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[一言]
主人公が女性に会った空白の三時間について作品中で最後まで触れないところが作品への余韻が与えられているような感じがします。
空白の三時間について書かないことで未完成な感じも受けましたが、書かないことによってありふれた日常に訪れる突然の死が色濃く映しだされたように感じました。
  • 投稿者: 風富来人
  • 40歳~49歳 男性
  • 2014年 05月12日 10時10分
感想ありがとうございます。

『LAST DAY』は初めて書いた小説で、僕は、物語には全てを語る責任はない、と思っているので、そんな想いも込めつつ、謎を残したまま終了させました。ヒトから見たらどう感じるのか気になっている部分なので、こうしてその点についての感想をいただけると、とてもありがたいです。……まあ、空白の三時間については、結局、別作品として書いてしまったのですけれど。

ただ、この作品で僕が書きたかったテーマが『劇的でない死』だったので、やはり主人公の死が色濃く映し出されてしまったのは、僕としては失敗とも言えます。貴重な感想です。また、次回書く時の参考にさせていただきますね。

読了、ありがとうございました。
[良い点]
死後の自分と死神のメタ世界での対談を織り交ぜ、主人公の死までの経緯を語っていくという流れ、新鮮とは言えませんが珍しいもので、私はとても好きでした。

このような物語ではなぜ自分が死んでしまったのか、話している相手が何なのかということをメインに描くこと多いように感じますが、この小説はそれを隅において、本当にその過程を、そして後悔のみを最後に取り扱っていました。これはすごく面白いと思います。なんというか、死を差し置いてでも必死に主張しているような感じがして。
主人公的な特別で劇的な死ではないのもよかったです。

そしてそのことを死神に懺悔することを話の核にしている点。話が進むにつれて主人公の死因は、この物語の終わり方は、と気になる中、メタ世界の会話がいい意味で流れをぶった切ってくれていました(笑)

そしてなんといってもであった女性の話を一切出さないこと。素晴らしいです!!
女性に関しての情報は主人公の時計が無くなっていたことと、最後の数文だけ。いやー、想像を掻き立てられます。死ぬ前の、いや、彼の人生で最も重要なイベントをあえて隠すのはとても新鮮でした!!
[気になる点]
個人的には特にありません。

ただ、多くの作品を読みたい。短い時間でわかりやすい作品を読みたいという人には少し不向きかもしれません。
というのもプロローグ、詩的で私はとても好きですが、多少長いようにも感じました。
また、影と共にいた空間が一番代表的ですが、全体的に描写が少なかった気がします。これも私個人としては無駄なものは省きたいので構わないのですが。

また、強いて言うなら先述したようにこの物語のような、死後、死神などとのメタ世界の対談を描いた作品というものは0ではありません。そしてそれを読んだことのある人間ならこれが死んだ人間と死神の話である、ということは何となく察しがつくと思います。ですので最後まで隠さず、読者に、そこが焦点じゃなんですよ、というアピールをしたり、死神と死者の対話だったという後にさらなるどんでん返しがあるといいかなと感じました。どうしてもその部分を隠しているとそこに何かあるのでは? と期待しがちですので。


[一言]
冷さんの作品を初めて読みましたが、不思議な物語を書く人だな、と感じました。

散々批評しましたが、私の読解力は皆無に等しいです。間違った理解をし、偉そうに批評しているので、もし気に障っていたら申し訳ありません。

これからもよろしくお願いします。
ではまた。
  • 投稿者: みや
  • 2013年 11月11日 17時01分

読了、ありがとうございます。
どうでもいいことを言いますが、感想書くの上手いですね。


はいっ。それでは仕切りなおして。
否劇的な死について。やはりここが一番の悩みどころでした。そして、結果的には満足はできなかったです。本当に、この話を書いてる間だけじゃ、全然欲しい答えにたどり着けなくて。とりあえず今回は、ありふれた死を一時的な回答として出しましたが、この先も書いてく上で模索し続けていきたい課題になりました。みやさんと知り合ったきっかけでもありますし、超納得してもらえるようなものを書きたいですね。

作品自体の分かりずらさに関してはもう、すみません、と言うしかないです。自分自身も「僕以外でこの意味分かる人いんのかな?」なんて考えてしまう部分もあるので、これから考えをまとめる技術を磨いていきます。

そして、やっぱり気付かれてしまいましたか。
そうです、情景描写が無いんです。確かに、書かないことで出る魅力を探したいという思いもありましたが。食わず嫌いというか苦手意識があって、なんとなく避けていた部分もありました。
しかし!食べなかったから知らなかったというだけで、味を見てみればみれば実はおいしかったということがある訳で。次の作品からは精力的に取り入れてみようと思ってます。

世界観は確かにもう少し頑張れましたね。自分の中で『行間』は全て500文字ちょうどで書く、という縛りを設けて書いていたので、挑戦と引き換えに物語を犠牲にしてしまったかもしれません。


正直な感想に感謝です。人が読んでどう感じたのかを知ることで、改めて色々考えさせられました。これからも、感じたこと、教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
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