感想一覧

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[気になる点]
猫女さんって、水泳を含めて体育の授業は身体が弱くて見学、とかでも良いんでしょうけど、身体測定や健康診断ってどうやってやり過ごしてきたんでしょうね。いや、最初の関門は産まれたときか。
  • 投稿者: キシ
  • 2022年 08月09日 13時15分
読んで下さってありがとうございます。


大分前の作品をこうして読んでいただけるのはとても嬉しいです。


身体測定や健康診断……、どうしてたんでしょうね、あんまり考えてませんでした。
呪いのかかった子供が生まれてくるのは分かっていたので、病院ではなく自宅で出産、学校にも行ってなかったとか……そんな感じです。

曖昧な回答ですみません(^^;
[一言]
 拝読させていただきました。
猫の怨念という題材をふさふさしっぽさん流に説いた作品に感じ、読み終わった後に心地よい恐怖感が胸に残りました。

とても読みやすい作品で何度も読みたくなりました。
新作、お待ちしています。
  • 投稿者: 戸辺万作
  • 男性
  • 2013年 10月25日 15時07分
[良い点]
彼はまたきっとあの飲み屋に行くんでしょうね。
彼女に会うために。そしてまた呪いは続く・・と。
彼女の、曾祖母の過去を話す時の口調がぞわぞわしました。
[一言]
こういうホラー大好きです!
しかもちょっと恋愛風味(?)っていうのがさらにいいですね^^

葛西様、ご感想ありがとうございます。

気に入っていただけたようでたいへんうれしいです。お察しの通り呪いは続きます。猫は執念深いのです(笑)

葛西様のお話も読ませていただきました。拙いですが感想を残しましたので、よろしければご覧ください。
[一言]
読みました。面白かったです。怖いのはもちろん怖いのですが、それよりもなんともいえない不気味さがとても魅力的で、引き込まれて一気に読んでしまいました。
飲み屋のシーンであっけなく去っていく彼女は精一杯呪いに抗っていたのかな、とか勝手に妄想したりしてました。
女の口調の変化や猫の存在など、見せ方がとても上手くて大変勉強になりました。
最後も余韻が残る感じがとてもいいと思います。
ありがとうございました。

  • 投稿者: ノイジョン
  • 23歳~29歳 男性
  • 2013年 09月28日 16時50分
ノイジョン様、ご感想ありがとうございます。

このお話は他の読者様からもいろいろご意見を頂戴しているのですが、面白かったと評していただけてほっとしています。


>飲み屋のシーンであっけなく去っていく彼女


そうですね、わたしは呪いに引っかかるかどうか主人公を試してる、といったように描写したのですが、よく考えればそのまま関係に持ち込んだほうが手っ取り早いですね。また、ノイジョン様の妄想通り、呪いに精いっぱいあらがっていたのなら彼女がなんだかいじらしいですし。この点は少し考える余地がありそうです。

見せ方や最後の余韻など、これからの執筆の励みになるお言葉、大変うれしいです。

こちらこそ、本当にどうもありがとうございました。

[一言]
う〜ん。やっぱり上手いですね。読ませる力と、文章力はとても私には無いものです。あと、後半に女の正体というオチが来て、余韻を残す終わり方もいいです。私の場合、ラスト一行に全てをかけて!っ感じですから。勉強させて頂きました。
  • 投稿者:
  • 2013年 09月18日 21時28分
ご感想ありがとうございます。

終わりかたはある意味「この後は読者様のご想像におまかせ」状態なので、「余韻を残していていい」と評していただけると、嬉しいかぎりです。

わたしのほうこそ凛様の作品からはいろいろ勉強させてもらっています。ラスト一行に全てをかける、っていいですね、いつかやりたい(笑)

今後も精進します、本当にありがとうございました。
[一言]
巧い……!
読み終えてしばらく、ぼうっとしてしまうほどの圧倒的な作品でした。
語り口の妙といい、女の描写といい、ある意味で救いのなさを予感させる終盤といい、文句のつけどころがありません。

いや、そういう技術的なことがどうこうというより、とにかく心をわしづかみにされました。こういう作品を書きたいと(同じホラー書きとして悔しさすら感じつつ)思ってしまいました。

うちにも齢16になる雌猫がいるのですが、あの子が化けてくれるならそれもいいなーなんて思ったりします。根っからの猫好きとしては。
とにかくどストライクの一編でした。楽しませていただきました!
  • 投稿者: 退会済み
  • 2013年 08月24日 19時33分
管理
ご感想ありがとうございます。

「圧倒的」「どストライク」とまで評していただき、感激しております^^しかもホラーの巧みさに定評のあるnakonoko様に! 本当に嬉しいです^^

他の方の感想からは、ラストが曖昧な点を指摘されていたので、締めが甘いかと感じていたのですが、nakonoko様の心をわしづかみにしたのなら、書いた甲斐ありでした。

うちも猫います。15歳のオス2匹ですが、漫画のように美形男子に変身してくれないものか(笑)とか思っちゃいます。猫のままでも可愛いですけどね(親バカです)

nakonoko様の夏ホラー作品にもご訪問させていただきました。よかったら感想覗いてください。
[一言]
丁寧な文章でスラスラと読めました。女の口調が、呂律が回らないたどたどしいものから急に正常に戻るところは怖気が立ちました。
猫好きな自分ですが、猫の怨念というのは執念深そうですね。男も女の猫のような目に魅入られてしまったんでしょうね。
ご感想ありがとうございます。

猫は自由気ままな半面、恨んだらしつこそうだと思い、こんなお話になりました。猫好きな方ならおわかりいただけるかもですが、あの吊りあがった猫の目に見つめられたらメロメロですよね! そりゃあ、主人公も魅入られるってもんです(笑)

という冗談は抜きにしても、化け猫とか魔女の使い(お供?)とか、猫はどこか不気味でミステリアスだと思います。

今回はどうもありがとうございました^^
[一言]
 語り口が軽妙であったので、予告からはライトな物語を予想していたのですが、あにはからんや。
 読了して語り手と同じように、うっかり足を滑らせたような、不意に底なしの沼に踏み込んでしまったような心地を抱きました。
「笑った瞬間だけ、別人のような気がした」という描写はやはり、呪いが受け継がれていく為に彼女を動かしている、的な解釈でよいのでしょうか。
 理不尽なものが理不尽に続いていく事に、実にホラー的な薄気味の悪さがありました。

 しかし発端の理不尽はお屋敷の奥様にあるわけで、そっちいけよ猫、とつついてやりたい気もします。
 奥様についてその後の描写はなかったように思うのですが、奉公先は呪い以降どうなったのか、それが少しばかり気になるところでした。
ご感想ありがとうございます。

鵜狩様のご解釈どおりで、呪いをつなげるために、彼女は動かされています。彼女は乳房の件だけではなくて、彼女自身が呪われているので、呪いからはどうやっても逃げられないのです。

という風に書くと、いまさら、猫ひどすぎじゃないかという気もしてきました(笑)ご指摘どおり奥さまのほうに行くのが筋ですよね。だけどもまあそこが畜生の理不尽なところでして(笑)

理不尽で薄気味悪い、それこそこのお話の雰囲気として目指したものでしたので、そう御評価いただくと書いた甲斐ありです。

長いホラーも書きたいのですが、いかんせん持久力不足で(笑)いつかは挑戦したいですね。

[良い点]
『女』の変化によって猫の不気味さを十二分に醸し出しているところ
[一言]
こんにちはあ、ふさふさしっぽさん♪ しっぽさんのふさふさした尾はやっぱり猫のものなんだろうか、と要らんとこにまで恐怖の種を撒いている小春日和です(汗)。
感想、遅くなりました~。

そうそう。最初にごめんなさいを重ねさせていただきますね。この感想欄、ネタバレ要素が強いかもです。細かいところまで感心させてもらったので、それをぜひお伝えしたくって。

まず『ほう……』と思ったのは、他の方も書かれたように、導入部のスマートさ。核になる部分から離れたこのシーンを最低限の描写で抑えることで、後半の重厚さがより活きた気がします。
しっぽさんってこんなに簡素な文章を書かれる方でしたっけ? また他作品も読ませていただきますが、なんか新しい魅力の発見でした(笑)。

そして次に注目したのは『問題の』女の変化のシーン。
主人公の『男』が口を滑らせた場面から連続して『完全な憑依』『憑依による(?)酩酊』『人間に戻ったシーン』の連なりが、何故か私には『女の憑依に対する抵抗』を表しているようで、少し切なかったです。
また、別の側面から見ると、呪った猫たちの悪意をゾクゾクするほど感じました。正常な口調に戻った女が説明していたのは『猫殺し』のエピソード。猫たちは女に自分たちを殺した事実を語らせることによって、『呪われてもしょうがない』という絶望に叩き落すことを目論んだのではないか、と思えて……。

ラストは読者の推理に任せる書き方がしてあったようですが、個人的には『男が女の目に引き寄せられている』描写がちょっと抽象的すぎて読み取りにくかったかな。
この一文があったおかげで結果は出せましたけど(笑)。

>俺はまた彼女に会いたいのか。

『女』の肉体の禍々しさについては、もう……

「申し訳ありませんでした!!」

と逃げ出すレベルでした(汗)。いや、彼女、可哀想だとは思うんです。でも無理っ。あるべきものがないのはいいけど、『たくさん』は許容範囲を超えました~(泣)。

数日前に一読したときは、実はここまで深く読み込んでなかったんです。でも、そのときにも大きく感心したことがあったの。
最後にそれを書かせてくださいな。

この『呪い』。先に出された予告文章を読んだ時点で、私の頭には大きな疑問が浮かんでいました。

「男と女の情念のホラーみたいな書き方なのに、『猫』って何?」

って。
そこからいろいろと想像をしたんですが、どうしても『わたし、猫に呪われているんです』の一文がストーリーにうまく組み込めず、「作者さんはうまく落とせるのかしら、これ?」と杞憂に心痛しておりました(爆)。
で、本作を読んで、

「これかっ!」

と思わず声を上げちゃったんですwww

この繋ぎ、文句なしに上手いです。
今度、まったく関連性のない複数のお題を使って短編を作る練習をみなさんに吹っかけてみたいと思っているので、しっぽさんもよかったら参加してね♪
  • 投稿者: 小春日和
  • 女性
  • 2013年 08月16日 16時10分
早朝失礼します、お返事が遅れて申し訳ありません。

いつもながら丁寧で親切な感想をありがとうございます。

>ラストは読者の推理に任せる書き方がしてあったようですが、個人的には『男が女の目に引き寄せられている』描写がちょっと抽象的すぎて読み取りにくかったかな。

嬉しいことにたくさんの方にご感想いただいているのですが、小春日和さんのご指摘どおり、ラストの書き方が甘かったというか、ぼかし過ぎで、結局どうなったのか、というのが伝わりづらかったようです。
当初は「なぜ伝わらないのか……」と首を傾げたのですが、小春日和さんのご指摘により、解決しそうです。ただ直すとすればラストが大幅な変更になりそうですので、ちょっと寝かせときます。勢いで直すとちぐはぐになってしまいそうで(泣)
ラストは、自分を抱く男なんていないから、呪いは終わりだと女は言っているけれど、女に魅せられた主人公は結局女と子どもつくることになる、という風に解釈してもらいたいつもりでした。

わたしの書く小説にはちょいちょい猫が登場しますが、わたしが猫好きだからに他なりません。「ふさふさ」はもちろん猫の尻尾です(笑)犬とかほかの動物も好きですけれど、飼ったことがない動物は勝手がわからず、手を出しにくいのでなかなか登場しません。

>しっぽさんってこんなに簡素な文章を書かれる方でしたっけ? また他作品も読ませていただきますが、なんか新しい魅力の発見でした(笑)。

この話終盤が長くなりそうだったのでたしかに序盤は短くを意識しました。小春日和さんの的確な心理描写、物語にひきこまれるような文章にはいつも脱帽させられるわたしですが、こういうのもいいかなと思っています。小春日和さんの作品はストーリーが進めば進むほど、それでそれで? といった感じで勢いをましていくのがいいですよね、感心しきりです。

小春日和さんのお題……なんだか難しそうですけど、ハードルが高そうですけど、が、頑張ります^^
[一言]
楽しく読ませていただきました。
他の方も言われてますが魅せ方が上手ですね。ネタ自体は割と手垢がついたものだと思うんですが、それを怖く魅せる筆力が素晴らしいです。「ふーん、そうなんだ」で終わらせられない面白さがありますね。

お久しぶりです、赤倉様。ご感想ありがとうございます。

斬新なアイデアというのはなかなか難しくて、今回のは人から聞いた話をアレンジして書きました。

描写が巧みな赤倉様に、魅せ方が上手とのお言葉をいただくとは本当に嬉しいです。

今後も面白い作品を書けるよう精進します。
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