感想一覧
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[一言]
ここからどう転ぶのかはわかりませんが、戦いで生き延びても未来は真っ暗でしょうね。何しろ、とんでもない誤情報を持ち帰って、おそらくは上官に得意顔で報告することになるでしょうから。誤情報に基づく作戦に愉快な結果が待っているとも思えないので、かくなる上はクレスタはいっそ戦いの中で死んでしまう方が幸せですらあるかもしれません。
ここからどう転ぶのかはわかりませんが、戦いで生き延びても未来は真っ暗でしょうね。何しろ、とんでもない誤情報を持ち帰って、おそらくは上官に得意顔で報告することになるでしょうから。誤情報に基づく作戦に愉快な結果が待っているとも思えないので、かくなる上はクレスタはいっそ戦いの中で死んでしまう方が幸せですらあるかもしれません。
- 投稿者: 読者
- 2020年 02月29日 16時37分
エピソード717
感想をいただきありがとうございます。
悪いクセで物語の進行が滞っていますが、次回からは祐司視点から見たクレスタに対する欺瞞作戦の裏側で行われていたてんやわんやの話になります。
クレスタの話を通じてモンデラーネ公支配地域の実情についての説明をしました。クレスタはもう本文には登場しませんが、彼が持ち帰った情報も加味されてイルマ峠城塞に大規模な攻撃が再開されます。
悪いクセで物語の進行が滞っていますが、次回からは祐司視点から見たクレスタに対する欺瞞作戦の裏側で行われていたてんやわんやの話になります。
クレスタの話を通じてモンデラーネ公支配地域の実情についての説明をしました。クレスタはもう本文には登場しませんが、彼が持ち帰った情報も加味されてイルマ峠城塞に大規模な攻撃が再開されます。
- 夕暮パセリ
- 2020年 02月29日 20時12分
[良い点]
少し前のイットク衆蜂起の件でのモンデラーネ公の方針転換と損切りの速さやナデルフェト公爵側での事実誤認からくる怪我の功名がもたらす戦略次元での泥仕合や、ナポレオン麾下の元帥達が置かれたような上官からの拘束下でのドラヴィ準男爵の苦しい作戦立案などは現実味があっていいですね。
「ガリア戦記」でのカエサルの右往左往やナポレオンの空振り、奉天会戦で乃木将軍がロシア軍主力を見失った件などの現実の戦史で名将良将が演じた泥仕合を彷彿とさせます。
「銀河英雄伝説」や「三国志」にあるような予測や想像を通り越して予知や千里眼レベルの先読みをする神がかり的な将帥や軍師の活躍も痛快なものですが、現実の名将達がベンチマークになるような等身大の天才や秀才がミスの少なさと運の強さを競い合うような戦いにも、やはり猪木対アリの「凡戦」のような味わい深さがあります。
少し前のイットク衆蜂起の件でのモンデラーネ公の方針転換と損切りの速さやナデルフェト公爵側での事実誤認からくる怪我の功名がもたらす戦略次元での泥仕合や、ナポレオン麾下の元帥達が置かれたような上官からの拘束下でのドラヴィ準男爵の苦しい作戦立案などは現実味があっていいですね。
「ガリア戦記」でのカエサルの右往左往やナポレオンの空振り、奉天会戦で乃木将軍がロシア軍主力を見失った件などの現実の戦史で名将良将が演じた泥仕合を彷彿とさせます。
「銀河英雄伝説」や「三国志」にあるような予測や想像を通り越して予知や千里眼レベルの先読みをする神がかり的な将帥や軍師の活躍も痛快なものですが、現実の名将達がベンチマークになるような等身大の天才や秀才がミスの少なさと運の強さを競い合うような戦いにも、やはり猪木対アリの「凡戦」のような味わい深さがあります。
- 投稿者: 読者
- 2020年 02月19日 16時32分
エピソード714
感想をいただきありがとうございます。
三人称で話が進みますので或る程度神視点になりますが、そこに登場する人物については主人公の祐司も含めて霧の中を進んでいるような感じが出ればと思っています。
猪木対アリとは言い得て妙ですが、異種格闘技でお互いに負けたくなく自分の得意な形で戦おうとすると劇的なことは起こりようがないのは仕方ありません。
そのために個々のスポーツは無理にでもリスクを冒しながら相手を攻撃するということを強いるように出来ていると思います。その極端な例はラグビーで勝っているから時間を消費するというような場合でもボールを保持して攻め続けなければなりません。
三人称で話が進みますので或る程度神視点になりますが、そこに登場する人物については主人公の祐司も含めて霧の中を進んでいるような感じが出ればと思っています。
猪木対アリとは言い得て妙ですが、異種格闘技でお互いに負けたくなく自分の得意な形で戦おうとすると劇的なことは起こりようがないのは仕方ありません。
そのために個々のスポーツは無理にでもリスクを冒しながら相手を攻撃するということを強いるように出来ていると思います。その極端な例はラグビーで勝っているから時間を消費するというような場合でもボールを保持して攻め続けなければなりません。
- 夕暮パセリ
- 2020年 02月20日 21時24分
[一言]
モンデラーネ公の訓示にある「懲罰」というのは、バナジューニでの勝敗への解釈の食い違いを踏まえるに、霞ヶ関文学ならぬリファニア文学で言うところの「領地や財貨を目的とした作戦ではないので何も得ることなく退却しても敗北したことにはならない」という予防線ですかね。だとしたら、そんな気弱なことを言いたくなるほど、或いはその言い訳に味を占めるほどドノバでの敗北が響いているということでしょうか。
モンデラーネ公の訓示にある「懲罰」というのは、バナジューニでの勝敗への解釈の食い違いを踏まえるに、霞ヶ関文学ならぬリファニア文学で言うところの「領地や財貨を目的とした作戦ではないので何も得ることなく退却しても敗北したことにはならない」という予防線ですかね。だとしたら、そんな気弱なことを言いたくなるほど、或いはその言い訳に味を占めるほどドノバでの敗北が響いているということでしょうか。
- 投稿者: 読者
- 2020年 02月05日 10時15分
エピソード710
感想をいただきありがとうございます。
モンデラーネ公はリファニア宰相に任命されて、リファニア全土に自分の威名を轟かしたいという野望があります。無理矢理日本に当てはめれば武威を背景にして天皇家に将軍職を与えてもらおうという算段です。
そのため露骨な侵略行為でも大義名分を立てます。その延長上で懲罰という言葉を選んだのと、戦利品はそうそう期待できない地域への侵攻なのであらかじめ兵士に遠回しな言い方でこれは支配地を広げて戦利品を得る戦いではなく自衛的な戦争だと最初に断りをいれたということです。
またご指摘のようにモンデラーネ公の今回の侵攻作戦の最大の目的は、前年のドノバ州侵攻で傷ついた常勝軍の看板を磨き直して戦わずに相手を下す威名を維持することで支配地の拡大や戦利品の獲得は二の次です。
モンデラーネ公はリファニア宰相に任命されて、リファニア全土に自分の威名を轟かしたいという野望があります。無理矢理日本に当てはめれば武威を背景にして天皇家に将軍職を与えてもらおうという算段です。
そのため露骨な侵略行為でも大義名分を立てます。その延長上で懲罰という言葉を選んだのと、戦利品はそうそう期待できない地域への侵攻なのであらかじめ兵士に遠回しな言い方でこれは支配地を広げて戦利品を得る戦いではなく自衛的な戦争だと最初に断りをいれたということです。
またご指摘のようにモンデラーネ公の今回の侵攻作戦の最大の目的は、前年のドノバ州侵攻で傷ついた常勝軍の看板を磨き直して戦わずに相手を下す威名を維持することで支配地の拡大や戦利品の獲得は二の次です。
- 夕暮パセリ
- 2020年 02月05日 21時32分
[良い点]
こうして様々な地理的関係がダイレクトに物語の動向に響いてくるのを見ると、ユウジ達のようなミクロの単位でも軍隊のようなマクロの単位でも、リファニアの地図の上を人や物が移動する雄大な物語なのだなあと改めて感じます。
[一言]
自転車操業の軍事侵攻や攻撃的な作戦からモンデラーネ公はナポレオンタイプだと思っていたので今回の話は意外でした。軍事的選択肢に慎重なところはどちらかと言うとフリードリヒ大王タイプでしょうか。もっとも、大王と違って公は万策尽きた状態で敵の連合軍が自壊するという冗談のような強運は持っていないようですが。
しかし、モンデラーネ領はハイリスクハイリターンな立地ですね。十分な戦力があればリファニアの交通を中央から管制できますが、弱体だと最初から包囲下にあるようなものです。地図上の支配地が東西に延びているのは、リファニアを南北に分断する戦略構想とは別に、東西を海に依託することで陸上正面を減らして南北の二正面に限定する狙いでしょうか。
それにしても、モンデラーネ公の迷走ぶりは、少し前に私が株で失敗した時の動きに重なって少し笑いました。前日に値動きを分析して高騰を見込んでいた銘柄が予定通りに上昇を始め、少し様子を見て上がり調子だと確信できたところで買ったのですが、一瞬急騰してこちらを安心させたところで暴落して大損失になりました。気を取り直して別の銘柄を買うも不振で薄利に終わり、手堅い一手でせめて損失の何割かでも取り戻そうと消極的に挑んだ三度目の正直が通らず、微妙な損失を抱えて退却に至るというありさまでした。モンデラーネ公には頑張ってほしいところです。
ところで、出来レースの合戦で死ぬのは空気を読まずに暴れる輩だったりしますか?
こうして様々な地理的関係がダイレクトに物語の動向に響いてくるのを見ると、ユウジ達のようなミクロの単位でも軍隊のようなマクロの単位でも、リファニアの地図の上を人や物が移動する雄大な物語なのだなあと改めて感じます。
[一言]
自転車操業の軍事侵攻や攻撃的な作戦からモンデラーネ公はナポレオンタイプだと思っていたので今回の話は意外でした。軍事的選択肢に慎重なところはどちらかと言うとフリードリヒ大王タイプでしょうか。もっとも、大王と違って公は万策尽きた状態で敵の連合軍が自壊するという冗談のような強運は持っていないようですが。
しかし、モンデラーネ領はハイリスクハイリターンな立地ですね。十分な戦力があればリファニアの交通を中央から管制できますが、弱体だと最初から包囲下にあるようなものです。地図上の支配地が東西に延びているのは、リファニアを南北に分断する戦略構想とは別に、東西を海に依託することで陸上正面を減らして南北の二正面に限定する狙いでしょうか。
それにしても、モンデラーネ公の迷走ぶりは、少し前に私が株で失敗した時の動きに重なって少し笑いました。前日に値動きを分析して高騰を見込んでいた銘柄が予定通りに上昇を始め、少し様子を見て上がり調子だと確信できたところで買ったのですが、一瞬急騰してこちらを安心させたところで暴落して大損失になりました。気を取り直して別の銘柄を買うも不振で薄利に終わり、手堅い一手でせめて損失の何割かでも取り戻そうと消極的に挑んだ三度目の正直が通らず、微妙な損失を抱えて退却に至るというありさまでした。モンデラーネ公には頑張ってほしいところです。
ところで、出来レースの合戦で死ぬのは空気を読まずに暴れる輩だったりしますか?
- 投稿者: 読者
- 2020年 01月12日 05時14分
エピソード703
感想を書いていただきありがとうございます。
リファニアという世界の地図は幾つか作成して、それを見ながら話のプロットを考えることもあります。地理的な考察については話の根幹にありますのでそれを読み取っていただき大変嬉しく思います。
ご指摘のようにモンデラーネ公のモデルはフリードリヒ大王です。ただモンデラーネ公はフリードリヒ大王とは異なり七年戦争におけるイギリスというような有力な味方がいません。また王家のプロパガンダにより非道なモンデラーネ公という評価がリファニア中に広まっているので熱心な崇拝者もいません。
さらにご指摘されているように、モンデラーネ公が取るべき戦略はリファニアを南北に分断してしまい、多正面からの攻撃を受ける形から少なくとも攻撃を受けるのを二正面に限定することです。
本文でこのことを書こうとして下書きまでできましたが、結局話の展開に邪魔になると省きました。
そこではモンデラーネ公は中央政界にほとんど影響を及ぼすことのない北西方面に攻勢をかけるのではなく、狂気をよそおっていたノヴェレサルナ連合侯爵ミラングラスにより防衛体制が強化されたとしてもロクシュナル=サルナ州、そしてその西にあり海に面したイティレック州を攻略すべきと説明しています。
ノヴェレサルナ連合侯爵ミラングラスにより内応者が摘発されたことでモンデラーネ公は侵攻を諦めたのですが、モンデラーネ公軍であれば領主連合軍にすぎないノヴェレサルナ連合侯爵軍を打ち破ることは十分に可能です。
またノヴェレサルナ連合侯爵家の支配地はまだ封建体制が色濃く残存していますから戦勝を重ねることで新たな内応者も期待できると説明がありました。
また今回のモンデラーネ公の侵攻に関してはモデルがあります。それは本文の展開で明らかになってきます。
出来レースの合戦に関しては、さらに二話ほど先に説明が出てきます。
リファニアという世界の地図は幾つか作成して、それを見ながら話のプロットを考えることもあります。地理的な考察については話の根幹にありますのでそれを読み取っていただき大変嬉しく思います。
ご指摘のようにモンデラーネ公のモデルはフリードリヒ大王です。ただモンデラーネ公はフリードリヒ大王とは異なり七年戦争におけるイギリスというような有力な味方がいません。また王家のプロパガンダにより非道なモンデラーネ公という評価がリファニア中に広まっているので熱心な崇拝者もいません。
さらにご指摘されているように、モンデラーネ公が取るべき戦略はリファニアを南北に分断してしまい、多正面からの攻撃を受ける形から少なくとも攻撃を受けるのを二正面に限定することです。
本文でこのことを書こうとして下書きまでできましたが、結局話の展開に邪魔になると省きました。
そこではモンデラーネ公は中央政界にほとんど影響を及ぼすことのない北西方面に攻勢をかけるのではなく、狂気をよそおっていたノヴェレサルナ連合侯爵ミラングラスにより防衛体制が強化されたとしてもロクシュナル=サルナ州、そしてその西にあり海に面したイティレック州を攻略すべきと説明しています。
ノヴェレサルナ連合侯爵ミラングラスにより内応者が摘発されたことでモンデラーネ公は侵攻を諦めたのですが、モンデラーネ公軍であれば領主連合軍にすぎないノヴェレサルナ連合侯爵軍を打ち破ることは十分に可能です。
またノヴェレサルナ連合侯爵家の支配地はまだ封建体制が色濃く残存していますから戦勝を重ねることで新たな内応者も期待できると説明がありました。
また今回のモンデラーネ公の侵攻に関してはモデルがあります。それは本文の展開で明らかになってきます。
出来レースの合戦に関しては、さらに二話ほど先に説明が出てきます。
- 夕暮パセリ
- 2020年 01月12日 17時37分
[良い点]
リファニアという世界が厳密に設定されていて現実感があり、キャラクターの思考や行動がきちんとリファニア内の世界観に基づいていて現代社会の価値観が極力排されている点。また、現代日本の感覚を持つ主人公を据えることでその差異を分析的に際立たせている点。
[一言]
通して読みましたが、かなりの教養をお持ちですね。特に古代から中世の庶民の生活や時代を問わない軍事にお強いように見受けます。色々と読み込んでおられるものと推察します。
庶民の生活に関しては『中世ヨーロッパの農村の生活』等の「生活」シリーズ、軍事に関しては兵士の土木作業力が数字付きで示されていた辺り『軍隊指揮』、作戦術を取り扱っていた点から『「作戦」とは何か』『F-M3.0』、今回のように軍事用語の起源などが出る点は『軍事の事典』等がタネ本でしょうか?
どういった資料を当たられているのか教えていただけると嬉しいです。
リファニアという世界が厳密に設定されていて現実感があり、キャラクターの思考や行動がきちんとリファニア内の世界観に基づいていて現代社会の価値観が極力排されている点。また、現代日本の感覚を持つ主人公を据えることでその差異を分析的に際立たせている点。
[一言]
通して読みましたが、かなりの教養をお持ちですね。特に古代から中世の庶民の生活や時代を問わない軍事にお強いように見受けます。色々と読み込んでおられるものと推察します。
庶民の生活に関しては『中世ヨーロッパの農村の生活』等の「生活」シリーズ、軍事に関しては兵士の土木作業力が数字付きで示されていた辺り『軍隊指揮』、作戦術を取り扱っていた点から『「作戦」とは何か』『F-M3.0』、今回のように軍事用語の起源などが出る点は『軍事の事典』等がタネ本でしょうか?
どういった資料を当たられているのか教えていただけると嬉しいです。
- 投稿者: 一読者
- 2020年 01月08日 13時37分
詳しい感想をありがとうございます。
劣作は自分が理想とするような中世末期の世界を想像だけでも旅をしたいという動機もあって書いています。
昔からヨーロッパ中世には興味があり、阿部謹也の『中世を旅する人々』や『ハーメルンの笛吹き男 - 伝説とその世界-』等は繰り返して読みました。古いですが『生活の世界歴史-中世の森の中で-』などもいまだによく読みます。
軍事に関しては古典となった『補給戦』等数冊ほどしか持っていません。小学館の定期刊行物『歴史群像』(二十年分くらいあります)とネットの検索が主なネタの仕入れ先です。
劣作は自分が理想とするような中世末期の世界を想像だけでも旅をしたいという動機もあって書いています。
昔からヨーロッパ中世には興味があり、阿部謹也の『中世を旅する人々』や『ハーメルンの笛吹き男 - 伝説とその世界-』等は繰り返して読みました。古いですが『生活の世界歴史-中世の森の中で-』などもいまだによく読みます。
軍事に関しては古典となった『補給戦』等数冊ほどしか持っていません。小学館の定期刊行物『歴史群像』(二十年分くらいあります)とネットの検索が主なネタの仕入れ先です。
- 夕暮パセリ
- 2020年 01月08日 18時37分
[良い点]
設定、史実、歴史的背景などよく練られている。
[気になる点]
説明回と情報量が多過ぎる。
石の軌道など単純な現象表現も理論的な解説と表現によって説明されている為に物語というよりレポートを読んでる気分になる。
導入部は主人公の感情表現が希薄な為に淡々と説明と考察が進むが物語としてのワクワク感や引き込まれる世界観があるかと聞かれれば疑問。
[一言]
とても良く考え、練られている作品です。
歴史、背景、時代の流れがきちんと構築されストーリーとして矛盾がないのは素晴らしい。
しかしながらあまりに理論的すぎると物語としての楽しみ、イメージが半減してしまうのも難点。
もう少し緩さがあったり、感情表現に深みがあれば万人に受ける作品になりそう。
物語らしさが序盤には感じられないが後半から面白くなるだろう。
設定、史実、歴史的背景などよく練られている。
[気になる点]
説明回と情報量が多過ぎる。
石の軌道など単純な現象表現も理論的な解説と表現によって説明されている為に物語というよりレポートを読んでる気分になる。
導入部は主人公の感情表現が希薄な為に淡々と説明と考察が進むが物語としてのワクワク感や引き込まれる世界観があるかと聞かれれば疑問。
[一言]
とても良く考え、練られている作品です。
歴史、背景、時代の流れがきちんと構築されストーリーとして矛盾がないのは素晴らしい。
しかしながらあまりに理論的すぎると物語としての楽しみ、イメージが半減してしまうのも難点。
もう少し緩さがあったり、感情表現に深みがあれば万人に受ける作品になりそう。
物語らしさが序盤には感じられないが後半から面白くなるだろう。
- 投稿者: まる
- 2019年 12月20日 00時53分
感想をいただきありがとうございます。
劣作「千年巫女の代理人」につきましてはまったくご指摘の通りです。
ただ作者はできるだけ何が起こっているのか、或いは何故そのようなことが起こるのかを説明する話があってもいいのではないかと思って書き始めました。その意味ではSF的な要素があると自分では思っています。
話のテンポとしては悪くなりますが、自分ではそのような作り方の話だと割り切っています。物語の基調としては主人公祐司とヒロインのパーヴォットの精神的な成長が描ければと思っています。
劣作「千年巫女の代理人」につきましてはまったくご指摘の通りです。
ただ作者はできるだけ何が起こっているのか、或いは何故そのようなことが起こるのかを説明する話があってもいいのではないかと思って書き始めました。その意味ではSF的な要素があると自分では思っています。
話のテンポとしては悪くなりますが、自分ではそのような作り方の話だと割り切っています。物語の基調としては主人公祐司とヒロインのパーヴォットの精神的な成長が描ければと思っています。
- 夕暮パセリ
- 2019年 12月20日 20時14分
[一言]
この先どうなるのか、続きが気になる、面白い小説です。
この先どうなるのか、続きが気になる、面白い小説です。
エピソード696
感想ありがとうございます。返信が遅れてしまいました。
脱線しまくりの話ですが、この後過去に出てきた人物が再登場します。
脱線しまくりの話ですが、この後過去に出てきた人物が再登場します。
- 夕暮パセリ
- 2019年 12月19日 21時05分
[一言]
この先どうなるのか、続きが気になる、面白い小説です。
この先どうなるのか、続きが気になる、面白い小説です。
エピソード696
申し訳ございません。気が付いていませんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
- 夕暮パセリ
- 2024年 07月20日 08時09分
[良い点]
自分は歴史が好きなので、リファニア王国の国民性や性に対しておおらかなどの、物語の設定や空が割れた日から史実と異なった独自の文化や風習が好きです。 この世界の独自の兵器や歴史.家畜.物理的法則などよんでいてワクワクします。
[気になる点]
現代に帰ったら無職とか辛すぎでは、子供とか従者ちゃんいるし、バーリフェルト家に一生養って貰って永住した方が良いのでは。 あと主人公の装備はもう更新されないですかね。
馬に騎乗したり盾とか使わないんですかね。
[一言]
いつも頭弱い郷土とかに絡まれたり、テンポが悪い、まあ村とか共同体から離れるってやっぱりそういうことになるかなーと。あと道草食いすぎでは、でも物語は面白いです。
あと更新頑張って。
自分は歴史が好きなので、リファニア王国の国民性や性に対しておおらかなどの、物語の設定や空が割れた日から史実と異なった独自の文化や風習が好きです。 この世界の独自の兵器や歴史.家畜.物理的法則などよんでいてワクワクします。
[気になる点]
現代に帰ったら無職とか辛すぎでは、子供とか従者ちゃんいるし、バーリフェルト家に一生養って貰って永住した方が良いのでは。 あと主人公の装備はもう更新されないですかね。
馬に騎乗したり盾とか使わないんですかね。
[一言]
いつも頭弱い郷土とかに絡まれたり、テンポが悪い、まあ村とか共同体から離れるってやっぱりそういうことになるかなーと。あと道草食いすぎでは、でも物語は面白いです。
あと更新頑張って。
感想ありがとうございます。
主人公の装備については、リファニア世界のどのような金属でも断ち切ってしまう名剣をノヴェレサルナ女連合侯爵ミラングラスから賜っていますのでそのうち使用して威力を披露できるかと思います。
あまりネタをばらすと面白くありませんが、祐司は旅の途中で現代日本に持ちかえればオーパーツになるようなアイテムを二つ入手しています。問題はこれを現代日本に持ち込むことが出来るかどうかです。
道草の多いのはまったく作者の趣味以外の何物でもありません。話のテンポを崩さないように読まれる方のために、どこまで飛び越えてといった記載がありますのでご利用ください。
主人公の装備については、リファニア世界のどのような金属でも断ち切ってしまう名剣をノヴェレサルナ女連合侯爵ミラングラスから賜っていますのでそのうち使用して威力を披露できるかと思います。
あまりネタをばらすと面白くありませんが、祐司は旅の途中で現代日本に持ちかえればオーパーツになるようなアイテムを二つ入手しています。問題はこれを現代日本に持ち込むことが出来るかどうかです。
道草の多いのはまったく作者の趣味以外の何物でもありません。話のテンポを崩さないように読まれる方のために、どこまで飛び越えてといった記載がありますのでご利用ください。
- 夕暮パセリ
- 2019年 11月26日 20時09分
[一言]
前々から読んでいました。大好きな作品です。これからも頑張ってください!
前々から読んでいました。大好きな作品です。これからも頑張ってください!
感想ありがとうございます。前後で矛盾が出ないことと、なるべく伏線を置きたいので数話先まで書いてから投稿していましたがストックが不足してきているので最近更新ペースが乱れています。
リアルなファンタジーというヌエ的なコンセプトなので、更新ペース重視よりも話の矛盾がないように投稿するつもりです。気に入っていただけて続きを読んでいただくと嬉しいです。
リアルなファンタジーというヌエ的なコンセプトなので、更新ペース重視よりも話の矛盾がないように投稿するつもりです。気に入っていただけて続きを読んでいただくと嬉しいです。
- 夕暮パセリ
- 2019年 11月18日 13時44分
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