感想一覧
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[良い点]
まずは、完結お疲れさまでした。
読んでいて、様々なお茶を飲みたくなりました。
マリアが持つお茶への並々ならぬ熱意、実力と、それでも手が届かない分野への先々を見据えた活動のバランスが良かったと思います。
[気になる点]
◆アンネ・ウィズリーの自殺について
バルコニーの二階がアンネの使っていた部屋ということですが、投身自殺をするには高さが低過ぎる気がしました。
・転落死は体の損壊が酷い
・アンネが落ちたのが二階ベランダからとすると多少の怪我で済む可能性が高い。
・アンネは自分の死を囮に内通者の炙り出しを願ったことを考えると、確実と言えない自殺方法を選択したのはなぜか疑問が残る。
・アンネとジェラルドの最後の口づけは大切で印象的なシーンだが、転落による身体の損壊(死んでしまうほどの)をイメージすると絵的に合わない気がしました。
◆誤字
ご確認ください。
本文:後は感です
修正:後は勘です
58話
本文:下の肥えた
修正:舌の肥えた
80話
本文:現実は非常だ
修正:現実は非情だ
81話
本文:この場の物が
修正:この場の者が
88話
本文:お茶を愛する物として
修正:お茶を愛する者として
90話
本文:私は慣れない
修正:私は成れない
[一言]
お酒やお茶のブレンドは、知識がない頃は邪道だと思ってました。でも色々調べてみると、同じ品質を保つために必要だったり、ブレンドすることで良さが引き立ったりと、重要な技術とわかりました。そういった点を教えてくれた点でもとても良かったです。
まずは、完結お疲れさまでした。
読んでいて、様々なお茶を飲みたくなりました。
マリアが持つお茶への並々ならぬ熱意、実力と、それでも手が届かない分野への先々を見据えた活動のバランスが良かったと思います。
[気になる点]
◆アンネ・ウィズリーの自殺について
バルコニーの二階がアンネの使っていた部屋ということですが、投身自殺をするには高さが低過ぎる気がしました。
・転落死は体の損壊が酷い
・アンネが落ちたのが二階ベランダからとすると多少の怪我で済む可能性が高い。
・アンネは自分の死を囮に内通者の炙り出しを願ったことを考えると、確実と言えない自殺方法を選択したのはなぜか疑問が残る。
・アンネとジェラルドの最後の口づけは大切で印象的なシーンだが、転落による身体の損壊(死んでしまうほどの)をイメージすると絵的に合わない気がしました。
◆誤字
ご確認ください。
本文:後は感です
修正:後は勘です
58話
本文:下の肥えた
修正:舌の肥えた
80話
本文:現実は非常だ
修正:現実は非情だ
81話
本文:この場の物が
修正:この場の者が
88話
本文:お茶を愛する物として
修正:お茶を愛する者として
90話
本文:私は慣れない
修正:私は成れない
[一言]
お酒やお茶のブレンドは、知識がない頃は邪道だと思ってました。でも色々調べてみると、同じ品質を保つために必要だったり、ブレンドすることで良さが引き立ったりと、重要な技術とわかりました。そういった点を教えてくれた点でもとても良かったです。
感想ありがとうございます。
最後までお付き合いいただき感謝です。
読んでいて様々なお茶が飲みたくなったという言葉、本望です。
私自身の好みはありますが、好みは控えめにして、できるだけフラットに、色んな目線で色んな紅茶があるんだと知ってもらえたらいいな……と思って書いたので。
マリアの仕事に対するバランスが良いという評価もとても嬉しいです。
丁寧な誤字報告ありがとうございます。
なかなか気づきにくく見落としがちなので、非常に助かります。
さっそく修正させて頂きました。
アンネの自殺に関しての指摘。確かに二階からだと低すぎるかもしれませんね。現代日本と違う建物で、天井が高い建物だとしても微妙なので、三階の方がいいのかな?
ただ……ご指摘のように、転落死では損壊が酷すぎて、綺麗にならない、しゃべれない、ジェラルドとの最後のくちづけが不自然になる……というのは、難しい所ですね。
すぐに改善案が思いつかないので、少し考えてみます。ご指摘ありがとうございました。
私も知識がない頃は、ブレンドに否定的でしたし、今もブレンド紅茶は飲まないのですが、色々紅茶を勉強するにつれ、ブレンドのよさや、それを求める人達の気持ちもわかったので、そういう自分の好みとは違うけど、良い点をご紹介できたのは嬉しいです。
丁寧な感想ありがとうございました。
最後までお付き合いいただき感謝です。
読んでいて様々なお茶が飲みたくなったという言葉、本望です。
私自身の好みはありますが、好みは控えめにして、できるだけフラットに、色んな目線で色んな紅茶があるんだと知ってもらえたらいいな……と思って書いたので。
マリアの仕事に対するバランスが良いという評価もとても嬉しいです。
丁寧な誤字報告ありがとうございます。
なかなか気づきにくく見落としがちなので、非常に助かります。
さっそく修正させて頂きました。
アンネの自殺に関しての指摘。確かに二階からだと低すぎるかもしれませんね。現代日本と違う建物で、天井が高い建物だとしても微妙なので、三階の方がいいのかな?
ただ……ご指摘のように、転落死では損壊が酷すぎて、綺麗にならない、しゃべれない、ジェラルドとの最後のくちづけが不自然になる……というのは、難しい所ですね。
すぐに改善案が思いつかないので、少し考えてみます。ご指摘ありがとうございました。
私も知識がない頃は、ブレンドに否定的でしたし、今もブレンド紅茶は飲まないのですが、色々紅茶を勉強するにつれ、ブレンドのよさや、それを求める人達の気持ちもわかったので、そういう自分の好みとは違うけど、良い点をご紹介できたのは嬉しいです。
丁寧な感想ありがとうございました。
- 斉凛
- 2018年 04月30日 13時34分
[一言]
完結おめでとうございます。
連載開始当初から追いかけていた読者の一人として、無事ゴールするのを見届けられてたぶん作者様よりホッとしております(笑)。一度休載した作品の執筆モチベーションを再び高め、維持して完結させるのは、並大抵のことではなかったと思います。本当にお疲れ様でした。
今回は、第四章以降の後半部分を中心に感じたことを書き連ねていきます。
前半のクライマックスはガイナディア皇室のお家騒動であり、いわば「他人の過去」の物語でありました。マリアは壊れかけた絆を結び直す役割で、彼女の出生や故郷での生活が描かれてはいたものの、第三者として公平に自体を判断できる立ち位置であったような気がします。対して後半は真にマリア自身の物語。彼女の実体験とともにストーリーが展開し、堅実に積み重ねられた現在が未来へ繋がっていきました。一人の女性の成長を一緒に見守れた気分です。
天職である茶師の仕事が身についたところで、貴重かつ厄介な治癒能力が発見される展開は、中堅どころに成長した女性社員が次なるステップアップを求められる姿に重なりました。私には背負いきれないと立ち竦むか、果敢に挑戦して管理職に昇進するか……仕事だけの人生でいいの? 想いを寄せてくれる人を手放していいの? 等々の迷いと問いかけは、現代日本の働く女性の投影であるように思えました。稀有な才能と引き換えに国家に保護されて安寧と暮らすのではなく、あえて新天地に飛び込んだマリアの選択は、とても爽快で彼女らしかったです。カンネでの七年間は、マリアをスペシャリストからゼネラリストに成長させたのではないでしょうか。食文化を根付かせるには末端の技術だけでは駄目なんですよね。生産・流通から販売まで俯瞰できるようになったマリアを頼もしく思うとともに、作者様の豊かな見識に感嘆いたしました。
実力も経験も手にしたマリアだったからこそ、最後にあとひとつ、目標となる先輩を必要としたのでしょう。その意味でアルビナ外相は最適な人物像でした。聡明で強かな政治家でありながら、一方で女性的な愛嬌もたっぷり。少し肩肘を張ったところのあるマリアには、新鮮な刺激だったことでしょう。女性が仕事で成功することは、必ずしも「男性的価値観に染まる」ことではないですもんね。このあたりの切り取り方も現代的で、非常に共感できるものでした。彼女との出会いが、後にジェラルドの申し出を受ける柔軟さに繋がったのではないかなと感じます。
自他ともに認めるワーカホリックであったマリアは、最終的に自らに相応しいライフワークバランスを見つけましたね。すべては望めない。だから譲れないものは何か、妥協できるラインはどこか、しっかり見極めて自分の価値観を確立し、幸せに生きていく――これこそがマリアがやり直した人生の意義であり、作品のテーマであったように思えます。
○○年間社会人をやってきたせいで、マリアに感情移入して彼女のことばかり語ってしまいましたが、成長目覚ましい癒し系皇子ジェラルド、結婚するなら絶対こっちの堅実なキース、伝統的な女性の役割をしっかり果たしながらも我が道を貫いたリーリアとソフィア、等々、みんな大好きでした。それぞれに一面的ではない魅力があり、じっくり蒸された茶葉のごとくいい味が出てきました。
質・量ともに大満足の大作であり、WEB小説としては申し分なかったです。紙媒体の作品であれば、もう少しマリアの心情のうねりをドラマチックに描いてもよかったかなという気もしますが(クールな性格で、お茶に対しても愛情より知識先行という印象だったので)、このあたりは読みやすさ優先であえて削った部分かもしれませんね。紙媒体に馴染んだ一読者の感想として聞き流して下さい。
最後に余談ながら、私の中でこちらの作品のテーマソングはback numberの「SISTER」でした。ジェラルドからマリアへのエールという感じ……もしご興味ありましたら聴いてみて下さいませ(動画サイトはショートサイズのものしかないのですがフルバージョンがおすすめです)。
長期連載お疲れ様でした! 今後ますますのご活躍を期待しています。
完結おめでとうございます。
連載開始当初から追いかけていた読者の一人として、無事ゴールするのを見届けられてたぶん作者様よりホッとしております(笑)。一度休載した作品の執筆モチベーションを再び高め、維持して完結させるのは、並大抵のことではなかったと思います。本当にお疲れ様でした。
今回は、第四章以降の後半部分を中心に感じたことを書き連ねていきます。
前半のクライマックスはガイナディア皇室のお家騒動であり、いわば「他人の過去」の物語でありました。マリアは壊れかけた絆を結び直す役割で、彼女の出生や故郷での生活が描かれてはいたものの、第三者として公平に自体を判断できる立ち位置であったような気がします。対して後半は真にマリア自身の物語。彼女の実体験とともにストーリーが展開し、堅実に積み重ねられた現在が未来へ繋がっていきました。一人の女性の成長を一緒に見守れた気分です。
天職である茶師の仕事が身についたところで、貴重かつ厄介な治癒能力が発見される展開は、中堅どころに成長した女性社員が次なるステップアップを求められる姿に重なりました。私には背負いきれないと立ち竦むか、果敢に挑戦して管理職に昇進するか……仕事だけの人生でいいの? 想いを寄せてくれる人を手放していいの? 等々の迷いと問いかけは、現代日本の働く女性の投影であるように思えました。稀有な才能と引き換えに国家に保護されて安寧と暮らすのではなく、あえて新天地に飛び込んだマリアの選択は、とても爽快で彼女らしかったです。カンネでの七年間は、マリアをスペシャリストからゼネラリストに成長させたのではないでしょうか。食文化を根付かせるには末端の技術だけでは駄目なんですよね。生産・流通から販売まで俯瞰できるようになったマリアを頼もしく思うとともに、作者様の豊かな見識に感嘆いたしました。
実力も経験も手にしたマリアだったからこそ、最後にあとひとつ、目標となる先輩を必要としたのでしょう。その意味でアルビナ外相は最適な人物像でした。聡明で強かな政治家でありながら、一方で女性的な愛嬌もたっぷり。少し肩肘を張ったところのあるマリアには、新鮮な刺激だったことでしょう。女性が仕事で成功することは、必ずしも「男性的価値観に染まる」ことではないですもんね。このあたりの切り取り方も現代的で、非常に共感できるものでした。彼女との出会いが、後にジェラルドの申し出を受ける柔軟さに繋がったのではないかなと感じます。
自他ともに認めるワーカホリックであったマリアは、最終的に自らに相応しいライフワークバランスを見つけましたね。すべては望めない。だから譲れないものは何か、妥協できるラインはどこか、しっかり見極めて自分の価値観を確立し、幸せに生きていく――これこそがマリアがやり直した人生の意義であり、作品のテーマであったように思えます。
○○年間社会人をやってきたせいで、マリアに感情移入して彼女のことばかり語ってしまいましたが、成長目覚ましい癒し系皇子ジェラルド、結婚するなら絶対こっちの堅実なキース、伝統的な女性の役割をしっかり果たしながらも我が道を貫いたリーリアとソフィア、等々、みんな大好きでした。それぞれに一面的ではない魅力があり、じっくり蒸された茶葉のごとくいい味が出てきました。
質・量ともに大満足の大作であり、WEB小説としては申し分なかったです。紙媒体の作品であれば、もう少しマリアの心情のうねりをドラマチックに描いてもよかったかなという気もしますが(クールな性格で、お茶に対しても愛情より知識先行という印象だったので)、このあたりは読みやすさ優先であえて削った部分かもしれませんね。紙媒体に馴染んだ一読者の感想として聞き流して下さい。
最後に余談ながら、私の中でこちらの作品のテーマソングはback numberの「SISTER」でした。ジェラルドからマリアへのエールという感じ……もしご興味ありましたら聴いてみて下さいませ(動画サイトはショートサイズのものしかないのですがフルバージョンがおすすめです)。
長期連載お疲れ様でした! 今後ますますのご活躍を期待しています。
感想ありがとうございます。
そして連載開始から長い間お付合いいただき、励まして頂きありがとうございました。橘さんがいなかったら、こんなに良い話にならなかったかも……というくらい、とても参考になる感想を連載中もありがとうございました。
まさに4章以降は「マリア自身」の話であり、3章からどう切り替えて繋げていくか悩んだ所です。仕事に逃げていた感じのあったマリアが、自分の問題に突きつけられたらどうなるのか。そこを違和感なく読み進めていただけたようでほっといたしました。
流石社会人経験豊富な橘さんの感想。舞台は異世界ですが、マリアを含め登場する女性達の生き方は、まさに現代日本の女性が抱える問題とそれを乗り越えて輝く女性達で。働く女性にこそより共感できる話になったかな……と思うと嬉しいです。
マリアがスペシャリストからゼネラリストになったのは、私自身の変化によるものが大きいと思います。2年の中断期間を挟んだからこそできたのかな……と。3章を書いた時点ではこの発想に至る事はできなかったと思います。現実世界の紅茶業界の問題とか……色々知ったので。
最終章でマリアの未来を指し示す存在として、アルビナ外相を登場させましたが、この人物こそ多橘さんのアンネの感想から生まれた人物です。アンネが男性的な考えでもって終わらせた事が惜しいという言葉に、女性的な政治家がいたほうがいいのでは? と思いました。本当にありがとうございます。
人生をやり直したマリアは、決して平坦ではない、コツコツ努力を積み重ねた人生であっても、自分の生きたいようにいき、現代の働く女性であれば理想的な女性になれたのかなと思います。「働く女性」をテーマに、私が思い描く理想を作品に落としこんで、それを楽しんでいただけたなら嬉しいです。
脇役達も魅力的に描けていたならよかった。マリアの心情面が薄いのは、書き直すなら是非くわえたい部分ですね。読者に説明的な仕事の話ばかりになってしまったので。
back numberの「SISTER」ショートバージョン聞きました。歌詞はロングバージョンも見ました。いろんな意味でこの作品にぴったりな歌ですね。
ここで歌詞を書くのはアレなのですが、ジェラルドがマリアの追い風になって応援してたのかな……と思うと、凄く深く感動します。紹介してくださってありがとうございました。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。いつも丁寧な感想に励まされています。
そして連載開始から長い間お付合いいただき、励まして頂きありがとうございました。橘さんがいなかったら、こんなに良い話にならなかったかも……というくらい、とても参考になる感想を連載中もありがとうございました。
まさに4章以降は「マリア自身」の話であり、3章からどう切り替えて繋げていくか悩んだ所です。仕事に逃げていた感じのあったマリアが、自分の問題に突きつけられたらどうなるのか。そこを違和感なく読み進めていただけたようでほっといたしました。
流石社会人経験豊富な橘さんの感想。舞台は異世界ですが、マリアを含め登場する女性達の生き方は、まさに現代日本の女性が抱える問題とそれを乗り越えて輝く女性達で。働く女性にこそより共感できる話になったかな……と思うと嬉しいです。
マリアがスペシャリストからゼネラリストになったのは、私自身の変化によるものが大きいと思います。2年の中断期間を挟んだからこそできたのかな……と。3章を書いた時点ではこの発想に至る事はできなかったと思います。現実世界の紅茶業界の問題とか……色々知ったので。
最終章でマリアの未来を指し示す存在として、アルビナ外相を登場させましたが、この人物こそ多橘さんのアンネの感想から生まれた人物です。アンネが男性的な考えでもって終わらせた事が惜しいという言葉に、女性的な政治家がいたほうがいいのでは? と思いました。本当にありがとうございます。
人生をやり直したマリアは、決して平坦ではない、コツコツ努力を積み重ねた人生であっても、自分の生きたいようにいき、現代の働く女性であれば理想的な女性になれたのかなと思います。「働く女性」をテーマに、私が思い描く理想を作品に落としこんで、それを楽しんでいただけたなら嬉しいです。
脇役達も魅力的に描けていたならよかった。マリアの心情面が薄いのは、書き直すなら是非くわえたい部分ですね。読者に説明的な仕事の話ばかりになってしまったので。
back numberの「SISTER」ショートバージョン聞きました。歌詞はロングバージョンも見ました。いろんな意味でこの作品にぴったりな歌ですね。
ここで歌詞を書くのはアレなのですが、ジェラルドがマリアの追い風になって応援してたのかな……と思うと、凄く深く感動します。紹介してくださってありがとうございました。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。いつも丁寧な感想に励まされています。
- 斉凛
- 2018年 03月27日 10時03分
[一言]
完結おめでとうございます!長期連載、お疲れ様でした。
前世で恋に失敗し、間違って死んでしまったマリアのこれ以上ない最高のやり直しだったと思います。
紅茶への愛を諦めず、色々な人に支えられながら駆け抜けた人生。地道に積み上げていく様子は異世界ものでありながらリアリティがあって、まさに偉人伝のようでした。
マリアだけでなく、多くの女性がそれぞれの場で活躍しているのも印象的でした。働いて恋もして、生き生きとした彼女達が眩しい。それだけに、アンネの選んだ最期は悲しいです。生きていたらマリアと親しい友人になれたのではないかと思います。
また、マリアの恋人がジェラルドなのは、これ以上ないほどにピッタリですね。互いに求めるものも与えられるものも合致していて、その上でお互い好きなんて、最高のパートナーです。
とは言え、ずっとそばにいて好きだったマリアにフラれたキースはやっぱり可哀想で、どうしているのか気になります。幸せになっているといいな…。
「茶師の姫君」の最終話を読んで、「彩雲国物語」という小説を思い出しました。それも、主人公の女の子が男性社会の中で頑張って仕事をする物語なのですが、普通のお姫様であることを望まず、自分の力と周りの助けでのぼりつめ、ラストは後世から見た生き様で締めくくる。そういったところに共通点があるように思いました。(ご存知ない本でしたらごめんなさい!)
読み終わった後も、マリアの情熱を誰かが受け継いで、そのまた次も誰かが…と、紅茶文化が発展していくのが目に浮かびました。
妥協なしのマリアの物語をありがとうございました。
「ホームレス王子」の連載再開も楽しみにしていますね。
完結おめでとうございます!長期連載、お疲れ様でした。
前世で恋に失敗し、間違って死んでしまったマリアのこれ以上ない最高のやり直しだったと思います。
紅茶への愛を諦めず、色々な人に支えられながら駆け抜けた人生。地道に積み上げていく様子は異世界ものでありながらリアリティがあって、まさに偉人伝のようでした。
マリアだけでなく、多くの女性がそれぞれの場で活躍しているのも印象的でした。働いて恋もして、生き生きとした彼女達が眩しい。それだけに、アンネの選んだ最期は悲しいです。生きていたらマリアと親しい友人になれたのではないかと思います。
また、マリアの恋人がジェラルドなのは、これ以上ないほどにピッタリですね。互いに求めるものも与えられるものも合致していて、その上でお互い好きなんて、最高のパートナーです。
とは言え、ずっとそばにいて好きだったマリアにフラれたキースはやっぱり可哀想で、どうしているのか気になります。幸せになっているといいな…。
「茶師の姫君」の最終話を読んで、「彩雲国物語」という小説を思い出しました。それも、主人公の女の子が男性社会の中で頑張って仕事をする物語なのですが、普通のお姫様であることを望まず、自分の力と周りの助けでのぼりつめ、ラストは後世から見た生き様で締めくくる。そういったところに共通点があるように思いました。(ご存知ない本でしたらごめんなさい!)
読み終わった後も、マリアの情熱を誰かが受け継いで、そのまた次も誰かが…と、紅茶文化が発展していくのが目に浮かびました。
妥協なしのマリアの物語をありがとうございました。
「ホームレス王子」の連載再開も楽しみにしていますね。
最後までご覧いただき、丁寧な感想と労いの言葉、ありがとうございます。
偉人伝のようなリアリティのある話と言っていただけて嬉しいです。
私の技量では、痛快な王道異世界物を書くのが難しいと思い、自分なりにできる事は、地道に努力を重ねて結果を残す歴史のような話だろうと思っていたので、それが魅力的に表現できたならほっとしました。
働く女性を描きたい。それがこの話のテーマだったので、マリアだけでなく、脇役の女性達も、それぞれの立場で、それぞれの道を進みつつ逞しく生きて行く様子が、魅力的に映ってよかった。
「彩雲国物語」は私も大好きな話です。アンネのエピソードを書く際に、とても意識しました。皇子であるラルゴやジェラルドに守られる事もできるのに、贔屓ではなく、自身の力で初の女性官吏として戦うのだという気概をもっていたのは、あの作品の主人公と同じで。
ただ……アンネはその戦う気持ちが強すぎて、悲しい選択をしてしまったのだと思います。「彩雲国物語」の主人公のように、男社会と戦いつつも、女性らしさを捨てない、しなやかな生き方ができていたらなと思います。その想いがアルビナ外相に繋がりました。
マリアとジェラルドのカップルは、連載初期に感想で「なぜこんなヒモ男とくっつくのかわからない」といわれた事もあるくらい、最初は読者に予想できない程に不釣り合いだったかと思います。
でもこの物語の長い時間をとおして、互いに成長し、影響し合い、最後まで読んだ方にご納得いただけるベストカップルになって良かったです。
初めからこのラストを予定してたので、キースにはとても申し訳ない役回りで可哀想でしたね。
たぶんロンドヴェルムの領主として仕事をしつつ、結婚して平和な暮らしをできたのではないかなと。そしてマリアやジェラルドとも生涯友人として親しく付合って行けたと思います。
マリアの物語が終わっても、その後を誰かが継いで行く。世界は終わらず発展して行く。その先を読者が想像できる結末を楽しんでいただけて嬉しいです。
面白い話にしたいと頑張りましたが、それが読者に伝わってるか不安でもあるので、妥協なしの物語と評価いただけてほっとしました。
感想ありがとうございました。ホームレス王子の方もお楽しみいただけると嬉しいです。
偉人伝のようなリアリティのある話と言っていただけて嬉しいです。
私の技量では、痛快な王道異世界物を書くのが難しいと思い、自分なりにできる事は、地道に努力を重ねて結果を残す歴史のような話だろうと思っていたので、それが魅力的に表現できたならほっとしました。
働く女性を描きたい。それがこの話のテーマだったので、マリアだけでなく、脇役の女性達も、それぞれの立場で、それぞれの道を進みつつ逞しく生きて行く様子が、魅力的に映ってよかった。
「彩雲国物語」は私も大好きな話です。アンネのエピソードを書く際に、とても意識しました。皇子であるラルゴやジェラルドに守られる事もできるのに、贔屓ではなく、自身の力で初の女性官吏として戦うのだという気概をもっていたのは、あの作品の主人公と同じで。
ただ……アンネはその戦う気持ちが強すぎて、悲しい選択をしてしまったのだと思います。「彩雲国物語」の主人公のように、男社会と戦いつつも、女性らしさを捨てない、しなやかな生き方ができていたらなと思います。その想いがアルビナ外相に繋がりました。
マリアとジェラルドのカップルは、連載初期に感想で「なぜこんなヒモ男とくっつくのかわからない」といわれた事もあるくらい、最初は読者に予想できない程に不釣り合いだったかと思います。
でもこの物語の長い時間をとおして、互いに成長し、影響し合い、最後まで読んだ方にご納得いただけるベストカップルになって良かったです。
初めからこのラストを予定してたので、キースにはとても申し訳ない役回りで可哀想でしたね。
たぶんロンドヴェルムの領主として仕事をしつつ、結婚して平和な暮らしをできたのではないかなと。そしてマリアやジェラルドとも生涯友人として親しく付合って行けたと思います。
マリアの物語が終わっても、その後を誰かが継いで行く。世界は終わらず発展して行く。その先を読者が想像できる結末を楽しんでいただけて嬉しいです。
面白い話にしたいと頑張りましたが、それが読者に伝わってるか不安でもあるので、妥協なしの物語と評価いただけてほっとしました。
感想ありがとうございました。ホームレス王子の方もお楽しみいただけると嬉しいです。
- 斉凛
- 2018年 03月24日 19時10分
[良い点]
お疲れ様です(* ̄∇ ̄*)
[一言]
祝完結です
お疲れ様です(* ̄∇ ̄*)
[一言]
祝完結です
お疲れさまありがとうございます。
やっと完結できました。
だいぶお待たせしてしまったのに、最後まで読んでいただき、お祝いの言葉もありがとうございます。
とても嬉しいです。
やっと完結できました。
だいぶお待たせしてしまったのに、最後まで読んでいただき、お祝いの言葉もありがとうございます。
とても嬉しいです。
- 斉凛
- 2018年 03月23日 22時40分
[一言]
マリアの子供がいたらトーマス・リプトンとかトーマス・トワイニングみたいな紅茶の伝道師として、さらに庶民にも親しめる紅茶文化発展に尽力しそうな。
そうなるとブランド名はプリンセス・オブ・ティー。はたまた、ミズ・デューク・マリアかな。
そんな未来もありそうなステキな終わり方だね。
マリアの子供がいたらトーマス・リプトンとかトーマス・トワイニングみたいな紅茶の伝道師として、さらに庶民にも親しめる紅茶文化発展に尽力しそうな。
そうなるとブランド名はプリンセス・オブ・ティー。はたまた、ミズ・デューク・マリアかな。
そんな未来もありそうなステキな終わり方だね。
最後までご覧頂き、感想をありがとうございます。
マリアに実子はおりませんし、養子をとる可能性も低いのですが、愛弟子と呼べる後継者はたくさん生まれるのではないかと思います。
マリアの作った道に続き、さらなる道の開拓を続ける。その道がブランド名になりそうですね。
プリンセス・オブ・ティー。ミズ・デューク・マリアどちらも素敵。
ステキな終わり方と言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
マリアに実子はおりませんし、養子をとる可能性も低いのですが、愛弟子と呼べる後継者はたくさん生まれるのではないかと思います。
マリアの作った道に続き、さらなる道の開拓を続ける。その道がブランド名になりそうですね。
プリンセス・オブ・ティー。ミズ・デューク・マリアどちらも素敵。
ステキな終わり方と言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
- 斉凛
- 2018年 03月23日 22時39分
[一言]
最終章も佳境に入った感があり、最初から全部読み直してみました。
どういう結末を迎えるのか、楽しみにしております。
最終章も佳境に入った感があり、最初から全部読み直してみました。
どういう結末を迎えるのか、楽しみにしております。
感想ありがとうございます。とても嬉しいです。
途中2年も更新を中断してしまったのに、こうしてまだ読んでくださって、最初から読み直して、結末を楽しみにしていただけるというお言葉、本当にありがたいです。
ご満足いただけるラストになるといいですが、最後までお付き合いいただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。
途中2年も更新を中断してしまったのに、こうしてまだ読んでくださって、最初から読み直して、結末を楽しみにしていただけるというお言葉、本当にありがたいです。
ご満足いただけるラストになるといいですが、最後までお付き合いいただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。
- 斉凛
- 2017年 12月11日 23時09分
[良い点]
読み切らせて頂きました、凄く、凄く紅茶大好きなんですね。
安易に魔法に頼らない、其の世界が厳しくもあり、望みを見いだせる物語の雰囲気がとてもおもしろかったです。
紅茶と結婚、出来るのかな?最終話まで楽しみに読ませていただきます。面白い紅茶恋愛物語、大好きです。
[気になる点]
文章の作り的に、と言うか物語の都合上、止む終えないのですが、流れが若干停滞する所が何箇所か、視点替えの回などで補填されているのでそれほど強くは思いませんでしたが、一応。
[一言]
マリアちゃんの恋愛奥手っぷりやジェラルドの安定のゆるさが妙にハマりました。
他の作品も、ぜひ読ませていただきます♪
読み切らせて頂きました、凄く、凄く紅茶大好きなんですね。
安易に魔法に頼らない、其の世界が厳しくもあり、望みを見いだせる物語の雰囲気がとてもおもしろかったです。
紅茶と結婚、出来るのかな?最終話まで楽しみに読ませていただきます。面白い紅茶恋愛物語、大好きです。
[気になる点]
文章の作り的に、と言うか物語の都合上、止む終えないのですが、流れが若干停滞する所が何箇所か、視点替えの回などで補填されているのでそれほど強くは思いませんでしたが、一応。
[一言]
マリアちゃんの恋愛奥手っぷりやジェラルドの安定のゆるさが妙にハマりました。
他の作品も、ぜひ読ませていただきます♪
- 投稿者: 退会済み
- 30歳~39歳 男性
- 2017年 11月15日 00時44分
管理
感想ありがとうございます。紅茶大好き! の気持ちをありったけ詰め込んだ話なので、伝わって嬉しいです。
あまり魔法の設定を作るの得意ではないですし、どうしてもシビアな設定や話を作りがちなので、こういう話になりましたが、それを面白いと言って頂けたのは嬉しいです。
流れが停滞……なるほど。実は結構無計画に行き当たりばったりに書いているので、バランスの悪い所がでてきてますね。反省しきりです。ご指摘ありがとうございます。
キャラを愛して頂けるのは、我が子を褒められる様で嬉しいです。
現在最終話まで話は書き終わってて、週1更新で3月には完結予定ですので、のんびりお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。
他の作品も読んでいただけるというのはとても嬉しいです。序盤コミカル、後半シリアスで、割とシビアな話が多いのが私の作品の特徴かな……と思ってるので、灰色様のお気に召す作品になっているといいのですが。
……ヒロインが恋愛奥手で塩対応……は私の作品では多い気が!
あまり魔法の設定を作るの得意ではないですし、どうしてもシビアな設定や話を作りがちなので、こういう話になりましたが、それを面白いと言って頂けたのは嬉しいです。
流れが停滞……なるほど。実は結構無計画に行き当たりばったりに書いているので、バランスの悪い所がでてきてますね。反省しきりです。ご指摘ありがとうございます。
キャラを愛して頂けるのは、我が子を褒められる様で嬉しいです。
現在最終話まで話は書き終わってて、週1更新で3月には完結予定ですので、のんびりお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。
他の作品も読んでいただけるというのはとても嬉しいです。序盤コミカル、後半シリアスで、割とシビアな話が多いのが私の作品の特徴かな……と思ってるので、灰色様のお気に召す作品になっているといいのですが。
……ヒロインが恋愛奥手で塩対応……は私の作品では多い気が!
- 斉凛
- 2017年 11月16日 15時13分
[良い点]
非常に面白かったです。
自立した女性の活躍する物語はいいものですね。
作者さんの紅茶への造詣が、イヤミになることなく自然に物語に活かされていて、オリジナリティのあるお話になっていると思いました。
[気になる点]
ここで更新が止まっていることに尽きます!
こんな面白いお話がしかも「ここ」で止まっているなんて!
私も一つ連載を止めてしまっている身なので、気持ちは分かるつもりですから、すぐにとは言いません。
でも、どうか後生ですから、いつか続きを書いて下さい。
[一言]
このお話は新人賞に応募されたと伺いましたが、結果がどうだったのかがとても気になります。
もしこの作品が受賞しなかったのなら、受賞した作品はどれほど面白いというのでしょうか。
好みの問題もあるのかもしれませんが、私の中ではそれほどに面白かったです。
続きをいつまでも待たせていただきます。
非常に面白かったです。
自立した女性の活躍する物語はいいものですね。
作者さんの紅茶への造詣が、イヤミになることなく自然に物語に活かされていて、オリジナリティのあるお話になっていると思いました。
[気になる点]
ここで更新が止まっていることに尽きます!
こんな面白いお話がしかも「ここ」で止まっているなんて!
私も一つ連載を止めてしまっている身なので、気持ちは分かるつもりですから、すぐにとは言いません。
でも、どうか後生ですから、いつか続きを書いて下さい。
[一言]
このお話は新人賞に応募されたと伺いましたが、結果がどうだったのかがとても気になります。
もしこの作品が受賞しなかったのなら、受賞した作品はどれほど面白いというのでしょうか。
好みの問題もあるのかもしれませんが、私の中ではそれほどに面白かったです。
続きをいつまでも待たせていただきます。
感想ありがとうございます。とても面白いと言ってくださって嬉しいです。
そしておっしゃる通り、気になる引きのまま、更新止めてしまって、申し訳ございません。
むしろ、この引きなしに茶会が奇麗に終わって、一段落で休止の方がよかったかな……と思いました。完結はさせます。
ただ……この先のストーリーに迷ってる所があるのと、他で連載中の話もあり、もうちょっとお時間いただく事になるかと。
申し訳ございません。
紅茶はもう私の道楽なので、もっと蘊蓄一杯にもしてみたかったのですが、「異世界もの」ということで、現実の紅茶事情を持ってくる訳にも生かず、また……読者の方にライトに楽しんでいただこうと押さえました。
公募は……アリアンローズ新人賞の第1回ですね。
一応一次選考は通ったのですが、それ以降はダメでした。
正直もし選考に残っても、まだ完結できてない時点でダメでしたね。
ただ、あの賞に応募したおかげか、私の作品の中で、一番アクセス数が伸びた作品でしたので、改めて公募の価値の大きさを感じました。
良い勉強になりました。
お待たせして申し訳ございませんが、お待ちいただけるとの事、ありがとうございます。
励みにして頑張ります。
そしておっしゃる通り、気になる引きのまま、更新止めてしまって、申し訳ございません。
むしろ、この引きなしに茶会が奇麗に終わって、一段落で休止の方がよかったかな……と思いました。完結はさせます。
ただ……この先のストーリーに迷ってる所があるのと、他で連載中の話もあり、もうちょっとお時間いただく事になるかと。
申し訳ございません。
紅茶はもう私の道楽なので、もっと蘊蓄一杯にもしてみたかったのですが、「異世界もの」ということで、現実の紅茶事情を持ってくる訳にも生かず、また……読者の方にライトに楽しんでいただこうと押さえました。
公募は……アリアンローズ新人賞の第1回ですね。
一応一次選考は通ったのですが、それ以降はダメでした。
正直もし選考に残っても、まだ完結できてない時点でダメでしたね。
ただ、あの賞に応募したおかげか、私の作品の中で、一番アクセス数が伸びた作品でしたので、改めて公募の価値の大きさを感じました。
良い勉強になりました。
お待たせして申し訳ございませんが、お待ちいただけるとの事、ありがとうございます。
励みにして頑張ります。
- 斉凛
- 2016年 06月24日 22時54分
[良い点]
文章がいい意味で軽くてさっぱりしていて、読み心地がよかったです。女性向けの異世界ファンタジーに丁度いい文体なのではないでしょうか。
第2章~3章で登場人物がいっきに増えて、またその相関図も複雑になってきましたが、それぞれの個性がきちんと書き分けられていたので混乱しませんでした。主要キャラが一堂に会するお茶会シーンは、特に圧巻でした。お見事です。
[一言]
まず最初にお詫びを! 第三章が終了したら感想書きますとお約束しつつ、遅くなってしまいました。実は最後まで読んだのに三章が終わったのが分からなくて、更新遅いなあと不審に思い、以前の活報を読み直してようやく気づいた次第です。ごめんなさい~。
良い点に挙げた通り、複数の主要キャラの個性と立ち位置が分かりやすく書き分けられていたのが凄いと思います。回想も入って、マリアが直接知らないアンネのエピソードが語られるわけですが、違和感なく受け入れられました。
男社会で奮闘した女性官吏のアンネは、同じく前世でワーカホリックだったマリアにとって親近感の湧く相手だったのかもしれませんね。彼女の想いを明らかにして、今生きているジェラルドやラルゴの誤解を解こうと頑張ったマリアの意志が、ひたむきでかっこいいです。よそ者の部外者だからこそ、大胆に核心に迫れたんでしょうね。
アンネの人となりを辿るようなお茶会のコースにも唸らされました。まさかのコーヒーにはびっくりしました(笑)。
ただ一方で、アンネの死の真相はやっぱり残念でした……男社会の偏見を跳ね除けながら働いていたはずの彼女が、「死と引き換えに意思を通す」という非常に男性的な結論にたどり着いてしまったことが悔やまれます。
さて思わせぶりな前フリで次章に繋がっていますね。リドニー宰相もまだまだ本性を現していないようですし、マリア本人が巻き込まれるであろう次の展開が楽しみです。久々にジェラルドにも活躍してもらわなければ!
引き続き頑張って下さいね。楽しみにしております。
文章がいい意味で軽くてさっぱりしていて、読み心地がよかったです。女性向けの異世界ファンタジーに丁度いい文体なのではないでしょうか。
第2章~3章で登場人物がいっきに増えて、またその相関図も複雑になってきましたが、それぞれの個性がきちんと書き分けられていたので混乱しませんでした。主要キャラが一堂に会するお茶会シーンは、特に圧巻でした。お見事です。
[一言]
まず最初にお詫びを! 第三章が終了したら感想書きますとお約束しつつ、遅くなってしまいました。実は最後まで読んだのに三章が終わったのが分からなくて、更新遅いなあと不審に思い、以前の活報を読み直してようやく気づいた次第です。ごめんなさい~。
良い点に挙げた通り、複数の主要キャラの個性と立ち位置が分かりやすく書き分けられていたのが凄いと思います。回想も入って、マリアが直接知らないアンネのエピソードが語られるわけですが、違和感なく受け入れられました。
男社会で奮闘した女性官吏のアンネは、同じく前世でワーカホリックだったマリアにとって親近感の湧く相手だったのかもしれませんね。彼女の想いを明らかにして、今生きているジェラルドやラルゴの誤解を解こうと頑張ったマリアの意志が、ひたむきでかっこいいです。よそ者の部外者だからこそ、大胆に核心に迫れたんでしょうね。
アンネの人となりを辿るようなお茶会のコースにも唸らされました。まさかのコーヒーにはびっくりしました(笑)。
ただ一方で、アンネの死の真相はやっぱり残念でした……男社会の偏見を跳ね除けながら働いていたはずの彼女が、「死と引き換えに意思を通す」という非常に男性的な結論にたどり着いてしまったことが悔やまれます。
さて思わせぶりな前フリで次章に繋がっていますね。リドニー宰相もまだまだ本性を現していないようですし、マリア本人が巻き込まれるであろう次の展開が楽しみです。久々にジェラルドにも活躍してもらわなければ!
引き続き頑張って下さいね。楽しみにしております。
感想ありがとうございます。
3章終わりって書き忘れてました。
わかりにくかっったですよね。
すみません。
お茶会シーンが圧巻と言っていただけて嬉しかったです。
3章でだいぶ話を広げたので、それをまとめるのと、一つ区切りを付けたかったので、内容もりもりのお茶会になりました。
アンネとマリアは、働く女性という共通点があるから、アンネを通して、マリアのいる世界でマリアが働く難しさが表現できてたら良かったのですが。
コーヒーは…反則ですよね(笑)
アンネの死の理由は、最後まであれでよかったのだろうか…と悩みました。
確かに男性的な考え方ですよね。橘さんに言われて初めて気がつきました。
思わせぶりな所で章を終わらせて、しばらくお待たせしてしまいそうですみません。
4章がでいたら、また読んでいただけたら嬉しいです。
本当にいつもありがとうございます。
3章終わりって書き忘れてました。
わかりにくかっったですよね。
すみません。
お茶会シーンが圧巻と言っていただけて嬉しかったです。
3章でだいぶ話を広げたので、それをまとめるのと、一つ区切りを付けたかったので、内容もりもりのお茶会になりました。
アンネとマリアは、働く女性という共通点があるから、アンネを通して、マリアのいる世界でマリアが働く難しさが表現できてたら良かったのですが。
コーヒーは…反則ですよね(笑)
アンネの死の理由は、最後まであれでよかったのだろうか…と悩みました。
確かに男性的な考え方ですよね。橘さんに言われて初めて気がつきました。
思わせぶりな所で章を終わらせて、しばらくお待たせしてしまいそうですみません。
4章がでいたら、また読んでいただけたら嬉しいです。
本当にいつもありがとうございます。
- 斉凛
- 2015年 04月12日 23時03分
[一言]
闘茶ですか。しかもフレーバー物とは。王子明らかにお嬢に闘いを挑んでますな。
それはそうと、闘茶が進歩して日本式の茶道へと進んだのでしたかな?緑茶もありますから流派として生まれそうかな
闘茶ですか。しかもフレーバー物とは。王子明らかにお嬢に闘いを挑んでますな。
それはそうと、闘茶が進歩して日本式の茶道へと進んだのでしたかな?緑茶もありますから流派として生まれそうかな
感想ありがとうございます。
マリアの力量を試してますね。
闘茶は賭け事ですから、初めは茶道側からは低く見られていたのですが、時代を経て見直されて茶道に取り入れられた経緯があります。
なので直接闘茶が進歩して、茶道にはなってないんですよ。
マリアの力量を試してますね。
闘茶は賭け事ですから、初めは茶道側からは低く見られていたのですが、時代を経て見直されて茶道に取り入れられた経緯があります。
なので直接闘茶が進歩して、茶道にはなってないんですよ。
- 斉凛
- 2014年 03月01日 10時50分
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