと思いました。
ルーの女性的な繊細さ、可憐さとか、弱さや強さがよく描けていると思いました。
[一言]
第一部を読了しました。
終わり方がとても好きです。
なんというか、風を感じました。笑

第二部も続けて拝読します。
更新を楽しみに応援しております。
  • 投稿者: 魅月
  • 2014年 01月09日 22時05分
お読みいただきありがとうございます!

ただいま残り2、3話というところにきて苦戦中ですが、この週末には完結できそうかなと思います。
2部以降は、1部に輪をかけて辛気くさい話で何なのですが(汗)、
お時間ございましたら、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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