感想一覧
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[良い点]
今までに無い全く新しい形の未来像で新鮮でした。
また淡々としたストーリーゆえにすらすらテンポ良く読めました
[気になる点]
少々、懐古的・退化に過ぎる気がします
もう少し、現代でも研究されているバイオテクノロジーや技術を出した方が良いかと
また悪い点とは、少し違いますが気になる点が少々ありますのでこの場を借りて失礼致します
車輌の代わりに馬車や馬となっておりますが電気自動車の方はどうなっているのでしょうか?
消防車や救急車などの一刻を争う場合は、馬車では速度的にみてどうかと
同時に土木関連では、十何tもあるクレーン車やユンボなどはどうなっているのでしょうか
また、
『16 行進訓練(田園風景と中休止)』
では、農業機械の説明はございましたが、農薬や肥料はどうなってるのでしょうか?
無農薬無肥料農法(有機農法)は、確かに体には良いですが、大量生産には不向きで価格を安価に押さえる事はかなり難しいです(それこそべらぼうに広い土地を持つなら話は別だが、日本にはそんな土地は少ない)
また現在、農薬・肥料の原料(カリ・リン酸等)の一部は輸入に頼っています。
人糞は線虫などの寄生虫を媒介しますので衛生上あまりよろしくは無いです
そして、軍人が主人公であるこの作品で一番気になる『有事発生時に対する敵目標』(仮想敵国)がなんなのかが全く出てこないのは少々物語性から見ても欠けてます
また、日本以外の国も退化しているのか気になる所です
(日本が明治時代で海外が現代と変わらなかったらそれはそれで、ネタになりそう)
[一言]
どうも、初めまして
やわらか煎餅と申します
石油・石炭の枯渇によってこうなったにしても、もう少しやりようがあったのではないかと少々愚考してしまいます
また、
個人的にはかなり解せぬ点が多いですが、なかなか興味深い内容ゆえにこれからの展開が楽しみです
今までに無い全く新しい形の未来像で新鮮でした。
また淡々としたストーリーゆえにすらすらテンポ良く読めました
[気になる点]
少々、懐古的・退化に過ぎる気がします
もう少し、現代でも研究されているバイオテクノロジーや技術を出した方が良いかと
また悪い点とは、少し違いますが気になる点が少々ありますのでこの場を借りて失礼致します
車輌の代わりに馬車や馬となっておりますが電気自動車の方はどうなっているのでしょうか?
消防車や救急車などの一刻を争う場合は、馬車では速度的にみてどうかと
同時に土木関連では、十何tもあるクレーン車やユンボなどはどうなっているのでしょうか
また、
『16 行進訓練(田園風景と中休止)』
では、農業機械の説明はございましたが、農薬や肥料はどうなってるのでしょうか?
無農薬無肥料農法(有機農法)は、確かに体には良いですが、大量生産には不向きで価格を安価に押さえる事はかなり難しいです(それこそべらぼうに広い土地を持つなら話は別だが、日本にはそんな土地は少ない)
また現在、農薬・肥料の原料(カリ・リン酸等)の一部は輸入に頼っています。
人糞は線虫などの寄生虫を媒介しますので衛生上あまりよろしくは無いです
そして、軍人が主人公であるこの作品で一番気になる『有事発生時に対する敵目標』(仮想敵国)がなんなのかが全く出てこないのは少々物語性から見ても欠けてます
また、日本以外の国も退化しているのか気になる所です
(日本が明治時代で海外が現代と変わらなかったらそれはそれで、ネタになりそう)
[一言]
どうも、初めまして
やわらか煎餅と申します
石油・石炭の枯渇によってこうなったにしても、もう少しやりようがあったのではないかと少々愚考してしまいます
また、
個人的にはかなり解せぬ点が多いですが、なかなか興味深い内容ゆえにこれからの展開が楽しみです
感想、ありがとうございます。
疑問に思われた点について、現在の構想からネタバレにならない範囲で答えていきたいと思います。
>もう少し、現代でも研究されているバイオテクノロジーや技術を出した方が良いかと
現代で“研究されている”バイオテクノロジーと技術の多くが、この時代では局所的にしか実用化に至っていない状態にしております。
どういう技術が実用化まで至ったか?
それは誠に勝手で申し訳ないのですが、作者の嗜好です(笑)
>電気自動車の方はどうなっているのでしょうか?
自動車走らせるのに使うくらいなら、もっと別のことに使おう! といった具合です。
>消防車や救急車などの一刻を争う場合は、馬車では速度的にみてどうかと
消防組織に関しては、機会を見て書きましょう。とても原始的(?)な即応手段(備え)を考えています。
救急車についてですが、特に考えていませんでした。今ある救急車の設備を、そのまんま馬で牽引するイメージです。
>十何tもあるクレーン車やユンボなどはどうなっているのでしょうか
一応、存在します。ただし、特殊自動車ではなく、特殊牽引車として複数にバラして列車や馬で牽引、現地で組み立てて使用。
ただし、燃料、電力、労力諸々のコストパフォーマンスの問題から、多用出来ません。
>農薬や肥料はどうなってるのでしょうか?
基本的には一定の基準を設けた上で、各農家や農場の裁量に任されている感じです。
一応、作者としては“安定した食料供給に完全無農薬は無理”だと考えています。
この辺りはまだまだ勉強中で、色々と不甲斐ない部分を御都合主義で補ってしまうかもしれません。
>『有事発生時に対する敵目標』(仮想敵国)がなんなのか
日本の立地に魅力を感じているだろう近隣諸国(苦笑)……アノ国とかソノ国とか。
>日本以外の国も退化しているのか気になる所です
いつになるかわかりませんが、書きたいと思います。
>石油・石炭の枯渇によってこうなったにしても、もう少しやりようがあったのではないか
枯渇する前に有効な手立てが打てなかった……という設定です。
ですが、まぁ……私も“やりすぎた”気がします。
>個人的にはかなり解せぬ点が多いですが
素人の“見切り発車の暴挙”ですからね。
良いプレッシャーになりました。
これからも本作をよろしくお願いします。
疑問に思われた点について、現在の構想からネタバレにならない範囲で答えていきたいと思います。
>もう少し、現代でも研究されているバイオテクノロジーや技術を出した方が良いかと
現代で“研究されている”バイオテクノロジーと技術の多くが、この時代では局所的にしか実用化に至っていない状態にしております。
どういう技術が実用化まで至ったか?
それは誠に勝手で申し訳ないのですが、作者の嗜好です(笑)
>電気自動車の方はどうなっているのでしょうか?
自動車走らせるのに使うくらいなら、もっと別のことに使おう! といった具合です。
>消防車や救急車などの一刻を争う場合は、馬車では速度的にみてどうかと
消防組織に関しては、機会を見て書きましょう。とても原始的(?)な即応手段(備え)を考えています。
救急車についてですが、特に考えていませんでした。今ある救急車の設備を、そのまんま馬で牽引するイメージです。
>十何tもあるクレーン車やユンボなどはどうなっているのでしょうか
一応、存在します。ただし、特殊自動車ではなく、特殊牽引車として複数にバラして列車や馬で牽引、現地で組み立てて使用。
ただし、燃料、電力、労力諸々のコストパフォーマンスの問題から、多用出来ません。
>農薬や肥料はどうなってるのでしょうか?
基本的には一定の基準を設けた上で、各農家や農場の裁量に任されている感じです。
一応、作者としては“安定した食料供給に完全無農薬は無理”だと考えています。
この辺りはまだまだ勉強中で、色々と不甲斐ない部分を御都合主義で補ってしまうかもしれません。
>『有事発生時に対する敵目標』(仮想敵国)がなんなのか
日本の立地に魅力を感じているだろう近隣諸国(苦笑)……アノ国とかソノ国とか。
>日本以外の国も退化しているのか気になる所です
いつになるかわかりませんが、書きたいと思います。
>石油・石炭の枯渇によってこうなったにしても、もう少しやりようがあったのではないか
枯渇する前に有効な手立てが打てなかった……という設定です。
ですが、まぁ……私も“やりすぎた”気がします。
>個人的にはかなり解せぬ点が多いですが
素人の“見切り発車の暴挙”ですからね。
良いプレッシャーになりました。
これからも本作をよろしくお願いします。
- 籠の中の鷲
- 2015年 11月17日 21時50分
[良い点]
牧歌的であるような退廃的であるような、淡々した話が続くのに特に淀みなく読める点。
ゆっくりだけどテンポは悪く感じない。一気読みした限りでは。
[気になる点]
物語の背景から、どうしても風刺的な表現が混じる点。
それ自体は何ら問題ないが、気を付けないと日常を描いた小説から風刺小説へ転化しそうなのがやや怖い。
[一言]
表現するのが難しそうなテーマで書いているな、と思った。
あらすじにある通り、確かにこれは退化だろう。
今の世の中が無駄の多いことは是としても、ここまで自然回帰するべきかと問われれば否だ。まあ、健康に良さそうなのは間違いが。
個人的には右翼というよりは悪い意味で懐古的に感じる。
蟻や蜂のような社会構造を目指していることに異論はないが、それならそれで
"少子化で困ってるなら精子と卵子の提供を義務付けて試験管ベイビーでも作ればいい。そういう子供を不幸と断ずる価値観が間違っているだけであって、そこに善悪はない。"
という意見を出したくなるところ。まあ、現代の倫理観でこれが許容されるには数十年以上の時が必要だろうがね。
久々に真面目に読書感想文を書いた。
牧歌的であるような退廃的であるような、淡々した話が続くのに特に淀みなく読める点。
ゆっくりだけどテンポは悪く感じない。一気読みした限りでは。
[気になる点]
物語の背景から、どうしても風刺的な表現が混じる点。
それ自体は何ら問題ないが、気を付けないと日常を描いた小説から風刺小説へ転化しそうなのがやや怖い。
[一言]
表現するのが難しそうなテーマで書いているな、と思った。
あらすじにある通り、確かにこれは退化だろう。
今の世の中が無駄の多いことは是としても、ここまで自然回帰するべきかと問われれば否だ。まあ、健康に良さそうなのは間違いが。
個人的には右翼というよりは悪い意味で懐古的に感じる。
蟻や蜂のような社会構造を目指していることに異論はないが、それならそれで
"少子化で困ってるなら精子と卵子の提供を義務付けて試験管ベイビーでも作ればいい。そういう子供を不幸と断ずる価値観が間違っているだけであって、そこに善悪はない。"
という意見を出したくなるところ。まあ、現代の倫理観でこれが許容されるには数十年以上の時が必要だろうがね。
久々に真面目に読書感想文を書いた。
- 投稿者: 退会済み
- 2015年 11月09日 01時54分
管理
真面目に感想を書いていただき、ありがとうございます。
試験管ベイビーについては作中ではまだ書いておりませんが、研究はされているものの技術面、物資面、コスト面で難しい施策、ということにしています。
あと、現在のところ科学の力で受精卵までは造れても、それを育むのに“適した(≒適齢な)母胎”の代用品は未だ開発されておりません。精子と卵子を提供させても、そうした方法で出来た子供を不幸としない価値観があったとしても、そうした子供を造る方法(完全な人工母胎)は現実世界にも私の作品の中にも確立されておりません。
執筆開始時に確立されている世界(物語)も考えてはみましたが、私にはこちらの確立されていない世界の方が書きやすいので、こうした物語になりました。
ですので、作中の国内では結婚・出産が半強制的(嫌なら懲罰大隊か勤労農村へ)にという流れに落ち着いております。
いつか、作中に上記の事情(技術面、物資面、コスト面で困難)を書きたいのですが……まだまだ先になりそうです。
試験管ベイビーについては作中ではまだ書いておりませんが、研究はされているものの技術面、物資面、コスト面で難しい施策、ということにしています。
あと、現在のところ科学の力で受精卵までは造れても、それを育むのに“適した(≒適齢な)母胎”の代用品は未だ開発されておりません。精子と卵子を提供させても、そうした方法で出来た子供を不幸としない価値観があったとしても、そうした子供を造る方法(完全な人工母胎)は現実世界にも私の作品の中にも確立されておりません。
執筆開始時に確立されている世界(物語)も考えてはみましたが、私にはこちらの確立されていない世界の方が書きやすいので、こうした物語になりました。
ですので、作中の国内では結婚・出産が半強制的(嫌なら懲罰大隊か勤労農村へ)にという流れに落ち着いております。
いつか、作中に上記の事情(技術面、物資面、コスト面で困難)を書きたいのですが……まだまだ先になりそうです。
- 籠の中の鷲
- 2015年 11月12日 18時03分
[一言]
更新、お疲れ様です。今回も楽しく読ませていただきました。
今回は頭髪に関するお話ということで中々興味深いお話でした。主人公の言う通り何かしら手に職をつけておけば、今の世ですら食うに困るようなことはあまり無いのではないか思う次第です。何でも中国なんかじゃ「鋏(理髪)と針(裁縫)と包丁(調理)がつかえりゃ食うに困らない」と言うそうで……
後書き話は元野球部の身としては、やはりヘルメットを被らない時も帽子を被っているので、どうしても蒸れてしまうので坊主や短髪が楽で涼しいんだと思います。ふと気になって帽子を被る理由を調べたところ、野球で帽子を被るのは軍隊由来らしいので、戦地の兵隊由来かも知れませんね。よくよく考えてみれば「ベース」も「バッテリー」も軍事用語ですもんね。
最後になりましたが、今後も更新を楽しみにしています。
更新、お疲れ様です。今回も楽しく読ませていただきました。
今回は頭髪に関するお話ということで中々興味深いお話でした。主人公の言う通り何かしら手に職をつけておけば、今の世ですら食うに困るようなことはあまり無いのではないか思う次第です。何でも中国なんかじゃ「鋏(理髪)と針(裁縫)と包丁(調理)がつかえりゃ食うに困らない」と言うそうで……
後書き話は元野球部の身としては、やはりヘルメットを被らない時も帽子を被っているので、どうしても蒸れてしまうので坊主や短髪が楽で涼しいんだと思います。ふと気になって帽子を被る理由を調べたところ、野球で帽子を被るのは軍隊由来らしいので、戦地の兵隊由来かも知れませんね。よくよく考えてみれば「ベース」も「バッテリー」も軍事用語ですもんね。
最後になりましたが、今後も更新を楽しみにしています。
こんなに早くから感想をいただきまして、ありがとうございます。
>野球で帽子を被るのは軍隊由来らしいので、戦地の兵隊由来かも知れませんね。
そういえば、「右へ習え」「右向け、右」等、動作は軍隊のそれですね。
また更新いたしましたので、次話もまた楽しんでいただけますと幸いです。
これからも本作をよろしくお願いいたします。
>野球で帽子を被るのは軍隊由来らしいので、戦地の兵隊由来かも知れませんね。
そういえば、「右へ習え」「右向け、右」等、動作は軍隊のそれですね。
また更新いたしましたので、次話もまた楽しんでいただけますと幸いです。
これからも本作をよろしくお願いいたします。
- 籠の中の鷲
- 2015年 10月31日 13時17分
[良い点]
ディストピアとまではいかない緩やかな衰退を迎えた世界観がどこか哀愁と牧歌が入り混じり、独特の良い味を醸し出しています。
主人公たちの使う用語や所作もリアリティがあり、本業の方が書いてるかように感じました。
没入感があり、画面をスクロールするのが止まらず一気に読んでしまいました。続きが気になる作品です。
[一言]
初めまして楠藤兵衛狸と申します。
大変面白く読ませていただきました。テクノロジーの進化した未来ではなく、停滞し局所的に退化(というより最適化?)した未来といったところでしょうか、読んでいて、どこか自分の住む田舎と重なるような気がして、ふと考えてみれば、衰退している地方が衰退した未来と重なるのは当然かということに気づいてしまいちょっとした悲哀を感じてしまいました。
ドラえもんのようなバラ色の未来を夢想しつつも、この作品のようなほの暗い未来もあり得るのだと感じさせる作品でした。
活動報告をちらっと見たところお忙しいようで、中々執筆の時間を得るのも難しいとは思いますが、更新を楽しみにしています。
ディストピアとまではいかない緩やかな衰退を迎えた世界観がどこか哀愁と牧歌が入り混じり、独特の良い味を醸し出しています。
主人公たちの使う用語や所作もリアリティがあり、本業の方が書いてるかように感じました。
没入感があり、画面をスクロールするのが止まらず一気に読んでしまいました。続きが気になる作品です。
[一言]
初めまして楠藤兵衛狸と申します。
大変面白く読ませていただきました。テクノロジーの進化した未来ではなく、停滞し局所的に退化(というより最適化?)した未来といったところでしょうか、読んでいて、どこか自分の住む田舎と重なるような気がして、ふと考えてみれば、衰退している地方が衰退した未来と重なるのは当然かということに気づいてしまいちょっとした悲哀を感じてしまいました。
ドラえもんのようなバラ色の未来を夢想しつつも、この作品のようなほの暗い未来もあり得るのだと感じさせる作品でした。
活動報告をちらっと見たところお忙しいようで、中々執筆の時間を得るのも難しいとは思いますが、更新を楽しみにしています。
感想、ありがとうございます。
>衰退している地方が衰退した未来と重なるのは当然かということに気づいてしまい
このコメントには目から鱗でした。
とくに意識はしてなかったのですが、改めて振り返ってみると、世界観をイメージするときには自分の故郷やドキュメンタリーで見た過疎の進む村の風景が脳裏に過ぎっていたような……気がします。
衰退していく地方の現状を参考にすると、よりリアリティのある物語が書けるヒントが得られるかもしれません。
改めて、
読んでいただき、感想・コメントまでいただき、
ありがとうございました。
>衰退している地方が衰退した未来と重なるのは当然かということに気づいてしまい
このコメントには目から鱗でした。
とくに意識はしてなかったのですが、改めて振り返ってみると、世界観をイメージするときには自分の故郷やドキュメンタリーで見た過疎の進む村の風景が脳裏に過ぎっていたような……気がします。
衰退していく地方の現状を参考にすると、よりリアリティのある物語が書けるヒントが得られるかもしれません。
改めて、
読んでいただき、感想・コメントまでいただき、
ありがとうございました。
- 籠の中の鷲
- 2015年 09月24日 00時37分
[一言]
久々の投稿、喜ばしく思います。なんと言うか、あいも変わらないすがすがしくて健康的で碌でもない未来です。特に一つ感想を付けると、鍛えた体は必ず社会の為に使わなければならないとは酷い国です。どうやら自由という観念をどこかに置き忘れてきたようで。まあそんな所もこの国の愛嬌と言った所でしょうか。仄かに香る全体主義的気分は素晴らしいです。
久々の投稿、喜ばしく思います。なんと言うか、あいも変わらないすがすがしくて健康的で碌でもない未来です。特に一つ感想を付けると、鍛えた体は必ず社会の為に使わなければならないとは酷い国です。どうやら自由という観念をどこかに置き忘れてきたようで。まあそんな所もこの国の愛嬌と言った所でしょうか。仄かに香る全体主義的気分は素晴らしいです。
感想、ありがとうございます。
鍛えた体を社会に還元、というのは昔の武士の道場通いから思いつきました。
道場という場は国や主君に危急の自体が起きた際、いち早く駆けつけ事に当たるための肉体と技能を練磨する神聖な場所であり、武道とは肉体と技能を練磨する手段である。
で、ふと思ったわけです。
じゃあ、スポーツ選手は何のために毎日体を鍛えてるの? あのグラウンドは何? 何を目的にスポーツしてるの? その力、自分やチームのため以外に国や社会にどう貢献しているの?
スポーツをするのは自由です。体を鍛えるのももちろん自由です。大いに自己実現に励めば良いと思います。
問題なのは、自己の利益でしかない行為に給与が発生していることだと考えました。
平時は会社員の仕事をして給与を貰い、課外時間で自己研鑽に励み、その自己研鑽の結果として大会で賞金をもらうような選手は、平時の労働が社会に還元されていると思います。
では、専業スポーツ選手は? 平時からスポーツをして自己研鑽を行い、給与を貰う。社会に何が還元されているのだろう? 何かプラス効果があるにしても、その若さと体力で畑耕したり土木工事でもしたほうが、もっと生産的ではないか?
そんな風に考えました。
我ながら、危険な思想かな? とか思いましたが、どこかの球団や協会にクレームをつけたりといった、行動をする気は毛頭ありません。
こんな考え方もある、程度に読んでいただけましたら幸いです。
次はいつ更新するかわかりませんが、これからも本作をよろしくお願いいたします。
鍛えた体を社会に還元、というのは昔の武士の道場通いから思いつきました。
道場という場は国や主君に危急の自体が起きた際、いち早く駆けつけ事に当たるための肉体と技能を練磨する神聖な場所であり、武道とは肉体と技能を練磨する手段である。
で、ふと思ったわけです。
じゃあ、スポーツ選手は何のために毎日体を鍛えてるの? あのグラウンドは何? 何を目的にスポーツしてるの? その力、自分やチームのため以外に国や社会にどう貢献しているの?
スポーツをするのは自由です。体を鍛えるのももちろん自由です。大いに自己実現に励めば良いと思います。
問題なのは、自己の利益でしかない行為に給与が発生していることだと考えました。
平時は会社員の仕事をして給与を貰い、課外時間で自己研鑽に励み、その自己研鑽の結果として大会で賞金をもらうような選手は、平時の労働が社会に還元されていると思います。
では、専業スポーツ選手は? 平時からスポーツをして自己研鑽を行い、給与を貰う。社会に何が還元されているのだろう? 何かプラス効果があるにしても、その若さと体力で畑耕したり土木工事でもしたほうが、もっと生産的ではないか?
そんな風に考えました。
我ながら、危険な思想かな? とか思いましたが、どこかの球団や協会にクレームをつけたりといった、行動をする気は毛頭ありません。
こんな考え方もある、程度に読んでいただけましたら幸いです。
次はいつ更新するかわかりませんが、これからも本作をよろしくお願いいたします。
- 籠の中の鷲
- 2015年 07月19日 18時38分
[一言]
いつも楽しく読んでおります
で、読後にふと思ったことですが、この社会って
大正時代の日本が戦前一番豊かだった頃と
軍隊の色々が似てるような
IFネタで、大正時代に迷い込んだ行軍訓練中の
主人公ほかが、当時の人間と関わっても、
行軍終了後、元の時代に戻ってからも全く気がつかないとか
思ってしまいました
これからも楽しみにしております
いつも楽しく読んでおります
で、読後にふと思ったことですが、この社会って
大正時代の日本が戦前一番豊かだった頃と
軍隊の色々が似てるような
IFネタで、大正時代に迷い込んだ行軍訓練中の
主人公ほかが、当時の人間と関わっても、
行軍終了後、元の時代に戻ってからも全く気がつかないとか
思ってしまいました
これからも楽しみにしております
感想、ありがとうございます。
そうですね。話を書き出すにあたり軍馬のいた時代をイメージしたので、大正時代のそれに似ているのかもしれません。
自転車はもちろんですが、軍馬と鉄道もかなりの頻度で運用されてますので、世界観には@バンチで連載中の『軍靴のバルツァー』を参考にもしております。
ちなみにお気づきかも知れませんが、部隊や組織の編成・配置については陸上自衛隊の編成を参考にしております。
IFネタの大正時代に迷い込むですが、おそらく主人公たちは違和感に気づくはずです。
どれだけ燃料不足や電力不足で生活水準が下がっても、残るものは残ると思うからです。
過去に出来た便利なものをそう簡単には手放せません。私はこの世界を創作するにあたって、限られた条件の中で本当に必要なものだけが残っている世界、として書いているつもりです。
行軍中にすれ違った民間人や、通り過ぎる市街地の様子を見れば、あるはずのものがないことに『おや?』と思うのではないでしょうか?
すれ違った人々も、主人公たちの軍容に違和感を持つでしょう。
単純に退化させただけではないですから。
次の更新はいつになるかわかりませんが、これからもよろしくお願いいたします。
そうですね。話を書き出すにあたり軍馬のいた時代をイメージしたので、大正時代のそれに似ているのかもしれません。
自転車はもちろんですが、軍馬と鉄道もかなりの頻度で運用されてますので、世界観には@バンチで連載中の『軍靴のバルツァー』を参考にもしております。
ちなみにお気づきかも知れませんが、部隊や組織の編成・配置については陸上自衛隊の編成を参考にしております。
IFネタの大正時代に迷い込むですが、おそらく主人公たちは違和感に気づくはずです。
どれだけ燃料不足や電力不足で生活水準が下がっても、残るものは残ると思うからです。
過去に出来た便利なものをそう簡単には手放せません。私はこの世界を創作するにあたって、限られた条件の中で本当に必要なものだけが残っている世界、として書いているつもりです。
行軍中にすれ違った民間人や、通り過ぎる市街地の様子を見れば、あるはずのものがないことに『おや?』と思うのではないでしょうか?
すれ違った人々も、主人公たちの軍容に違和感を持つでしょう。
単純に退化させただけではないですから。
次の更新はいつになるかわかりませんが、これからもよろしくお願いいたします。
- 籠の中の鷲
- 2015年 01月11日 17時28分
[一言]
なんと言うか、泣きたくなるような未来ですね。素晴らしいです。
なんと言うか、泣きたくなるような未来ですね。素晴らしいです。
本作初の感想、ありがとうございます。
泣きたくなるような未来ですが、私は早ければあと半世紀(遅くとも2世紀)でこんな時代が来ると思っております。
否、こうならないといけないような気がしています。
少子化抑止、食糧自給率の向上、軍事力(抑止力)の拡充は国の反映・独立・平和のためには不可欠な要素です。エネルギー問題もまた深刻です。
執筆は長らく滞っておりますが、早く次話が更新できるように頑張りますので、これからも本作をよろしくお願いいたします。
泣きたくなるような未来ですが、私は早ければあと半世紀(遅くとも2世紀)でこんな時代が来ると思っております。
否、こうならないといけないような気がしています。
少子化抑止、食糧自給率の向上、軍事力(抑止力)の拡充は国の反映・独立・平和のためには不可欠な要素です。エネルギー問題もまた深刻です。
執筆は長らく滞っておりますが、早く次話が更新できるように頑張りますので、これからも本作をよろしくお願いいたします。
- 籠の中の鷲
- 2014年 07月06日 00時05分
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