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[良い点]
英語圏に居る私にとってクスリと来る小ネタがちらほら。
[気になる点]
ビリヤードの章でクラブの名前が誤字っている箇所があったような…?
[一言]
たいへん面白うございました。ええ、陸先生作品にはずれはないとわかっていたのですが、いざ読み進めてみると本当にうっとりする時間でした。

白状しますと緑の館の話はうまく入り込めなくて進むのにやたらと時間がかかりました。ラナウン・シーあたりから言葉にできない中毒性を、その後の話には他の追随を許さない面白さを見出しています。連作スタイルも活きていて、時系列や世界観が少しずつわかったり、後になってコートさんの背景が紐解かれたのもとても興奮しました。

他、
・アキナさんの最後の最後まで人間の力だけで押し通す力強さ最高
・解説その2を通して、「チェンジリング」に感じていた疑問が解消
・読み返せば読み返すほどニヤニヤできるストーリーテリング
・コートさん飄々してかっこいいのにたまに頼りない感じ、かわいい。すき。


本作は大事に保存して、この先も時々読み返したいタイプの作品だと思っています。もちろん続きを投稿される際も、漏れずに追わせていただきます。

ありがとうございました!
  • 投稿者: 甲姫
  • 2017年 09月15日 04時48分
甲姫さん、いつも感想をありがとうございます。

最近はカクヨムの巫女レスラーばかり書いているので、なろうの方はご無沙汰ですが、シーリーコート伝承についてはまだ書きたいものがあるのでおいおい書いていく予定ではあります。

基本的にこのシーリーコート伝承は「魔界都市ブルース」みたいなのが描きたくて書いたものなのですが、あまり秋せつらにも〈新宿〉にもなってませんw
意識的に海外ドラマっぽくしているので小ネタはけっこう注ぎこみました。
海外ドラマってそういうの多いですからね。

続編ができましたらまた読んでやってください。
ありがとうございました。
[良い点]
チェンジリングまで読ませていただきました。
このように美しい幻想のお話が、読めるとは思いませんでした。
妖精やケルト神話といった分野は大好きなので良作を見つけることができてとてもうれしいです。
[一言]
感想は殆ど書かないので、上手く言葉にできずすみません。他の作品も読ませて頂いています。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 03月06日 12時12分
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来歌さん、感想をありがとうございます。


シーリーコートはあまり感想をいただけない作品なので、とても嬉しいです。
本当はもうすこしタニス・リーかクラーク・アシュトン・スミスみたいな作品にしたいのですが、まだまだ私の筆力では足りませんでした。

これからもよろしくお願いします。
[一言]
第4話まで拝読しました。

全部のエピソードが出てから感想を書くつもりでしたが、4話が他の話に対して異質に思えたので。

1話から3話までは誰かしらに何かしらの救いのようなものがありましたが、4話に関しては全てにおいて救いがなかったからです。
当のチェンジリングされた二人はもちろん、ケイトも夫妻も全て『カート』という存在を失ってしまった。
悲しい結末ですね。
シーリーコートの憤りも理解出来る気がします。

引き続き、連載を読ませて頂きますね。
赤砂多菜さん、感想をいつもありがとうございます。

確かに、第四話「チェンジリング」はこれまでの短編とは毛色の違うものであることは間違いありません。
なぜなら、これ以前のシーリーコートの物語は「芸術(技術)と妖精」を表に出していたにもかかわらず、それから離れて書いたものであるからです。
そして、これ以降、外れてしまった線路は元に戻ることもなく、あと四本ほど書いた後にシーリーコートを主役とした物語を書く事を止めてしまいました。

当時の心境は細かく覚えていませんが、興味の対象が戯曲等に移ってしまったためだったと思います。
それからしばらくの間、私は舞台のシナリオばかり書いていました。
もっとも、会話文の技術がほとんど向上しなかったのはちょっと反省しています。
「チェンジリング」も、おそらくはその頃の嗜好がでてしまっているものと思います。

次回のショートストーリー「ゴブリン市場」からは、第2期というか、数年経った後にどこかの小説大賞に送ろうと書いてみたものとなります。

よろしかったら、最後の短編「シーリーコート」までお付き合いください。
[良い点]
翻訳本のような独特の世界観があること
[一言]
第3話の2章目まで読ませていただきました。
うーん……。なんかもう……感想すらうまく出ないというか……(汗)。

こんばんは、陸さん。またまたお邪魔します♪
これ、活報によると、リメイクされているとはいえ昔の作品なんですよね? 『剣の風……』と全然遜色がないんですけど……。
私、感想をつけさせていただくときは、できるだけ細かいところまで読み込んで、作者さんの言いたいことを理解してから訪問することにしているんですね。でもこの作品は無理。洋書のような過密かつ濃厚な雰囲気に圧倒されてしまって、『面白い』としか感想が持てませんでした。

スッキリとした和製ノベルに慣れている身としては、この修飾語過多の文章は、一見読みにくい気がしていました。
でも無心にページを繰ってみると、不思議なことに、世界の様相とかキャラクターの性格とかがいつの間にか飲み下せているんですよ。
エラリー・クイーンは読みにくくて挫折しちゃったんだけどなwww まあつまり、その程度の理解力しかない私でも楽しめる文体でした。尊敬!

シーリーコートの人間性はいいですね♪ 『スキンゴレムズ』の華さんを彷彿とさせるけど、彼のほうが若干幼くて可愛いです(爆)。
短編4~5本、SS3本ということは、まだ当分活躍が読めますね。これもお気に入りの本棚に入れさせていただくので、続き、是非楽しみに待っています。

んー。陸さんは本当にハズレがない作家さんですぅ(嬉)。

  • 投稿者: 小春日和
  • 女性
  • 2013年 09月11日 23時33分
小春日和さん、いつも感想をありがとうございます。

翻訳本のようなという感想を頂いていますが、これは的を射ていると思います。
まず、シーリーコートの初稿は私が高校生の時に書いたもので、特に英語の和訳に没頭していた頃であったことから、どことなく翻訳めいた文法になっていたことと、次に、「IT」が刊行されたことでスティーブン・キングのねちっこい文体を模倣したがっていた時期だったことが挙げられます。
おかげで、こんな文章になったのでしょうね。
特に「グリーン・ミストレス」はその傾向が強いです。
書きあげた順でいえば、三番目なので冒険したんだろうと記憶しているのですが……。
これ以降は、比較的には修飾語が少なくなります。

エラリー・クイーンは好きです。
当時はそれよりも畑違いのマイケル・ムアコックを愛読していたような覚えがありますが。

確かに言及されている通り、シーリーコートは意識的にぼんぼんにしないと、華さんになってしまうおそれがあるので要注意ですね。
あと、一度目のリメイク時のネタ帳を漁っていたら、ちょっと使ってみたいネタを発見したので、最後まで投稿し終えたら、もう一本中編の執筆に取り掛かるかしれません。
よろしかったら、期待せずにお待ちください。

それでは、失礼いたします。
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