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[一言]
 感想欄では、はじめまして。夏ホラーお疲れ様でした。
 禁断三部作も拝読しましたが、この短編集にはミラージュさんの怪しい魅力がギュッと詰まっているように感じました。五編とも、それぞれの味わいがありますね。

 >看護の心得
 ある意味「暗い日曜日」より問題作でしょうか(笑
 注意書きが必要かもというレベルですが、細かくキーワードを入れてしまうと、後半の衝撃度が薄れてしまうし、難しいところですね。怖いというより、別の意味で「鳥肌が立つ」作品でした。

 >いつまでもいっしょ
 読みながら一番悩んでしまった作品です。読んでいるうちに「私」は姉妹のどっちだろう、という混乱が生まれてしまうんですよ。
 読者を悩ませるのが作品の意図なら良いのですが、ゾワリとするオチに持って行くためなら、この長さで分かりにくさは必要ありません。むしろ排除したほうが良い。双子である特徴を活かし、上手に読者をミスリードして欲しいと思いました。
 翠ちゃんを語り手にしたら、また違う怖さが引き立ったのかもしれませんね。

 >白い糸くず
 この作品、夜中に読んだのですが、そして私はあまり怖がりではないんですけど!
 これはね、キました(笑)読んでいる最中に、背中がムズムズなんてした時にはもう……。蚊に刺された痕が妙に気になっちゃったりとかしそうです。芽殖孤虫、怖いっす。
 昔に読んだ太宰の短編で「痛さと、くすぐったさと、痒さと、三つのうちで、どれが一ばん苦しいか」みたいな一節がありましたが、それを思い出しました。痒みって耐えられませんよね。

 >記念日、そして男のホラー2008
 女は怖いと思わされる「記念日」も面白かったですが、私は「男のホラー」の『ゼクシィ』にバカウケしてしまいました。たまひよより怖いんですね、なるほど(笑

 長文の感想でごめんなさい。そして色々読み違えとかありましたら、ご容赦ください。
ご評価ありがとうございます。まさかこちらの作品にご感想を寄せて下さる方がいるとは思ってもいなかったので正直驚いてしまいました。
牧屋先生とは春のアノ企画でご一緒させて戴きましたね。先日のチャットでも下らないお話にお付き合いして戴きありがとうございました。

この短編集に入れた作品はほとんどが放っぽり同然で書いたものばかりですので、全く見直しや訂正など細かい事をせずに投稿してしまいました。
その為、読者の方には『ここを直せばもっと良い作品になるのに、あーもう残念!』って言われていまう事を覚悟の上でした。情けない話ですが、これが現段階の私の力です。
これは裏話ですが、実は『白い糸くず』の中でアニサキスの事を『アニキサス』と書いていてしまい、急いで訂正した事実があります。結局最後もギャグと下ネタで逃げてしまいましたし、全くもって情けない限りです。トホホ……。

ホラーはもう懲り懲りです!やはり自分はお下品コメディー作家の道を極めて邁進して行きたいと思っております!
そんな自分でも参加出来る企画がありましたら、また牧屋先生とご一緒出来ると光栄です。

改めて、ご感想ありがとうございました。また別の作品でお会い出来る事を願っております。
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