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[良い点]
・プレシャススタッフに関わったことから崩れゆく日常の緊迫感が強烈でした。
[一言]
 こんにちは、時田翔様。上野文です。
 御作を最後まで読みました。

・プレシャススタッフと関わったことから、復讐を果たしたにも関わらず壊れてゆく日常への恐怖

・暴走する「オレ」と変わりゆく自分自身への戸惑い

 この二本のラインを中心に、非常にスリリングな展開で手に汗を握りながら読めました。敢えて苦言を申し上げるなら、最後の最後で二本のラインを合流・昇華しきれず、社会悪として決着させたことでしょうか? 主人公の精神均衡を焦点にあてていた為、若干のブレを感じてしまいました。
 とはいえ、全体的な盛り上げ方、描写の巧みさ、たいへん勉強になり、また面白かったです!
  • 投稿者: 上野文
  • 2014年 12月23日 15時29分
上野文さま感想ありがとございます!

元々はサイコホラーを目指して書いてた作品ですので、緊迫感などが伝わっていたなら嬉しいです。
ただ、他の方もおっしゃってましたが、柱の部分がきちんと昇華されずに話が終わってしまうことについてのブレの部分は、ひとえに構成力不足と言わざるを得ません。

色々考えたのですが、やはり主人公がプレシャススタッフに監禁されてから、もう一つの人格とどういう決着がつくのかという部分をきちんと描写すべきだったのかなと考えております。

それはそれとして、もし評価できる部分があると思っていただけたのなら、大変光栄なことだなと思います。
評価&感想ありがとうございました!
[良い点]
非常に高い文章力で、読んでも読んでも飽きが来ませんでした。

主人公が罪を重ねていき、因果応報の報いを受る。自分が毛嫌いしていた警察という存在に救われる皮肉。そして表題に至る……という経緯はとても美しい流れで、シナリオとして非常に高い水準に達していると思いました。
[気になる点]
上記の通り、シナリオ、表現能力ともに文句なしです。
むしろ、私がなろうで見た中でも屈指の出来映えと言えたでしょう。

ただ、秘密基地にてご自身が言われていたとおり、
「ファンタジー? ミステリー? ちょっと微妙なジャンル」
……というのが、瑕瑾であったような気がします。

この作品がラノベなのか、ミステリーなのかサイコホラーなのか社会風刺なのか……という線引きが曖昧で、何を前面に押し出したいのかが見えにくいという部分がありました。

二重人格、処刑パーティー、再就職先の家族のふれあい、ヤクザとの争い……記憶に残るエピソードは多々あるのに、それらの間のつながりが薄く、独立してしまっているせいだと思います。

具体的に何を切り捨てるべきだ、ということは言えませんが、このラストに導くのであれば不要かな、という話がいくつかありました。
[一言]
なんだか偉そうなこと言いましたが、相互評価の対象が拙作ではもったいないぐらい、高クオリティな良作でした。

次回作に期待しております!
それではっ!
感想と高い評価ありがとうございます! お返事遅くなって申し訳ありません。
なんというか忘年会シーズンは、これだから困ります……と、とりあえず言い訳しておいて(笑)

僕自身は今まで自分の文章が無味乾燥で情緒に欠ける点が問題と常に自己不安を抱えておりましたので、シナリオや文章力を褒められると大変嬉しいです。
屈指とか言われると、照れますね。

そして、悪い点の方は言われるまで全く気づいて無くて、まさに目から鱗でした。
素晴らしい観察眼に感服すると同時に、きっちり読み込んでいただいたのであろう内容に感謝です。

テーマについてはサイコホラーを書きたくて始めたのに、できあがったらミステリーになっていたというブレの部分がもろに出てるんだと思います。
また、各エピソードに打ち出したいテーマや一本の柱みたいなのを通せなかったのは、ひとえに構成力不足というやつですね。
イベントは盛り込めば良いという訳ではないという基本的な事に気づかせていただいて非常にありがたいです。

余談ですが、次作は童話祭り用になると思いますので、そう遠くないうちにお見せできると思います。
よろしければ、また見てやっていただけると嬉しいです。

それでは、ありがとうございました!
[良い点]
ファンタジーやご都合作品の多いなろうの中で最後まで等身大の人間だったT氏の葛藤。

誰しもが持ちそうな『俺』との関係性は考えらせられるものがあり、最後の辺りの無自覚な観衆は一体誰が加害者なのか分からなくなってしまいそうでした。
[一言]
惜しむらくはT氏の最期。緊張の糸が途切れ意識を手放した時は助かったのかと思ったのに……

もう少し手入れが早ければ……いやあえて確実に現場を押さえる為に警察側が突入を遅らせた可能性も……決定的な死体という証拠は都合がよかったのか。

下手に勘ぐろうと思うと変に裏が見えてきそうで困りますね。完結おつかれさまでした!

はじめまして! 読んでいただいただけでなく感想までいただいてありがとうございます。

今回は法による更正と遺族感情のギャップとか社会の必要悪とか組織の腐敗とか何やらえらくご大層なテーマで、かなり僕自身の偏見が入ってるんですが、少しか楽しんでいただけたなら幸いです。

ラス前の表現には他の方にも「助かったのかと思った」と言われたことがありますので、ここは描写不足なのだと思います。
自分的な評価では、まだまだ書き加えたいところや表現なんかも山ほどありますので、折を見て他作品書く傍らで修正していけたらなと思ってます。

ありがとうございました。
[良い点]
読みやすい文章なのにミステリーな展開で、情景を容易に想像することができました。
いくつもの伏線が、緩急のあるストーリーのなかで絡み合って、気づけば最後まで一気読みです。
主人公の内面が変わっていく様子はぞくっとしました。
また登場人物の年齢層が高めなせいか、大人向けの作品かなと感じます。扱ってるテーマも社会性のあるもので、エピローグを読んだ後では色々考えさせられました。
[一言]
最後は謎や後味の悪さも程よく残しつつ、きちんと救いも残されていて余韻に浸れました。締め方とか格好良いです。
社会悪に対して自分ではどう思うか、行動するかを考えさせられます。
何よりこんな複雑なテーマをわかりやすい言葉で綴られていて凄いと思いました!
面白かったです!
  • 投稿者: 退会済み
  • 2014年 12月01日 02時17分
管理
リアル嫁から感想いただきました。ありがとうございます。
褒めるとこだけネット上にあげて、改善点なんかはオフラインって辺りが優しさってやつですね。

本編の方は、活動報告でも書きましたが、まだまだ修正改稿していく予定ですので、いましばらくお付き合いいただければと思います。

ネット上なので、ちゃんとした口調で行きます、決して仲が悪いわけではありませんのでお間違いの無きよう。

それでは、ありがとうございました。
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