エピソード507の感想一覧

この対話能力はローゼマインの強みだなあと思います。婉曲表現が必須で行き違いも結構あるんじゃないのか、貴族社会…
養父様もハンネローレ様もかっこいい。3人で華麗にぶった斬ってくれてすーーっきりしました！

ガブリエーレの件は本人の性格や内部の事情知らない他領視点だと確かにエーレンの対応がとんでもなさ過ぎるよなぁ。
政変前のアーレンはもっと上位の大領地だったろうし、そこから最低辺のエーレンに嫁いだってだけでも大事なのに、夫は領主になれなかったどころか領主一族からも外されて更に田舎の上級貴族に落とされてるわけだから。
大領地のお姫様になんて仕打ちを…としか見えないよね。
ジル様の姉がフレーベルに嫁いでるから事情は伝わりやすいとは言え、フロ様はほんと良くこんなイメージ悪いエーレンに嫁いで来てくれたよね。

今まで上位からの圧力でストレス展開だったので、スパンとぶった切るローゼマインが気持ちいい！
そして、「好きにしろ。後は引き受ける」って言えるジルヴェスター好き。

第一夫人の物言いは、なんかレスティラウトっぽいな。レスティラウト、もしかしてお母さん似？

やっぱり、芽吹きの女神が……。

「養父様、首にまとわりつく真綿はハサミで一気に切ってしまった方がスッキリすると思いませんか？」
ふふふ、と笑いながら養父様を見ると、軽く目を見張った養父様が一度目を閉じた後、「確かにこれ以上我慢させて引きちぎられるよりは後始末は楽そうだ」と諦めたように手を振った。

ロゼマちゃん目の色変わりかけてたんだろうなぁ(´꒳`;)
魔力暴走させるよりは、と思ったんだろうけど、それだけじゃなさそうなジル様。

血も繋がってないのにこの2人、よく似てる部分があると思うのです。貴族にしては甘い所、ポーカーフェイスが下手な所、そして子どもが辛い思いをしてるのが許せない所…
貴族らしい顔の下は、実は単純明快で腹芸の出来ない性格。
たまに我慢が切れると、ひょこっとその内面が顔を出す。

この場では自分の方が大人で保護者だから「後は引き受ける」と尻拭いに回ってるけど、内心ロゼマちゃんの言い分に「そうだそうだ！やっちまえ！」って思ってるはず(笑)

一言どころかもっと伝えたい点。

　続きを読み、香月先生のディッター講座を読んだ身としては、ハンネローネ様の立場が、自分の想像以上に辛く危うい状況下に置かれていると思われます。
　それ故にアウブ・ダンケルフェルガー第一夫人は、娘を守ろう。と交渉の席に就かれたのでしょう。ところがアウブ・エーレンフェストは、煮え切らない態度で拒絶してくるし、もう一人の交渉相手、ローゼマイン様からは、勝利者は自分達だから…。と聞く耳を持とうされない。守りたい娘からは、敗者である自分達の配る利益が、相手には迷惑となっているから。と交渉を打ち切ろうとしている。
　エーレンフェストと価値観が違い過ぎる。と頭を抱えておられそうです。
　

[一言]
ダンケルフェルガーの『常識』からすれば、あの状況でもハンネローレは自ら陣を出るべきではなかった。
てことは、自陣の中で上空から降ってくる流れ弾に怯えながらひたすら耐えろ、と？
ゲッティルトや魔石の鎧は使えるけど、シュツェーリアの盾でもなし、ちょっと厳しくない？
……！
ハンネローレの騎獣って乗り込み型じゃなかった？
今の貴族院では規格外さんを除けば一位の魔力量のはず。
籠ってれば流れ弾の攻撃くらいは耐えられるのでは。

そして引き籠ったふりをして、光の帯で不意を突いたように見せかけて引っ張り出せば勝敗決定。
頑張ってくれた騎士見習い達を騙すようで悪いけど、これが一番後腐れの無い終わらせ方かな？
咄嗟に思い付けってのも難しいけどね。

[良い点]
このエピソード好きです。ハンネローネが本当ににダンケルフェルガーの女なんだって思わせてくれて、ハンネローネが好きになった回です。

[良い点]
「好きにしろ。後は引き受ける」

散々ローゼマインの後始末に苦労させられてるのに、これが言える養父様、カッコよすぎる。

[一言]
この世界は本当に上から下への一方通行が強すぎるんですね
貴族と平民の関係でも強く思いましたが…
「ローゼマイン」が居なかったら、本当にこの代でエーレンフェストはなくなるか、アーレンスバッハに併呑されていたでしょう
王室・大領地からの強引な嫁入りや嫁の召し上げも、ある程度制限をかけてブロックしないと国が滅びそう
ただでさえ魔力の差っていう子供のできにくい要因があるのに夫婦仲まで悪かったらどうしようもなく
第二第三のヴェローニカ、ゲオルギーネ（≒外患内憂）が発生しそう